この導入事例のポイント
- セクションごとにそれぞれの方法でセミナーが運営、ゼロベースで作業し非効率だった
- マーケティングプラットフォーム』を導入し、マーケティング統合ツールとしても活用
- セミナー告知からアフターフォローまで効率化し、外部委託のカットによりコストも削減
- データベースを活用しての“プッシュ型”のマーケティング及び営業へのシフトが可能に
この導入事例のポイント
- 顧客データを付加価値の高い情報として届け、セールスが有効活用できるようにしたい
- 「シャノンマーケティングプラットフォーム」と「Salesforce」を連携させた
- 全事業所のセールスがマーケティングデータを活用できる環境を整えることに成功した
製品を導入することになった背景
2010年から、NTTテクノクロス株式会社は「シャノンマーケティングプラットフォーム」を利用し始めました。その背景には、セールスが「Salesforce」を活用している中で、顧客データを付加価値の高いリード情報として提供し、セールスの貢献を目指すという社内の課題がありました。この取り組みは、セールスが有効に活用できる情報を提供することを目的として始まりました。導入前に企業が抱えていた課題
導入前、NTTテクノクロス株式会社は、顧客からの問い合わせやセミナー参加者の情報管理に課題を感じていました。具体的には、問い合わせがあった際の後続の経過が追えず、商談化や受注の状況が不明確でした。このような情報の断片化は、セールスの効率的な活動を妨げる要因となっていました。導入前の課題に対する解決策
課題の解決のため、NTTテクノクロス株式会社は「シャノンマーケティングプラットフォーム」の活用範囲を拡大し、すべてのインバウンドチャネルを統合しました。この統合により、リードの情報管理やスコアリング、ターゲティングメールの配信などのリードナーチャリングが可能となりました。さらに、「Salesforce」とのデータ統合を進めることで、セールスがインバウンドから商談までの情報を一元管理する環境を整えました。製品の導入により改善した業務
「シャノンマーケティングプラットフォーム」の導入により、セールスは顧客のWebアクセス履歴やセミナー参加履歴、製品の問い合わせ情報などをリアルタイムで把握することができるようになりました。これにより、セールスは顧客の行動や購買意欲をもとに、効果的な営業対策を練ることができるようになりました。また、データの連携を強化することで、セールスが提供する情報の質が向上し、現場からの手ごたえを感じるようになりました。この導入事例のポイント
- 大規模なセミナー・イベント等で、顧客登録システムのクラウド化を図りたい
- 「シャノンマーケティングプラットフォーム」を導入し、社内システムをクラウド化
- 顧客の来場やセッション参加をメールで通知することで、担当者の対応力が向上した
- システム導入期間およびマンパワーがおおよそ半減し、コストを20%削減できた
- 数日を要していた来場者データの社内システムへの移管が、たった半日で可能になった
製品を導入することになった背景
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社は、日本を代表するICTプロバイダとして、毎年1回のプライベートイベント『NTTコミュニケーションズフォーラム』を開催しています。2010年度のテーマとして「クラウド」を取り上げ、イベント来場者登録システムのクラウド化を目指しました。この背景には、クラウドの進展と、自社のクラウド事業の根幹を考慮し、システムもクラウドを活用してコストと手間の削減を図るという方針がありました。導入前に企業が抱えていた課題
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社のイベントは、VIP顧客や一般客を含めて約4000人が来場する大規模なものでした。営業担当者はVIPの来場時に迅速に対応したいと考えていましたが、2009年度までは営業担当者が受付で招待客の来場を待つ必要がありました。そのため、顧客を探すために広い会場内を走り回ることも少なくありませんでした。導入前の課題に対する解決策
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社は、シャノンの『シャノンマーケティングプラットフォーム』の存在を知り、その導入を検討しました。この製品は、NTTショールームの受付システムや大規模なイベントの申込来場受付に利用されている実績を持っていました。また、同社のセキュアなクラウドサービス『BizCITY』のアプリケーションであることも導入の決め手となりました。この製品を導入することで、顧客の来場時や各プログラム参加時にバーコードを読み込むことで、営業担当者のモバイル端末にリアルタイムで情報が届くようになりました。製品の導入により改善した業務
『シャノンマーケティングプラットフォーム』の導入により、営業担当者は顧客の来場情報をリアルタイムで受け取ることができ、迅速な対応が可能となりました。これにより、営業担当者に余裕が生まれ、よりきめ細かい対応ができるようになった結果、顧客満足度が向上しました。また、従来は数日かかっていた来場履歴データの社内システムへの移管が、ネットワーク上でのやり取りにより半日で可能となりました。これにより、イベントの翌営業日に顧客フォローが可能となり、システムのコストも20%削減することができました。この導入事例のポイント
