PlanNELの供給計画が設備と人員の同時制約や代替供給に対応、計画を確かめる可視化も強化

PlanNELの供給計画が設備と人員の同時制約や代替供給に対応、計画を確かめる可視化も強化

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ザイオネックス株式会社(本社・東京都中央区、代表取締役・藤原玲子)は2026年10月30日、SaaS型SCM(サプライチェーンマネジメント)システム「PlanNEL(プランネル)」の供給計画モジュール「MP(Master Planning)」をアップデートしたと発表しました。設備と人員の能力を併せて考慮する機能や、代替工程・代替資材を使う機能を追加し、計画結果や在庫・仕掛品の使用状況を可視化する機能も加えました。

設備と人員の同時制約や代替供給に対応

リリースは背景として、製造業の供給計画では、需要に対して必要な生産数量を出すだけでなく、設備能力、人員配置、工程の選択、資材の調達状況、在庫保管能力などの制約を考える必要があると説明しています。こうした制約を反映できないと、システム上の計画と生産現場がずれ、計画担当者が手作業で調整することになるとしています。

今回のアップデートでは、1つの生産工程で複数の生産資源を同時に使う「同時資源」機能を追加しました。包装ラインと作業者を同時に必要とする工程であれば、設備能力に加えて作業者の能力も考えた生産計画を立てられます。生産資源ごとの最大生産品目数や品目別の最大生産数量、超過生産能力といった制約にも対応しました。

同一品目を複数の工程で生産できる場合は、工程の優先順位や使用割合を指定でき、優先する工程の能力が足りないときに代替工程を使えます。原材料や半製品の在庫が不足したときに、あらかじめ登録した代替品目を優先順位に従って使う「代替供給」機能も加わりました。最小生産ロット、品目切替時の段取り時間、工程別の非稼働カレンダー、最大在庫数量や最大先行生産日数の制約、安全在庫補充のMin-Max方式も考慮できます。

FLOチャートと資源ガントチャートで計画を検証

計画の結果を担当者が確かめるための機能として、品目に関連する資材・工程・生産資源のつながりをチャートで示す「FLOチャート」を追加しました。関連するレポートへ移って詳細を確認することもできます。

生産資源を軸に時系列で生産計画を確認できる「資源ガントチャート」では、資源ごとの生産品目や計画の配置に加えて、個々の生産オーダーの詳細も参照できます。需要ごとに供給計画の策定状況を確認する「需要分析」と、在庫・仕掛品がどの供給オーダーに使われたかを追跡する機能も加わりました。特定の需要に使う在庫・仕掛品・工程・生産資源を個別に指定する機能もあり、同社は例外的な需要への対応を支援する機能としています。

計画期間の粒度と供給確定期間を柔軟に

計画期間を複数の区間に分け、直近は日次、中期は週次、長期は月次と、異なる時間の粒度で供給計画を作れるようになりました。従来は計画バージョン単位で設定していた供給確定期間は、工場やワークセンターごとに設定できます。短期の詳細な生産管理と中長期の供給計画を、拠点や工程ごとの運用に合わせて管理するための変更です。

PlanNELは、需要予測、需要計画、在庫計画、補充計画、供給計画、生産計画、分析&レポートの7つのモジュールを備えるSaaS型SCMシステムです。

生産管理システムを比べるときに見ておきたい点

編集部では、設備と人員のように複数の資源を同時に使う工程や、代替工程・代替資材まで計画の条件にできるようにした点に注目しています。生産管理システムの比較ハブには、生産計画の自動立案に対応した製品が載っています。生産計画や供給計画の機能を比べる際は、自社の工程で効いている制約を条件として登録できるか、計画結果の根拠を担当者が画面で追えるかを確かめておきたいところです。同社は、供給計画システムの役割を、複雑な製造条件を反映した実行可能性の高い計画を立て、その結果を人が理解・検証して意思決定につなげることだとしています。

出典: ザイオネックス株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年10月30日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000052290.html

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