製品を導入することになった背景

ダイハツ工業株式会社は、1930年に自社製の小型ガソリンエンジンを搭載したオート三輪「ダイハツ号」の製造で自動車業界に参入し、軽自動車を中心としたビジネスの展開で日本のモータリゼーションを支えてきました。2016年8月にトヨタ自動車の完全子会社となり、長年の事業を通じて「低燃費」「低価格」「省資源」の技術をさらに成熟させ、新たな価値提供を目指しています。

導入前に企業が抱えていた課題

国内市場では個人顧客の需要が縮小している一方、法人需要は比較的堅調に推移しています。ダイハツ工業は、この市場動向を踏まえ、法人を対象とした事業の強化を考えていました。しかし、これまでの個人顧客中心のビジネス展開のため、法人営業のノウハウが不足していました。

導入前の課題に対する解決策

ダイハツ工業は、福祉・介護業界をターゲットに、社内およびディーラー間での営業情報の共有化を目指しました。そのための新しい営業仕組みの構築が必要であり、Salesforceを選定しました。Salesforceの機能を活用して、営業情報のリアルタイム共有や、営業報告のペーパーレス化などの取り組みを進めました。

製品の導入により改善した業務

Salesforceの導入により、ダイハツ工業は営業活動の新しい仕組みを迅速に整えることができました。Chatterを活用して、営業担当者が顧客情報をリアルタイムで共有し、上司からのアドバイスを即座に受け取ることができるようになりました。また、営業報告のペーパーレス化により、営業活動に費やす時間を最大化することができました。さらに、見込み顧客管理やお客様紹介制度などの業務もSalesforceを活用して効率化し、業務連携を円滑に進めることができるようになりました。