- 膨大な手作業による運営管理業務が負荷となり、セミナー開催は月1回が限界だった
- セキュリティレベルをクリアした『シャノンマーケティングプラットフォーム』を採用
- セミナー運営管理、データ管理、メール発信における業務の負荷が大幅に軽減された
- 会員組織化が実現し、見込み客の興味に合わせた効率的な営業が可能になった
製品を導入することになった背景
野村総合研究所様(以下、NRI様)は、セミナーやWeb広告を通じて集めた見込み客情報をExcelで管理していました。この情報は千手事業部全員で共有され、営業担当者が各自の進捗状況を書き込んでいました。しかし、一元的な情報の管理が難しく、継続的なフォローが難しい状況でした。また、セミナーの開催やメールマガジンの配信など、多くの業務が手作業で行われており、効率化の必要性が高まっていました。導入前に企業が抱えていた課題
NRI様は、セミナーやWeb広告を通じて得られた見込み客情報をExcelで管理していましたが、この方法では情報の一元管理が難しく、継続的なフォローができていませんでした。また、メールマガジンの配信リストのメンテナンスや、セミナーの開催など、多くの業務が手作業で行われており、効率的な業務運営が求められていました。導入前の課題に対する解決策
アイティメディア株式会社のセミナー運営で使用されていた『シャノンマーケティングプラットフォーム』に興味を持ちました。このプラットフォームは、大手企業でも使用されていることから、信頼性が高いと判断されました。シャノン本社でのデモや説明を受けた結果、NRI様はこのプラットフォームを導入することを決定しました。さらに、NRI様の厳格なセキュリティ基準もクリアし、製品の改良にも取り組んでいることから、シャノンの対応力も高く評価されました。製品の導入により改善した業務
『シャノンマーケティングプラットフォーム』の導入により、NRI様は見込み客情報の一元管理を実現し、セミナーやメール配信を効率的に実施する環境を整えました。また、会員組織『Senju Club』をスタートさせ、会員に対して資料のダウンロードや価格表の提示などのサービスを提供することができるようになりました。この結果、セミナーの開催回数を3倍に増やすことができ、月間のメルマガ配信数も約1.5倍に増加しました。導入後1年で、有効なアプローチを検証できる受注が出始め、営業の効率化と成果の向上が実現されました。この導入事例のポイント
- 校友会イベントの集客および参加申込受付管理が手作業で、事務局に手間がかかっていた
- 「シャノンマーケティングプラットフォーム」を導入し、会員の管理業務をクラウド化
- イベント告知メールの送信から受付、アフターフォローまでを効率化することができた
- データベースの属性分析による、より的確な募集手段や運営企画の構築を実現できた
製品を導入することになった背景
立命館大学校友会は、約31万人の会員を持つ大規模な校友会組織であり、年間の大会や校友会報の発行などの活動を行っています。しかし、校友会は年配者が多く、若い世代には取っつきにくいイメージがありました。このため、若い世代が中心となり、気軽に参加できる組織づくりを目指し、「リコネクト」という事業を立ち上げました。この事業は、20代の卒業生が中心となって、東京、名古屋、大阪の3地域で年間3~4回のイベントを開催するもので、同世代の結束を強化することを目的としています。導入前に企業が抱えていた課題
学校の校友会や卒業生の組織は、学校にとって非常に重要な存在です。しかし、卒業後の転居などで個人情報が変わっても、その情報を更新する人は少なく、会員情報の劣化が進んでいました。また、携帯電話の普及により、ほとんどの人がメールアドレスを持っている現代において、メールを中心にした運営管理が求められていました。しかし、校友会イベントの集客や参加申込の受付は、事務局の担当者が手作業で行っており、非常に手間がかかっていました。導入前の課題に対する解決策
Webサイトの構築・運用を行っている業者を通じて「シャノンマーケティングプラットフォーム」を知りました。このプラットフォームは、ホームページでの情報収集や、実際のデモを見ることで、自分たちの課題を解決できると感じました。特に、クラウドサービスとして提供されている点や、大手企業の導入実績があることから、セキュリティ面での懸念も解消され、導入を決定しました。製品の導入により改善した業務
「シャノンマーケティングプラットフォーム」の導入により、イベントの参加者募集や申込受付業務の手間が従来の3分の1に激減しました。また、各会場でのイベントに1回のメール送信だけで定員オーバーの申し込みが得られるようになりました。さらに、一人ひとりの行動履歴や個人情報を簡単に管理できるようになったことで、効果的なフォローメールの送信や、会員のニーズに合わせた校友会運営が可能となりました。これにより、校友会の活性化や、新たな試みへのチャレンジが容易になりました。この導入事例のポイント
- セミナーの申込管理業務をFAXや手作業で登録・管理しており、負荷がかかっていた
- APIの公開が選定の決め手となり「シャノンマーケティングプラットフォーム」を導入
