製品を導入することになった背景

日本ディクス株式会社は、IT人材の減少という課題に直面し、新たな事業展開の必要性を感じていました。2019年、取締役執行役員は、業務効率化のためのロボット活用の可能性に注目し、RPAへの関心を深めました。特に、人材派遣事業の登録者数の減少を背景に、RPAを新たな事業として位置づけ、その導入を決断しました。この決断は、業務プロセスの効率化と、新たなビジネスチャンスの創出を目的としていました。

導入前に企業が抱えていた課題

日本ディクス株式会社は、IT人材派遣の登録者数が減少しており、業務効率化を図る必要がありました。特に、役員会議用の収支報告書の作成や社員の安否確認など、人手に依存する業務が多く、これらのタスクには膨大な時間とリソースが必要でした。また、人手による作業では、入力ミスや確認・修正の手間が発生し、業務の効率が損なわれていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、日本ディクス株式会社はRPAの導入を検討しました。複数のRPAソリューションを評価した結果、サポートの手厚さやナレッジの蓄積が可能である点、そしてコスト効率の良さから、BizRobo!を選択しました。2020年3月にはBizRobo!とのパートナー契約を結び、自社の業務効率化を図ると同時に、新たなビジネスモデルの構築を目指しました。

製品の導入により改善した業務

BizRobo!の導入により、日本ディクス株式会社は業務効率化を大幅に実現しました。特に、作業時間は平均約80%削減され、入力ミスや確認・修正の手間がなくなりました。これにより、社員の作業負担が軽減され、より高付加価値な業務に注力できるようになりました。また、社内での成功事例を基に、エンドユーザーへのビジネス提案も積極的に行い、事業の拡大を図っています。