パーソルグループのミイダス株式会社(本社・東京都品川区、代表取締役社長・後藤喜悦)は2026年11月4日、1on1AI議事録ツール「ミイダス 面談」の提供を始めました。部下の本音を引き出し、対話の質とやる気の向上を支えるためのツールで、面談テーマの提示、部下のモチベーション特性の可視化、面談後の定点観測、AIによる議事録作成とリマインドの機能を持ちます。同社は、採用した人材の定着を支えるには日常的な上司と部下の対話が重要になると説明しています。
進捗確認に偏りがちな1on1と上司ごとの差
同社は、1on1を導入していても業務の進捗確認になってしまう、何を話せばよいか分からない、上司によって面談の質にばらつきが出る、といった課題があると指摘しています。背景として、従業員の62%が経営層とのコミュニケーションに課題を感じている(HR総研「社内コミュニケーションに関するアンケート2021」)、管理職の87%が自らも実務を担うプレイングマネージャーとして働いている(リクルートワークス研究所「マネジメント行動に関する調査2019」)、退職者の88%が会社に伝えた退職理由と本音の退職理由に違いがあったと回答している(ハッカズーク「退職理由の本音と建前に関する実態調査(2025)」)という調査を引いています。
モチベーション特性を4タイプで示す事前準備
ミイダス 面談は、面談テーマを示して進捗確認にとどまらない1on1を支え、事前に部下のモチベーション特性を4タイプに分けて、タイプに応じた声のかけ方や質問など具体的なコミュニケーションの方法を示します。4タイプの分類には、ミイダス コンピテンシー診断(特性診断)やアセスメントデータなど60万人以上の蓄積データ(2026年5月時点)と、HRサイエンス研究所®の知見を使っているとしています。面談の後も定点観測を続けて従業員のモチベーションの変化を捉え、フォローにつなげます。
AI議事録とリマインド、スマートフォン対応
AIによる議事録の作成とリマインドの機能も備え、現場の負担を減らしながら1on1を続けられるようにするとしています。スマートフォンから使えるため、PCをふだん使わない従業員も利用できます。同社は、製造、物流、建設、介護、サービス業など幅広い現場での利用を想定しています。
タレントマネジメントを比べるときに見ておきたい点
編集部では、面談の前に部下のモチベーション特性と声のかけ方を上司に示し、面談の後も定点観測で変化を追う形で、上司の経験に頼らない1on1にしようとしている点に注目しています。タレントマネジメントシステムの比較ハブには、1on1サポートの機能を持つ製品が載っています。料金や導入企業、離職の減少などの効果はリリースに書かれていないため、すでに使っている人事のシステムの面談記録とどう分けて使うかや、モチベーションの変化を誰がどの画面で見るのかを確かめておきたいところです。
出典: ミイダス株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年11月4日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000099622.html

