製品を導入することになった背景

株式会社星野リゾートは、全国33カ所のリゾート施設・旅館を運営し、情報共有の基盤として「サイボウズ Office」を利用していました。しかし、事業の拡大と従業員数の増加に伴い、より大規模な組織に適したグループウェアの必要性が高まりました。この背景から、2014年に「サイボウズGaroon」と「kintone」を新たに導入し、2500人の社員がこれらのツールを利用して情報共有と業務アプリの作成・利用を行う体制を整えました。

導入前に企業が抱えていた課題

星野リゾートは、観光産業の生産性向上として、特に日本旅館の生産性を上げることを目指していました。生産性を上げることで収益を向上させ、現場スタッフの労働条件改善や顧客満足度の向上を図り、施設のメンテナンスや投資に資金を振り向ける計画でした。また、ビジネスの変化のスピードに対応するため、ITシステムも変化に柔軟に対応できる仕組みが求められていました。

導入前の課題に対する解決策

星野リゾートは、クラウドサービスの利用を前提に新しいグループウェアを選定しました。以前利用していた「サイボウズ Office」から「サイボウズGaroon」と「kintone」への移行を決定し、これによりワークフローのサポートや自社での業務アプリ作成が可能となりました。これにより、社内の情報共有と業務効率化を図ることができるようになりました。

製品の導入により改善した業務

「サイボウズGaroon」の導入により、社員は情報を効率的に共有し、出張先でも即時に意思決定ができるようになりました。また、「kintone」を利用することで、社内で必要な業務アプリをスタッフ自身が作成できるようになり、IT部門への依存を減らしながら生産性を向上させることが可能となりました。これにより、社員のワークスタイルが変化し、顧客満足度と生産性の向上が実現しています。