製品を導入することになった背景

株式会社講談社は1909年に創業し、国内でも古い歴史を持つ総合出版社として、書籍や雑誌の出版を中心に、ウェブやライツといった二次利用商品の業務を拡大してきました。特に、広告事業や版権ビジネスを扱う部門では、多岐にわたる取引内容や情報管理に苦労していました。その中で、情報の正確な管理や効率的な情報の伝達が求められ、Sansanというツールの存在を知り、その導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社講談社は、58の媒体を持ち、広告主や広告会社との取引が多岐にわたっています。これらの取引内容は単純な広告掲載だけでなく、共同での事業展開など複雑なものも多く、お客様の情報管理や情報の伝達には長年の課題がありました。また、名簿管理のシステム移行時に名簿機能だけが移行できないという問題も生じていました。

導入前の課題に対する解決策

情報の一元管理や効率的な情報伝達のために、Sansanの導入が検討されました。Sansanは情報を人に紐づけることができ、社内の異なる部署間でもお客様とのやり取りの内容を共有することが可能です。また、名簿機能の補完としてもSansanが適していると判断されました。Sansanの導入により、お客様との接点情報の整理や、社内の情報共有がスムーズに行えるようになりました。

製品の導入により改善した業務

Sansanの導入により、お客様との接点情報が一目でわかるようになり、営業面での課題解決や人事異動時の引き継ぎ作業が効率的に行えるようになりました。また、名刺情報が常に最新であるため、送付物の宛先や役職の間違いがなく、お客様への失礼がなくなりました。さらに、発表会や説明会での名刺交換情報をSansanで管理することで、来場者への迅速なフォローアップが可能となりました。これにより、お客様との関係性の維持や新たな取引先の開拓など、業務の効率化と質の向上が実現されました。