脆弱性診断から是正の進捗管理まで「Forest Security」提供開始

脆弱性診断から是正の進捗管理まで「Forest Security」提供開始

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株式会社Forest Book(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:森本竜治)は2026年10月22日、セキュリティ診断・是正管理サービス「Forest Security」を発表しました。提供は10月21日に始まっています。Webサービスを自社で開発・運用する中小企業や開発会社向けに、ソースコードとクラウド設定を確認し、直す順番を決めて、是正が終わるまで進捗を管理するサービスです。脆弱性診断サービスを選ぶ企業にとっては、診断後の修正まで支援範囲に入るかを比べる一例になります。

診断から是正管理までを3商品で提供

対象は、Webアプリ、API、SaaS、EC、会員サイト、社内システムの外部連携といったWebサービスと、AWS、Google Cloud、Azure等のクラウド設定です。AWS以外のクラウドは、構成を確認したうえで範囲を決めるとしています。

  • Forest Security Review:Webアプリ/API 1本、またはクラウドアカウント1つを確認し、指摘一覧と60分の報告会を提供します。納期の目安は資料・権限受領から5営業日です。
  • Forest Security Assessment:Webアプリ/API 1本とクラウドアカウント1つについて、Web/API(OWASP ASVS 5.0を参照)、クラウド設定、CI/CD・サプライチェーン、依存パッケージの4領域を確認します。修正チケット案と是正後の再確認1回がつき、納期の目安は資料・権限受領から10営業日です。
  • Forest Security Care:診断後の月次の是正管理です。LiteとStandardの2プランがあり、最低6か月の契約です。

Careでは月次報告書で重大度別の残件数や期限超過件数を報告し、是正の進捗そのものを管理するとしています。無料の30分相談のあと、範囲確定・見積、書面での同意、読み取り専用の権限付与を経て診断に入ります。料金は個別見積です。

確認は開発経験のある技術者が担い、脆弱性スキャナなどが扱わないテナント分離や署名検証といった設計上の論点も見るとしています。同社はShopifyアプリとAWSサーバーレスの開発経験が特に深いといいます。森本氏はコメントで「納品するのは報告書ではなく、直す順番と、直るまでの進捗です。」と述べています。

脆弱性診断のあとに残る修正の課題

リリースは背景として、IPA(情報処理推進機構)の資料を引用しています。「情報セキュリティ10大脅威 2026」組織編では「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」が2位、「システムの脆弱性を悪用した攻撃」が4位でした。「2024年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」では、不正アクセス被害の手口として「脆弱性を悪用」が48.0%で最多となっています。

診断で見つかった脆弱性は、修正されるまで攻撃に使われうる状態で残ります。同社は受託開発の中で、報告書は手元にあるのに誰がいつ直すかが決まっていない状況に繰り返し出会ってきたと説明しています。ほかの診断ツールやサービスとの比較は、脆弱性診断ツール/サービス カテゴリで確認できます。

導入検討時に確認したい範囲と体制

脆弱性診断サービスを比べる際は、診断の手法に加えて、指摘後の修正をどこまで支援してもらえるかも確かめておきたいところです。Forest Securityは、直す順番の決定と進捗管理を商品に含めています。

一方、24時間365日の監視や網羅的なペネトレーションテスト、インシデント時の復旧作業は含まれないため、必要なら別のサービスとの併用が前提になります。同社が開発・修正した資産には独立した第三者としての監査意見を出さないとしているため、開発を同社に委託している企業は注意が必要です。権限は読み取り専用でもソースコードやクラウドに及ぶため、社内の承認手続きも見込んでおく必要があります。

出典: 株式会社Forest Bookプレスリリース(PR TIMES・2026年10月22日)


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000088674.html

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