製品を導入することになった背景

コムシスホールディングス株式会社(以下、CHD)様は、日本コムシス株式会社を中心としたCHDグループの持ち株会社として、電気通信事業者の工事を主に行う建設会社を統括しています。関連する17社がそれぞれ独自の会計システムを導入していたことから、運用コストと管理の負担が増大していました。この背景から、CHDは新しいシステムの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

CHDの関連会社それぞれが独自の会計システムを導入していたため、運用コストと管理の負担が増大していました。また、経営層からは「より早い経営判断」を求められており、高精度で迅速な情報提供が必要とされていました。さらに、事業独自のノウハウに関するシステムは自社で作成し、それ以外の部分はパッケージに業務を合わせることで、業務の標準化を目指していました。

導入前の課題に対する解決策

CHDは、フロントエンドにintra-martを、会計処理を行うバックエンドにERPパッケージのEXPLANNER/Aiを採用することで、子会社の会計システムを共通化する方針を決定しました。NECグループが選ばれた理由は、intra-martの構築に実績があるNECネクサソリューションズと、他社ソフトとも柔軟に連携できるNECの会計パッケージEXPLANNER/Aiの実績にありました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、業務の標準化と効率化、精度向上が実現され、結果としてコストダウンが達成されました。具体的には、子会社共通で活用できる会計システムに統合することで、運用コストと管理の負担が削減されました。また、業務を見直し標準化することで、データ収集が迅速化し、連結を含めた決算業務の効率が向上しました。さらに、フロントシステムとパッケージソフトの活用により、有効なIT投資が実現され、経営基盤が強化されました。