株式会社マイクロニティ(本社・東京都渋谷区、代表取締役・山﨑祐一郎)は2026年11月4日、社会医療法人社団森山医会 森山記念病院(東京都江戸川区)に、AI業務改善プラットフォーム「mfloow(エムフロー)」を提供したと発表しました。同院は、入退職や産休・育休の手続きの進捗と手順をmfloowで見える化し、特定の担当者に集中していた手続きを複数人で分担・引き継げる体制に移りました。人事労務部門で定着した運用は、月次の会計業務など経理の業務にも広げ始めています。
年間約200名の入退職と産休育休の手続きを可視化
森山記念病院は、脳神経外科を中心に江戸川区の地域救急医療を担う地域中核病院で、職員は約1,400名です。入職と退職がそれぞれ年間約100名あり、入退職や産休・育休の手続きは年間約200名にのぼっていました。これらの手続きが特定の担当者に集中していたうえ、部署をまたいで進める業務の進捗が見えないことも課題だったといいます。リリースは、厚生労働省「令和7年雇用動向調査」で、2025年の「医療,福祉」の離職者が約120万人と産業別で最も多く、入職者も約122万人と2番目に多いことも紹介しています。
導入後は、入退職や産休・育休の手続きをフローで管理し、職員ごとに「誰がどこまで進んでいるか」を一目で把握できるようになりました。担当者が何度も手作業で行っていた申請漏れの確認が楽になり、ほかのメンバーの担当分もフローを見れば状況がわかるようになったとしています。
業務フローの各手順にマニュアルを紐づけて分担
同院は、mfloowのテンプレートをもとに業務フローを作り、各手順にマニュアルを紐づけました。それまでは、階層の深いフォルダーからExcelのマニュアルを探して作業していました。手順ごとにマニュアルが見られるようになったことで、担当者以外のメンバーも同じ手順で手続きを進められるようになり、業務を分担できるようになったといいます。
人事労務で定着した運用を月次の経理業務へ
同院は「mfloowによる業務の型化」を経理にも広げ、月次の会計業務で使い始めています。今後は年次の決算業務や毎月の定例業務にも対象を広げ、事務局全体で業務を標準化することを目指すとしています。mfloowは、業務フローの可視化、マニュアル化、運用・データ蓄積、分析・改善の4つのステップで、部門の定型業務を最適化するプラットフォームです。同社は、AIが現場の“正解の型”を示し、経験を問わず誰もが安定した品質で仕事を再現できる組織づくりを支援すると説明しています。
労務管理システムを比べるときに見ておきたい点
編集部では、手続きの進捗を職員ごとのフローで示し、各手順にマニュアルを紐づけて、担当者以外でも同じ手順で進められるようにしている点に注目しています。労務管理システムの比較ハブには、入退社手続きの機能を持つ製品が載っています。mfloowは手続きのフローとマニュアルを管理するプラットフォームで、料金や作業時間の削減の数値もリリースに書かれていないため、入退社手続きの機能を持つ労務管理システムとどう組み合わせて使うのかや、申請漏れの確認をどちらの仕組みで行うのかを確かめておきたいところです。
出典: 株式会社マイクロニティプレスリリース(PR TIMES・2026年11月4日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000175284.html