- 約80種類・年間約300回開催するセミナー申込管理業務を大幅に効率化できた
- 10リージョンで別々に運営していたキャンペーン申込管理を統合し一元化できた
- 日本語・英語・韓国語をはじめとした6言語による申込管理システムを実現できた
製品を導入することになった背景
2010年4月、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの経営統合に伴い、新しい企業が誕生しました。経営統合前から、両社は顧客向けに自社半導体製品を使用した設計やアプリケーション開発の支援セミナーを開催していました。しかし、各セミナーの参加申し込みは手動での登録や管理が主流であり、経営統合によってセミナー運営部門も一体化されることとなりました。この背景から、セミナーの申込管理業務の効率化の必要性が浮上しました。導入前に企業が抱えていた課題
ルネサス エレクトロニクスは、経営統合前から顧客向けのセミナーを開催していましたが、参加申し込みの管理は非常に手間がかかっていました。各セミナーの申込画面はIT部門に都度作成してもらい、FAXでの受付や手入力での登録・管理が行われていました。経営統合により、セミナーの種類や回数が増加し、申込ページの作成や管理の手間が増大することが予想されました。導入前の課題に対する解決策
情報システム統括部インフラ企画部の部長は、セミナーの申込管理業務の効率化を目指し、関連会社と共にソリューションを検討しました。独自開発よりもクラウドサービスの利用が適していると判断し、シャノンマーケティングプラットフォームを選定しました。この製品はイベントの運営管理に特化しており、要件に最も合致していました。また、APIの公開により、顧客認証との連携が容易になりました。製品の導入により改善した業務
シャノンマーケティングプラットフォームの導入により、セミナー申込受付ページの作成工数や時間はほぼ半減しました。従来の手作業でのバグ検出や修正の必要がなくなり、業務の効率化が実現されました。さらに、お客様のサービスも向上し、セミナー申込のテンプレートが統一され、使いやすくなりました。この結果、Webマーケティング部の部長は、システムの柔軟性が向上し、今後のマーケティングや営業活動の強化が期待されると述べました。この導入事例のポイント
- 名刺を集めても、高い見込み客以外にはアプローチせず、多くの名刺が放置されていた
- 営業担当者の対応力が決め手となり、「マーケティングプラットフォーム」を導入
- これまで放置されていた展示会での獲得名刺をデータ化して一元管理できるようになった
- アプローチに対する反応の履歴により見込み度の高いリードを抽出し、効率化を目指す
製品を導入することになった背景
太陽誘電株式会社は、スマートフォンやパソコンなどの通信・情報機器や、テレビなどのAV機器をはじめとするIT・エレクトロニクス分野のさまざまな機器に搭載される電子部品の開発・製造・販売を手がけています。従来の主力市場である民生用製品市場は景気の変動を直接受けるため、安定的な事業運営が難しい状況にありました。このため、太陽誘電株式会社は安定した経営環境を目指し、自動車や産業機器、ヘルスケア、環境エネルギーなどの新市場への進出を経営課題として掲げました。導入前に企業が抱えていた課題
太陽誘電株式会社は、従来のお客様である量産品の民生用機器メーカーとの関係を構築していましたが、大型の産業機器向けの市場では、営業担当者が直接訪問しても商談に持ち込むことが難しいという課題がありました。このため、効率的な市場参入の方法として、展示会出展や広告を通じて見込み客を獲得し、アプローチする方針を採用しました。しかし、名刺を収集しても、確度が高い見込み客以外にはアプローチせず、多くの名刺が放置される状況が続いていました。導入前の課題に対する解決策
太陽誘電株式会社は、名刺の中にも見込み客が存在すると考え、メールマガジン配信などのアプローチを行うことを決定しました。このため、効率的に作業を行うマーケティングシステムの導入を検討し始めました。シャノン株式会社を含む複数のベンダーを比較検討した結果、シャノン株式会社のマーケティングプラットフォームを選定しました。選定の理由としては、シャノン株式会社の営業担当者の対応力や、マーケティングプラットフォームの機能の充実度、価格の調整などが挙げられます。製品の導入により改善した業務
太陽誘電株式会社は、シャノン株式会社のマーケティングプラットフォームを導入後、展示会に参加し、技術系の情報サイトにバナー広告を出稿するなどして、リードの情報をデータベース化し始めました。また、メールマガジンの配信も開始しました。このマーケティングプラットフォームにより、行動履歴をもとに見込み度が高いリードを簡単に抽出することができるようになりました。今後は、獲得したリードを商談化し、受注に繋げる成果を上げることを目指しています。この導入事例のポイント
- 全国均一のサービスを提供していくため、運営を一元管理するシステム基盤を整備したい
- シャノンマーケティングプラットフォームを導入し、セミナー集客・運営などに活用
- 会員事業Webサイトから会員管理基盤までを、一気通貫で構築することができた
- セミナー申込受付業務等が効率化され、個人情報管理のリスクヘッジを図ることもできた