ナブテスコ、稟議システムをSmartDBで刷新し改修を内製化 外部委託コストを約3ヵ月で従来比約50%削減

ナブテスコ、稟議システムをSmartDBで刷新し改修を内製化 外部委託コストを約3ヵ月で従来比約50%削減

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株式会社ドリーム・アーツ(東京本社・東京都渋谷区、代表取締役社長・山本孝昭)は2026年11月5日、ナブテスコ株式会社(本社・東京都千代田区)が新しい稟議システムとして大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を採用したと発表しました。ナブテスコは2026年7月に運用を始め、約3ヵ月でシステム改修にかかる外部委託コストを従来比約50%削減しました。グループ会社や組織ごとに異なる100パターン超の権限管理をノーコードで作り、現在は約1,500人が使っています。

長年の個別開発で権限管理が複雑に

ナブテスコは、中大型の産業用ロボットの関節向けの精密減速機や建物用自動ドアなどを手がける機械コンポーネントメーカーです。10年以上運用してきた全社稟議システムでは、事業領域の拡大や国内外のグループ体制の変化に伴って、権限管理が複雑になっていました。対応のためにオンプレミスのシステムへ個別開発を重ねた結果、パフォーマンスが落ちていたといいます。改修や機能追加にかかる外部委託の費用と期間、仕様を把握する担当者への依存も課題でした。同社はアプリケーションの保守サービスの終了を機に、社内で継続的に改修できるクラウドサービスへの移行を決めました。

改修は情報システム部が社内で対応

運用開始後の機能追加や改修は情報システム部の担当者が主体となって対応し、組織変更や決裁ルールの見直しがあっても外部ベンダーに頼らず社内で設定を変えられるようになりました。リリースが挙げる成果は次の4点です。

  • システム改修にかかる外部委託コストを従来比約50%削減
  • 画面表示や検索の応答速度が従来比約2倍に向上
  • 申請テンプレートによる入力工数の削減
  • マスタ参照による表記揺れや入力ミスの削減

約50%は改修の外部委託費の数字で、稟議業務全体のコストの削減率ではありません。ナブテスコ 情報システム部長の枝川文彦氏は、ドリーム・アーツの伴走支援を受けて内製化を進めたと説明し、「その結果、運用開始後は利用者からの要望にもスピーディーに応えられるようになりました」と述べています。

PoCを経て選ばれた4つの評価点

情報システム部は複数のノーコード・ローコード製品を比べ、PoC(概念実証)を経てSmartDBを採用しました。評価したのは、100パターン超の権限管理を個別開発に頼らずノーコードで作れること、開発担当者が直感的に構築・改修でき利用者もマニュアルに頼らず操作できること、稟議システムに求められるセキュリティ水準と大企業での導入実績、将来は業務部門によるアプリ開発(市民開発)へ広げられることの4点です。今後は社内の既存のワークフローも順次SmartDBへ移す予定で、生成AI機能「SmartDB Practical AI(PA)」を使った申請時の入力補助なども検討しています。

ワークフローシステムを比べるときに見ておきたい点

編集部では、100パターン超の権限管理をノーコードで作ったことで、組織変更や決裁ルールの見直しを情報システム部の担当者が社内で設定し直せるようになった点に注目しています。ワークフローシステムの比較ハブは稟議・申請の電子ワークフローを比べていて、申請画面をノーコードで作れる製品も紹介しています。料金はリリースに書かれていないため、自社の承認パターンをPoCで再現できるかや、権限や承認ルートの変更を社内の誰が担うかを確かめておきたいところです。

出典: 株式会社ドリーム・アーツプレスリリース(PR TIMES・2026年11月5日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000025071.html