製品を導入することになった背景

L.S.P株式会社は、VRとGoogleストリートビューを活用して、不動産物件や店舗の紹介画像を撮影制作する事業を展開しています。この事業は求人誌発行を行う会社の新規事業として2年前に立ち上げられ、現在2名で営業から動画の編集・作成までを手掛けています。入社した従業員は、2016年10月の事業立ち上げのタイミングで入社し、画像制作業務と会社全体の会計・給与業務を兼務していました。入社当初、勤怠の集計作業はエクセルを使用しており、非常に手間がかかっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

L.S.P株式会社では、入社直後の従業員がエクセルで行っていた勤怠の集計作業が非常に大変であり、60名分の給与計算に3日かかることもあったとのことです。また、会計ソフトは入社時に「弥生会計 スタンダード」を導入していましたが、給与業務に関しては年末調整を社長が手書きで行うなど、時間がかかる上にミスをするリスクも存在していました。

導入前の課題に対する解決策

給与計算の課題を解決するため、従業員は給与ソフトの導入を提案しました。複数の給与計算ソフトを検討した結果、既に会社で使用していた「弥生会計」の実績を考慮し、2017年4月に「弥生給与」を導入することとなりました。この製品は、給与計算だけでなく、給与業務全体を効率化することができるという点で選ばれました。

製品の導入により改善した業務

「弥生給与」の導入により、月々の給与計算にかかる時間が大幅に削減されました。具体的には、給与明細をボタン1つで出力できるようになり、内容のチェックを含めて1日で給与計算が完了するようになったとのことです。また、法令変更時の通知機能やオンラインアップデートによる法令対応プログラムの提供など、安心して給与業務を行うことができる環境が整いました。さらに、年末調整の作業と経費も大幅に削減され、必要な時に源泉徴収票を印刷できるようになったため、会計事務所とのやり取りが不要となり、年末調整業務もスムーズに進められるようになりました。