製品を導入することになった背景

ティーシートレーディング株式会社は、2000年9月に太平洋セメント系列で建設資材を扱う卸売会社である秩父商工とダイナミック商事が合併して発足しました。2007年に「HRMOS経費」(旧eKeihi)を導入しました。導入の背景としては、会計システムの変更が挙げられます。当時使用していた経費精算システムでは仕訳連携ができないことがわかり、新しい経費精算システムの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、ティーシートレーディング株式会社はいくつかの課題を抱えていました。伝票の承認後に取り消しができず、その結果、削除や再作成が非常に面倒であること、データの外部出力機能がなく、会計システムへの取り込みに手間がかかること、そして伝票の承認状況がシステム上で確認しにくいことなどが主な課題でした。

導入前の課題に対する解決策

新しい会計システムと「HRMOS経費」が連携できること、そして「HRMOS経費」の入力画面が変更可能で、既存のシステムに近い操作を実現できることが、導入の決め手となりました。これにより、申請者が違和感なく「HRMOS経費」を利用できるようになりました。

製品の導入により改善した業務

「HRMOS経費」の導入により、多くの業務が改善されました。承認の取り消し作業が迅速にできるようになり、伝票の承認状況も一目で確認できるようになりました。また、データの外部出力が可能となり、手入力によるミスが減少しました。さらに、交通費精算でも「HRMOS経費」を使用することで、金額の間違いがなくなり、ICカードリーダーを使用して交通系ICカードからのデータ取り込みも実現しました。