CenterShield、WordPressサイトを約50項目で検査する脆弱性診断機能を無料で追加

CenterShield、WordPressサイトを約50項目で検査する脆弱性診断機能を無料で追加

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WordPress保守サービス「WPセンター」を運営する株式会社6(本社・東京都渋谷区、代表取締役・井上雅尭)は2026年10月28日、WordPress.org公式プラグインディレクトリで無料公開しているセキュリティプラグイン「CenterShield(センターシールド)」に、脆弱性診断機能を追加したと発表しました。サイトを外部から見たときの状態、WordPress本体・プラグイン・テーマ・PHPの既知の脆弱性、設定の不備を約50項目にわたって自動で検査し、報告書にまとめる機能です。追加費用はかからず、管理画面から何度でも実行できます。

CenterShieldは、これまでもログイン保護、2要素認証、WordPress設定の強化、ファイル・サーバー保護、マルウェアスキャンを1本で提供してきました。今回の追加で、防御の設定と診断を同じ管理画面で扱えるようになります。管理画面とメッセージはすべて日本語で、設定項目ごとに「何のための対策か」「有効にすると何が変わるか」が記載されています。

管理画面から約50項目を通常1〜2分で診断

管理画面の「脆弱性診断」から「今すぐ診断する」を押すと検査が始まり、通常1〜2分で完了します。結果は深刻度ごとの件数、分野別の結果、指摘一覧として表示されます。診断はサイト自身のサーバーから自サイトにアクセスして行う自動検査で、サイトのデータを書き換えたり、入力欄に攻撃用の値を送ったりはしないとしています。

深刻度は、CVSS v3.1の点数をもとに、JVNと同じ区分(緊急・重要・警告・注意)に「情報」を加えた5段階で示します。指摘ごとにCVSSスコアと対応の優先度が表示され、結果は報告書番号付きで保存されて、ブラウザから表示・印刷(PDF保存)できます。

公開ファイルから更新状況まで9分野を検査

検査は9分野で、ファイルと情報の公開状態、ログインとアカウント、XML-RPCとREST API、HTTPSと証明書、HTTPヘッダーとCookieなどを調べます。WordPress本体・プラグイン・テーマ・JavaScriptライブラリ・PHPの既知の脆弱性やサポート切れ、改ざん・不正ファイル、SPF・DMARC・DKIMによるメール送信ドメイン認証、サーバー・WordPressの設定も対象です。既知の脆弱性の情報は、Wordfence Intelligence(Defiant, Inc.)とCVE(MITRE Corporation)に由来します。

有効化した直後はすべての設定がオフで、利用者が自分で有効にするまで.htaccessへの書き込みもスキャンの予約も行いません。サイトのコンテンツ、投稿データ、ユーザーデータ、サイトURLは外部に送信せず、脆弱性データとマルウェア定義をダウンロードしてサイト内で照合するとしています。価格は無料で、WordPress 5.8以降、PHP 7.4以降に対応し、ライセンスはGPLです。

検査の範囲と専門の診断会社への相談の案内

同社は、専門業者に脆弱性診断を依頼すると数十万円規模になることもあり、継続的に実施しづらいとしています。保守の現場でも「各設定が何をしているのか分からない」「脆弱性のチェックは有料プランでしか使えない」という声を多く聞いてきたといいます。

一方で同社は、問題が見つからなかった項目も安全を約束するものではないとしています。お問い合わせフォームなどサイト独自の機能や、サーバー・ネットワークそのものの診断が必要な場合は、専門の診断会社への相談を案内しています。

脆弱性診断ツールを比べるときに見ておきたい点

編集部では、診断で見つかった指摘の多くに、同じプラグインの設定を有効にすることで対処できるとしている点に注目しています。脆弱性診断ツール/サービスを比べる際は、診断の項目数や費用に加えて、検査がどこまでの範囲を対象にしているか、独自に作った機能やサーバーの診断が必要なときにどこへ相談するかも確かめておきたいところです。

出典: 株式会社6プレスリリース(PR TIMES・2026年10月28日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000079264.html

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