製品を導入することになった背景

包装用品の総合商社として著名な株式会社シモジマは、紙袋や化成品類の加工指示書・手配書の受け渡しを電子化するためにX-pointを導入しました。この決断は、注文データの精度向上、納期の短縮、そして内部統制の強化を目的としていました。特に、再注文の際に「以前に作ったものと同じものを」という要求に迅速に対応するため、過去のデータ検索と内容のコピーが容易になる電子化が必要とされました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社シモジマは、紙の伝票を使用しており、再注文の際には手作業で前回の注文内容を探し、新たに発注書を起案する必要がありました。これは時間がかかるだけでなく、ミスが発生しやすいシステムでした。また、地方の営業所からの注文においては、郵送による伝票の受け渡しに数日から1週間もの時間がかかり、納期の大幅な遅延が問題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、株式会社シモジマはX-pointの導入を決定しました。X-pointは、「使い勝手の良さ」、「関連書類の対応」、「柔軟なルート設定」、「文書の検索性」という4つの要件を満たしていました。特に、過去の注文の検索と内容のコピー、変更箇所の修正が容易になり、伝票の処理時間を大幅に短縮できる点が評価されました。

製品の導入により改善した業務

X-pointの導入により、株式会社シモジマは伝票の管理・処理にかかる手間とコストの削減、納期の短縮を実現しました。再注文の際の迅速な対応はもちろん、新規注文においても地方営業所からのオーダーの納期が大幅に短縮されました。また、内部統制の強化にも寄与し、伝票の紛失リスクの排除やイレギュラーな処理の解消が図られました。