ホリデイ、社内文書をPCの外に出さず出典つきで答える「うらづけ帳」を発表

ホリデイ、社内文書をPCの外に出さず出典つきで答える「うらづけ帳」を発表

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株式会社ホリデイ(本社・東京都台東区、代表取締役・松岡巧)は2026年10月27日、社内文書をPCの外に出さずに、自然な日本語の質問へ出典つきで答える完全ローカル文書AI「うらづけ帳™」を発表しました。クラウドに社内文書を送れない環境で、文書の検索と回答の支援を手元のPCだけで行えるようにする製品です。

一般的なビジネスノートPC1台で動作し、インストール後は外部と通信しないとしています。現在は約1か月の有償トライアル(実際の文書で検証)を受け付けており、一般提供は準備が整い次第としています。現時点で一般提供は始まっていません。

文書も質問もPCの外に出さない処理の仕組み

文書、質問、回答、索引データのいずれも利用者のPCから出さない設計です。サーバーもクラウド契約も不要で、クラウドサービスに該当しないため、閉域ネットワークやLGWAN接続系の環境にもそのまま持ち込めるとしています。履歴・索引の完全消去と、アンインストール時のデータ削除にも対応します。

フォルダに置いたPDF、Word、Excel、PowerPoint、テキスト、画像は自動で読み込まれ、追加や更新も自動で索引に反映されます。文字のないスキャンPDFや画像はOCRで読み取ります。動作環境は、Windows 11(64bit)、インテル Core Ultra プロセッサー以上、メモリー16GB以上です。

回答の根拠を示し答えてよいかも判断する

すべての回答に、根拠にした文書と該当箇所を表示し、その場で元のファイルを開けます。表から答えたときは該当箇所の原文を隣に置き、回答の中の数値・型番・日付が資料に実在するかを自動で照合します。

探す段階では、意味で探す検索と字面で探す検索を併用し、日本語に特化した並べ替えモデルで候補を絞ります。答える段階では、ホリデイが自社で学習した小型の判定器「Holiday Decision Engine™」が、答えてよいかの見きわめに加わります。根拠が十分なときは出典つきで回答し、足りないときは無理に言い切らず、資料の原文や見るべき資料の候補を示すとしています。主要なAIモデルはすべて国内開発モデル(国立情報学研究所、名古屋大学ほか)を採用しています。

公開の評価セット(Allganize RAG評価データセット日本語版、300問)を用いた自社測定(2026年10月、うらづけ帳1.6.0、標準設定)では、正解が載っているファイルを検索候補の上位5件に含められた割合(出典到達率)が97%、回答率が93%でした。残る7%は根拠が足りないと判断し、言い切らずに確認先を案内したとしています。

想定する用途と文書検索の導入で確認したい点

ホリデイは想定する用途として、製造業の図面・技術文書、保守業務のマニュアル、管理部門の社内規程・手順書、行政の議事録・報告書を挙げています。対象は製造業をはじめとする企業と、官公庁・自治体です。提供形態は買い切りライセンスと年間保守で、詳細は見積もりとしています。

編集部では、エンタープライズサーチを比べる際に、検索の精度に加えて、データをどこで処理するか、回答の根拠を確かめられるか、根拠が足りないときにどう表示されるかも確認しておきたいと考えます。うらづけ帳は、この3点をそれぞれ「外に出さない」「根拠を示す」「言い切らない」という約束として掲げています。

根拠が足りないときに言い切らない設計

うらづけ帳は、根拠が十分かどうかを小型の判定器で見きわめ、足りないときは文章を生成せずに資料の原文や確認先を示します。編集部では、導入を検討する企業は有償トライアルの段階で、自社の実際の文書と想定する質問を使い、出典の表示や根拠が足りないときの案内が業務で求める水準に合うかを確かめておくとよいと考えます。価格は見積もりのため、買い切りライセンスと年間保守の費用もあわせて確認しておきたいところです。

出典: 株式会社ホリデイプレスリリース(PR TIMES・2026年10月27日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000110409.html

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