ロイロノート・スクールは、先生だけで使うなら無料で、生徒を含めて使うと生徒数に応じた利用料がかかる授業支援クラウドです。公式の料金ページには料金の単位が書かれていますが、金額は問い合わせになっています。
この記事では、株式会社LoiLo の公式の料金ページとヘルプで確かめられる範囲で、誰が何の単位で払うのか、無料で使える範囲とその条件、見積もりから支払い・次年度の契約までの段取りを説明します。学校・教育委員会・塾の担当者のほか、「有料なのか」「個人で使えるのか」を知りたい先生や保護者にも答えます。
ロイロノート・スクールは無料か有料か
ロイロノート・スクールは、株式会社LoiLoが提供する授業支援クラウドです。利用者が先生のみか、生徒を含むかによって、公式が案内する利用条件は異なります。
料金は生徒数を基準に見積もる仕組み
公式の料金ページでは、料金の単位を「年額利用料 / ユーザー」と示し、具体的な金額は「お問い合わせください」と案内しています。課金の基本は生徒数による制度であり、学校や塾・企業などの契約担当者は、利用する生徒数をもとに見積もりを依頼します。自治体で導入する場合も、導入形態に合わせた個別見積もりです。
生徒を含めて利用する場合は、生徒数を基準に契約を検討し、先生の利用料は無料と案内されています。
2026年10月27日時点で、公開料金ページには具体的な金額が掲載されていないため、人数から公開単価で費用を計算することはできません。公式料金ページ
先生だけの利用と、生徒を含む利用の条件
先生アカウントは、生徒アカウントを使わず教員だけで利用する場合、公式が「永久無料」と案内しています。
生徒を含めた利用については、公式はすべての学校を対象とするモデル校制度により、導入初年度の1年間は無料でお試しできると案内しています。無料期間のみで利用を終了することも可能です。無料利用の詳しい条件は次の章で扱います。公式料金ページ 無料利用に関する公式ヘルプ
家庭学習での利用と、個人で使う場合の扱い
学校が発行したアカウントは、家庭学習にも利用できます。自宅へ持ち帰った端末や家庭の端末から、学校で使うものと同じアカウントで接続する形です。保護者が費用を負担するかどうかは公式に記載がないため、学校へ確認してください。家庭での利用に関する公式ヘルプ
一般家庭や児童生徒が直接購入する常設の個人向け購入窓口は、2026年10月27日時点で、公式の料金ページとヘルプに見当たりません。卒業児童生徒を対象とした個人版モニターは案内されていますが、公式ページでは申込受付が終了しています。個人版モニターに関する公式ヘルプ
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授業支援システム
無料で使える範囲と条件
ロイロノート・スクールには、先生だけで使う場合、導入初年度、大学の教職課程など、無料利用に関する案内があります。対象と利用条件を分けて読み、公式に書かれていない点は問い合わせで確認してください。

先生だけで利用する場合
生徒アカウントを使わず、先生だけで利用する場合、公式は先生アカウントを「永久無料」と案内しています。個人のスマートフォンや教員用タブレットで板書を保存したり、先生間で資料を共有したり、職員会議で使ったりする用途が示されています。アカウントは公式の問い合わせから申し込みます。公式料金ページ
学校で生徒を含めて導入する初年度
公式料金ページは、モデル校制度での無料利用について、生徒を含めて導入初年度の1年間、ユーザー数無制限で使えると案内しています。公式料金ページ
導入初年度の無料利用については、無料期間の開始日・終了日と、2年目以降も続けて使う場合の契約や料金の扱いが、公式の料金ページと無料利用のヘルプには書かれていません。年度計画や次年度予算を検討する担当者は、利用開始を希望する時期とあわせて問い合わせフォームで確認すると、校内の判断材料をそろえられます。公式料金ページはモデル校制度を「全ての学校を対象」としていますが、塾や企業が対象に含まれるかは書かれていません。
大学の教職課程・教育センター・教育委員会
大学の教職課程、教育センター、教育委員会は、先生ID・生徒IDとも無償で利用できると公式ヘルプに案内されています。申込みは専用フォームから行います。公式ヘルプ
