製品を導入することになった背景

トヨタカローラ徳島は、地域の新車販売数が減少する中で、昨年比2倍の増益を達成するなど、自動車業界の厳しい状況を乗り越えています。その背景には「モノからコト」への転換がありました。モノは商品のクルマを指し、コトはお客様のライフスタイル全般を指します。トヨタカローラ徳島の北島社長は、クルマだけの提案ではなく、クルマが暮らしにもたらす価値を提案することが必要だと考えました。

導入前に企業が抱えていた課題

徳島では15年前には3万台の新車が売れていたものの、直近では1万7,500台まで減少していました。このような市場の縮小の中で、トヨタカローラ徳島はお客様一人ひとりに合わせた提案を行う必要がありました。そのためには、お客様の情報を詳しく知ることと、営業マンのアプローチを「見える化」することが求められていました。

導入前の課題に対する解決策

トヨタカローラ徳島が考えた解決策として、Salesforceの導入が選ばれました。Salesforceを使用することで、お客様を訪問した後の結果をスマートフォンから入力し、それが店長にダイレクトに伝わるシステムを構築。これにより、店長はタイムリーなアドバイスができるようになりました。また、情報は各店舗の大型ディスプレイで共有され、1時間ごとに更新されるようになりました。

製品の導入により改善した業務

Salesforceの導入により、トヨタカローラ徳島は仕事の見える化、情報共有、営業活動の報告などがスムーズに行えるようになりました。さらに、Chatterの導入により、担当者が不在時でも、リアルタイムのコミュニケーションを取りながら、代理のスタッフがお客様対応を行うことが可能になりました。これにより、コミュニケーションのスピードと質が向上し、お客様への提案力も大幅にアップしました。