OLGAが契約管理のMCP対応を拡大、生成AIから締結済み契約書の検索や差分比較が可能に

OLGAが契約管理のMCP対応を拡大、生成AIから締結済み契約書の検索や差分比較が可能に

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GVA TECH株式会社(本社・東京都港区、代表取締役・山本俊)は2026年10月30日、法務オートメーション「OLGA(オルガ)」の契約管理を、MCP(Model Context Protocol)に対応させるアップデートを実施したと発表しました。事業部門の担当者も、ChatGPTやCopilot、Claudeなど社内で普段使っている生成AIから、対話形式でOLGAに登録された締結済み契約書の検索や新旧バージョンの差分比較を行えます。

締結済みの契約情報も生成AIから確認できるように

GVA TECHは2026年7月に、法務への依頼や相談対応の情報である法務案件情報をMCPに対応させていました。今回はこれに続いて、締結済みの契約情報もAIチャットなどから使えるようにしています。

AIチャットで「〇〇社との契約終了日は?」「この契約書の前のバージョンから何が変わった?」と質問すると、OLGAに登録された契約情報をもとに必要な情報を確認できます。条件に合った契約書の抽出や、新旧バージョン間の差分比較はAIが行います。同社は、事業部門の担当者が契約情報を自ら確かめやすくなり、法務部門への事実確認の問い合わせを減らせると説明しています。

契約情報の分散が生む法務への問い合わせ

リリースは開発の背景として、契約情報を探して確認する業務の課題を3つ挙げています。1つ目は、契約書や関連情報がメールや社内共有フォルダ、契約管理システムなどに分散していると、保管場所ごとに検索し、契約条項を一つひとつ照合する必要がある点です。2つ目は、更新期限や新旧バージョン間の変更箇所を目視で確認する作業が担当者の負担になり、重要な情報の見落としにもつながる点です。

3つ目として、契約情報の所在や内容を知る担当者が限られると、事業部門からの問い合わせが法務部門に集中するとしています。その結果、事業部門の意思決定が遅れ、法務部門も本来注力すべき業務に時間を割きにくくなっていたと説明しています。同社は、法務担当者が高度な法的判断や戦略的な業務に集中できる環境づくりを「法務AX」として掲げています。

法務業務を一気通貫で扱うOLGA

OLGAは、法務案件管理、契約レビュー、契約管理、CLM(契約ライフサイクル管理)までの法務業務を一気通貫で自動化する法務SaaSとして、同社が提供しています。外部ツールとの連携で、別々に管理されていた情報や業務フローをまとめられるとしています。

リリースでは導入効果として、ある企業で年間1万件以上あったExcelでの管理・ファイル格納の工数がゼロになったことが紹介されています。あわせて、年間約2,700件あった法律相談が900件以下に減少したことも挙げられています。

契約書管理システムを比べるときに見ておきたい点

編集部では、法務部門以外の社員が普段使っている生成AIから、契約情報を自分で確かめられるようにした点に注目しています。契約書管理システムの比較ハブでも、AIによる契約内容の抽出や条文の要約、差分の可視化が取り上げられています。生成AIとの連携を目的に比べる際は、どの生成AIから使えるか、参照できる契約情報の範囲、社内の閲覧権限がAIからの検索にどう反映されるかを確かめておきたいところです。

出典: GVA TECH株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年10月30日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000489.000033386.html

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