製品を導入することになった背景

SB C&S株式会社のCP事業推進本部は、BtoBのコマースサイト「IT-Exchange」を通じて、多数のメーカーの製品を販売パートナーに提供しています。彼らはメーカーとの総代理店としての役割を果たしており、新製品情報などを伝えるセミナーやキャンペーンを頻繁に実施していました。しかし、各セミナーは特定のメーカーとのタイアップで開催されるため、セクションごとに異なる方法で運営されていました。このような状況は非効率であり、外部の業者に運営を任せていたため、ノウハウの蓄積やコストの問題も生じていました。

導入前に企業が抱えていた課題

SB C&S株式会社は、セミナーの告知サイトを毎回社内で作成しており、通常2週間ほどの時間がかかっていました。また、セミナーの申し込み受け付けは手動で行われており、非常に手間がかかっていました。セミナーの業務量が多すぎたため、集客フォローまで手が回らず、セミナーの開催回数が減少するなどの問題が生じていました。

導入前の課題に対する解決策

2008年12月、SB C&S株式会社は「マーケティングプラットフォーム」を知り、その効果を評価しました。シャノン株式会社の提案により、このプラットフォームはセミナー運営の効率化だけでなく、マーケティング統合ツールとしても活用できると判断されました。2009年5月に正式に導入され、セミナーの運営管理や顧客満足度調査などにも利用されるようになりました。

製品の導入により改善した業務

「マーケティングプラットフォーム」の導入により、セミナーの告知サイト作成が劇的に効率化されました。以前は2週間かかっていた作業が、このプラットフォームのWebページ自動作成機能により、わずか10分で完了するようになりました。さらに、セミナー参加履歴やメールマガジンのリンク履歴を蓄積することで、IDごとの興味分野などの属性が把握できるようになりました。これにより、営業担当者の業務効率が向上し、年間数百万円のコスト削減が実現されました。