株式会社ココペリ(本社・東京都千代田区、代表取締役CEO・近藤繁)は2026年11月4日、グループ会社のキー・ポイント株式会社(兵庫県神戸市)が提供するメール共有管理システム「GrpMail」と、ファイル送受信・共有サービス「WebFile」の利用が、大阪信用金庫で2026年9月から始まったと発表しました。業務系ネットワークとインターネットを分けている信用金庫で、職員が自席のPCから外部とのメールやファイルのやり取りを行えるようにするための導入です。金庫全体での運用開始は今年度下期を予定しています。
大阪信用金庫で2製品の利用が始まった背景
リリースによると、信用金庫業界では業務系ネットワークとインターネットを物理的に分けているため、外部とのメール業務やファイルの授受は、インターネットにつながるPCまで移動して行う必要がありました。GrpMailとWebFileは庫内ネットワークからログインして使えるため、職員は席を移動せずにメール業務やファイル授受業務を行えるようになります。
大阪信用金庫はリリースの中で、「職員のメールに対する抵抗感が少なくなり、社外とのコミュニケーションが活発化することを期待しています」とコメントし、「導入の際には、キー・ポイント社の製品サポートチームが伴走してくれます。」とも述べています。2製品はあわせて累計2,000社以上に導入され、20年以上提供されてきました。キー・ポイントは2023年11月にココペリグループに加わり、ココペリの提携金融機関への展開を進めていて、ほかにも複数の金融機関で導入や検討が進んでいるとしています。
共有アドレスの管理とPPAPに頼らない受け渡し
GrpMailは、複数人で一つのメールアドレスを共有して一元的に管理するシステムで、権限管理と上長承認による誤送信の防止や、対応履歴の共有による対応漏れの防止を主な機能にしています。不審なメールを通報する機能も備えています。
WebFileは、PPAP方式(暗号化したZIPファイルをメールで送り、パスワードを別のメールで送る方法)に頼らずに、ファイルを送受信・共有・管理するサービスです。上長承認やアクセス制御、複数の宛先への一括送信・受信、標的型攻撃への対策としてのファイル無害化といった機能があります。
問い合わせ管理システムを比べるときに見ておきたい点
編集部では、業務系ネットワークの中からログインして共有アドレスのメールを扱えるため、インターネット用のPCまで移動せずに済むようにしている点に注目しています。問い合わせ管理システムの比較ハブには、メール共有の製品や、対応漏れ・誤送信・二重送信を防ぐ機能を持つ製品が載っています。今回は利用開始の発表で、金庫全体での運用は今年度下期の予定のため効果の数値は示されておらず、料金もリリースに書かれていません。ネットワークを分けている企業であれば、自社の業務系ネットワークからどの経路で接続するのかや、上長承認をどの単位で設定できるかを確かめておきたいところです。
出典: 株式会社ココペリプレスリリース(PR TIMES・2026年11月4日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000019415.html