一方で、公式料金ページは自治体での一括導入について、各自治体の導入形態に合わせて見積もりを案内しています。教育委員会が所管する学校の児童生徒による利用が、無償利用と見積もりのどちらに当たるかは公式に書かれていないため、対象となる利用者の範囲を問い合わせで伝えて確認してください。公式料金ページ
留学生の利用期間が1年未満の場合
公式のお支払いに関するヘルプでは、留学生は利用期間が1年未満であれば支払いは不要と案内されています。留学生の利用予定がある学校は、利用期間を確認したうえで、通常の契約対象人数とあわせて契約担当へ相談してください。公式ヘルプ
料金が決まる条件
ロイロノート・スクールの利用料は、生徒数を基本に見積もられます。公開単価は示されていないため、利用形態と人数の確定時期を踏まえて見積もりを依頼します。
生徒数による課金が基本で、端末台数ベースも選べる
公式料金ページでは、料金単位を「年額利用料 / ユーザー」とし、課金の基本は生徒数による制度と案内しています。学校で児童生徒を含めて使う予定なら、見積もりでは生徒人数を正確に伝える必要があります。公式料金ページ
ユーザー数ではなく端末台数で契約したい場合は、端末台数分の「1人1台タブレットプラン」を購入することで、台数ベースのプランとして利用できます。見積もり依頼の申告項目には生徒人数に加えて生徒用・教員用のタブレット台数があり、台数ベースで利用する場合の詳細は問い合わせて確認するよう案内されています。端末台数ベースの利用に関する公式ヘルプ
ユーザー数と契約期間で割引が適用される
「1人1台タブレットプラン」には、ユーザー数に応じたボリューム割引と、学校・LoiLo間の契約期間に応じた複数年契約割引があります。端末台数ベースで利用する場合にも、同様の割引が適用されます。
一方で、割引率、人数の区切り、最低契約人数、複数年契約の必要年数は公式に書かれていません。複数年度での導入を検討する学校は、対象人数と希望する契約期間を示し、個別見積もりで適用条件を確認します。割引に関する公式ヘルプ 端末台数ベースの利用に関する公式ヘルプ
自治体導入と購入窓口
自治体で一括導入する場合は、各自治体の導入形態に合わせた個別見積もりです。公式の契約手続きでは、公立学校が学校として契約する流れと、自治体として契約する流れが分かれています。どちらで契約するかと対象範囲を、見積もりを依頼するときに相談します。
日本国内では、株式会社LoiLoと直接取引する方法のほか、販売会社を経由して購入する方法があります。公式料金ページ
年度途中に人数が増減した場合の扱い
契約中の利用ライセンス数の増加が15%未満であれば、転入生などのアカウントを追加の手続きや追加料金なしで作成できます。学期の途中で転入があったときは、まず契約中の利用ライセンス数に対して何%増えるかを確かめます。
利用ライセンス数が15%以上増える場合は、速やかにLoiLoへ連絡します。15%以上増えた分の料金の扱いは公式に書かれていないため、人数の見込みとともに個別に確認してください。15%未満の増加分をあえて支払う場合も、年度途中の月割りではなく年間費用になると公式は説明しています。
転出を含め、理由を問わず支払済みの利用料金は返還されません。人数変更に関する公式ヘルプ 支払いに関する公式ヘルプ
初期費用は見積もりで確認する
初期費用の有無や金額は、公式に書かれていません。アカウント発行、初期設定、SSO設定、研修、通常サポートについても、個別の有料オプション価格は現行の料金ページに掲載されていません。
導入準備の予算を組む担当者は、利用料と分けて初期費用や必要な支援に関する費用の有無を見積もりで確認します。公式はオンライン研修を無料で実施すると案内しています。研修・サポートに関する公式ヘルプ
見積もりから支払い・次年度の契約まで
ここで示す手順は、株式会社LoiLoと直接契約する場合に公式が案内している内容です。販売会社を経由する場合の見積もり、注文、支払いの条件は公式に書かれていません。
初めて見積もりを取るときに伝える内容
