製品を導入することになった背景

株式会社アイ・オー・データ機器は、設立から約40年間、時代のニーズに応じたハードウェアの周辺機器の開発・製造を続けてきました。テレビ、パソコン、スマートフォンなど、多様化するハードウェアに対応する周辺機器を提供してきた同社は、2013年12月に総合セキュリティソフトをESET Endpoint Protection Advancedに切り替え、1,000ライセンスを導入しました。ESETの高い機能性やキヤノンITソリューションズのサポート体制が評価され、導入が決定されました。

導入前に企業が抱えていた課題

以前に導入していたセキュリティソフトは約15年使用されていましたが、ウイルスの増加に伴い、更新されるパターンファイルのサイズが増大し、ウイルスチェック時の動作が重くなっていました。特にネットブックではメモリ消費が激しく、ウイルスチェックが困難でした。さらに、スマートフォンの周辺機器の製造が始まり、多様なOSへの対応が必要となりました。しかし、従来のセキュリティソフトはAndroidに弱く、新しいセキュリティ製品の導入が必要となりました。

導入前の課題に対する解決策

製品の選定に際して、複数の条件が設定されました。動作の軽快さ、スマートフォンのOSへの対応、高い検出率、管理者への通知機能、そしてコストの抑制などが求められました。これらの条件を満たす中で、ESETが選ばれました。ESETは動作が軽快で、新種や亜種のウイルスにも対応可能であり、キヤノンITSのサポートも高く評価されました。

製品の導入により改善した業務

ESETの導入により、スキャン時のパソコンの動作が軽快となり、スキャンを行っている最中でもその存在を感じさせないレベルに改善されました。従来は、社内からのクレームがあったが、ESETの導入後はそのようなクレームがなくなりました。また、全社的にパソコンのOSをWindows XPからWindows 7に変更した際も、ESETは問題なく稼働し続けました。これにより、情報システム部門の手間が大幅に削減されました。