アスエネ、タイのSustain Hubと連携 工場の設備更新による省エネ効果を試算する「EnergyPilot AI」を導入

アスエネ、タイのSustain Hubと連携 工場の設備更新による省エネ効果を試算する「EnergyPilot AI」を導入

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アスエネ株式会社(本社・東京都港区、Founder 代表取締役CEO・西和田浩平)は2026年11月6日、タイのSustain Hub Co., Ltd.との連携を発表しました。Sustain Hubは、アスエネが運営するAIエネルギー削減プラットフォーム「NZero」の「EnergyPilot AI」を導入し、両社はタイの工場の省エネ化を進めます。アスエネによると、EnergyPilot AIを導入するタイ系企業はSustain Hubが初めてです。

設備更新の省エネ効果と費用対効果をAIで試算

EnergyPilot AIは、設備更新による省エネ効果や費用対効果をAIでシミュレーションするサービスで、複数の更新案を比べ、設備投資の優先順位の検討や提案資料の作成に使えます。両社は連携の背景として、工場などの省エネ化では空調設備などの更新によるエネルギー使用量の削減効果と、必要な投資額を比べることが重要な一方、設備情報の整理や削減効果の試算、複数の更新案の比較には多くの時間と作業がかかる点を挙げています。EnergyPilot AIを含むNZeroは、電力・ガスなどのエネルギーデータを自動で連携して見えるようにし、AIによる数千通りの削減シミュレーションを通じて、エネルギーコストとCO2排出量の削減を支えるプラットフォームだと同社は説明しています。

Sustain Hubは提案資料づくりに使う予定

Sustain Hubは、タイを拠点に、工場向けのエネルギー分野の助言やプロジェクト開発を行う企業です。エネルギー使用状況の評価から投資計画の策定、プロジェクトの実施、タイ投資委員会(BOI)の優遇制度への申請までを支援しています。Sustain Hubは、顧客企業のエネルギー使用状況や設備情報をEnergyPilot AIに入力し、削減効果の試算や空調設備などの更新案の比較に使う予定で、その結果をもとに技術面の詳しい検討に向けた提案資料を作ります。BOIは、所定の基準を満たして承認を受けた既存事業を対象に、省エネ化に向けた投資額(土地代・運転資金を除く)の50%を上限とする3年間の法人所得税免除措置を設けています。両社は、EnergyPilot AIと、Sustain Hubの技術的な専門知識やプロジェクト開発、BOIへの申請の支援を組み合わせ、顧客企業の初期分析からプロジェクトの実施までを後押しするとしています。Sustain Hubは、顧客企業の長期的なエネルギー管理や脱炭素化に向けて、アスエネの関連ソフトウェアも紹介する予定です。

CO2排出量管理を比べるときに見ておきたい点

編集部では、設備更新の案ごとに省エネ効果と投資額を並べて比べ、設備投資の優先順位を決める材料にしている点に注目しています。CO2排出量管理システムの比較ハブには、排出量削減のシミュレーションや施策の効果分析の機能の解説が載っています。料金や削減効果の数値はリリースに書かれておらず、Sustain Hubでの使い方も予定の段階のため、自社の工場の設備情報やエネルギーデータをどの形で入力できるかや、排出量の算定と削減策の試算を同じ仕組みで扱えるかを確かめておきたいところです。

出典: アスエネ株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年11月6日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000782.000058538.html