株式会社ネットラーニング(本社・東京都新宿区、代表取締役会長CEO・岸田努)は2026年11月5日、人材育成プラットフォーム「LearningSpace ALMA(ラーニングスペース アルマ)」の提供を始めました。「どの講座を受講させるか」ではなく「組織にどのような人材・スキルが必要か」を起点に、必要な学びを「つくる」、一人ひとりに「届ける」、学習・修了を「証明する」、実践の評価を次の育成へ「活用する」までを一つの流れで支えると同社は説明しています。ALMAは、ラテン語で「育ての母」を意味する言葉です。
戦略と育成、育成と自律、学びと活用の3つの分断
同社によると、事業環境や求められるスキルが変われば組織が育てるべき人材も変わりますが、人材育成の現場では、組織が目指す方向と実際の育成施策や講座選びが一つの流れでつながっていません。同社はこれを、組織に必要なスキルが講座選びまでつながらない「戦略と育成」、組織が指定する必須研修と社員の自律学習が別々に動いている「育成と自律」、修了の記録だけでは職場での実践が見えない「学びと活用」の3つの分断ととらえています。
AIによる教材の自動生成から受講指定、修了記録
「つくる」では、「AI ContentsPRO」が社内に蓄積された資料や知識・ノウハウをもとにeラーニング教材を自動で作り、知識の定着を促す学習設計の考え方を取り入れて、教材の章立てや設問も自動で作ります。「届ける」では、組織として学んでほしい講座を受講指定できるほか、一人ひとりに合わせた学習レコメンド(推奨候補)を表示し、必須研修と自律学習を共通の基盤で運用します。「証明する」では、コース修了時にオープンバッジを発行して学習・修了の記録を見えるようにします。日々の研修運用を支えるLMSの機能として、受講状況に応じた促進メールの自動配信、受講登録やパスワード再発行、進捗・成績・利用状況のレポートも一つの環境で提供します。
第三者が実践を評価するエンドースメント機能
「活用する」では、オープンバッジのエンドースメント機能を使い、実践を知る第三者が、学習後の実践への推薦・評価をコメントやエビデンスとともに記録できます。評価者や日時もバッジに記録され、本人の振り返りや育成面談、次の育成施策、配置の検討の参考にします。オープンバッジとエンドースメントはオプションです。同社によると、2026年9月30日時点の累計導入社数は7,665社、延べ学習者数は1億2,142万人で、これはネットラーニング全体の累計で、LearningSpace ALMA単体の実績ではありません。2026年11月11日〜13日に幕張メッセで開かれる「NexTech Week AI時代の人材・組織改革EXPO」(ブース15-70)で、AIによるeラーニングコンテンツの自動生成や作問生成、採点と添削例の生成などのデモを展示します。
LMSを比べるときに見ておきたい点
編集部では、受講の管理に加えて、教材づくりから修了の記録、職場での実践の評価までを、組織に必要なスキルを起点にした一つの流れで扱おうとしている点に注目しています。LMSの比較ハブには、コンテンツ作成やテスト作成、修了証表示の機能を持つ製品が載っています。料金や導入企業はリリースに書かれておらず、オープンバッジとエンドースメントはオプションのため、自社で必要な機能がどこまで標準で使えるかや、AIで作った教材を誰がどう確かめて公開するかを確かめておきたいところです。
出典: 株式会社ネットラーニングプレスリリース(PR TIMES・2026年11月5日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000006897.html