初回の問い合わせでは、学校名、生徒人数、教員人数、生徒用と教員用のタブレット台数、OS、利用期間、利用開始時期を伝えます。教員人数の欄について、公式は教員の利用料を無料と案内しています。公式ヘルプ
見積書の有効期限は、原則として発行日から180日です。見積書を発行しても注文の義務は発生しないため、検討のために見積もりを取り、注文するかどうかはその後に決められます。公式ヘルプ
次年度の契約は組織区分で進み方が異なる
学校・塾・企業では、10〜2月頃に次年度の見積もり希望を確認し、翌年4〜5月頃に管理ページから見積もりを依頼します。人数が確定した後に内容を確認し、管理ページの対象行にある「注文する」から注文します。管理ページでは見積書をすぐに発行でき、注文期限の目安は5月末です。公式ヘルプ 管理ページからの注文に関する公式ヘルプ
自治体では、10〜2月頃に希望確認を行い、3〜5月頃に契約する児童生徒数を連絡します。その後、LoiLoから届く見積書を確認して注文します。公式ヘルプ
新年度に利用するには、契約更新に加えて、管理者による年次処理も必要です。更新契約が完了する前でも利用でき、契約期間を過ぎても直ちに利用停止となるわけではありませんが、児童生徒数の確定後は概ね5月中に手続きを進めるよう公式が案内しています。人数変更に関する公式ヘルプ 見積書・請求書に関する公式ヘルプ 年次処理に関する公式ヘルプ
注文後に届く書類と支払いの流れ
管理ページから注文した場合は、注文後5営業日以内にライセンス証書と請求書がメールで届き、管理ページでも確認できます。自治体の場合も、注文の確認後に請求書とライセンス証書等が送られますが、届くまでの日数は公式に書かれていません。請求書は納品と同時に発行され、請求書に記載された金融機関へ銀行振込で支払います。支払期限は基本的に請求書発行月の翌月末日で、振込手数料は契約者が負担します。公式ヘルプ 支払いに関する公式ヘルプ
領収書が必要な場合は、入金確認後に契約担当へ希望を連絡すると発行されます。請求書は原則として学校宛てに1枚であり、学年別に請求書を分けることはできません。学年別の内訳が必要な場合は、見積もりを作成する時点で品目を追加します。支払いに関する公式ヘルプ 請求書に関する公式ヘルプ
数量確定と前倒し納品の扱い
注文確定後と請求書発行後は、数量を変更できません。そのため公式は、新年度に入って児童生徒数が確定してから、5月末日までに注文するよう案内しています。公式ヘルプ
ライセンス期間より前に、構築期間として前倒しで納品することもできます。支払いに関する公式ヘルプ
料金のほかに確かめること
利用料を見積もる前に、端末、通信環境、アカウント運用まで授業の実態に合うかを確認します。公立学校では、導入費用をどの予算で検討するかも自治体の判断に関わります。
動作環境とネットワーク
Chromebook、Mac、Windows、AndroidではWeb版を利用します。推奨ブラウザは最新版のGoogle ChromeまたはMicrosoft Edge(Chromium)で、端末にはカメラ、マイク、スピーカーが推奨されています。
| 確認項目 | 公式案内の目安 |
|---|---|
| ネットワーク | 1台当たり上り・下り約1Mbps |
| 平均セッション数 | 1台当たり約100 |
| セルラー端末の月間通信量 | 1人1台の場合は環境にもよるが約3GB。校内Wi-Fiが全くない場合は約7GBで、動画を見なければ約3GB程度(1ヶ月のLTE通信量の目安) |
セルラー端末の通信量は利用方法によって変動します。校内Wi-Fiが使えない場面や動画を使う授業がある場合は、通信契約の担当者と利用場面を共有して判断してください。詳しくは公式の動作環境とネットワーク要件で確認できます。
アカウントとSSO
GoogleアカウントおよびMicrosoftアカウントとのSSOに対応しており、既存のロイロIDとも連携できます。連携は管理者が管理ページで設定し、「エクセル一括処理」でまとめて連携するか、ユーザーごとに設定します。Googleアカウントでログインする場合は、事前にGoogle Workspaceの管理者がロイロノートを「信頼できる」アプリに設定しておく必要があります。連携の手順に関する公式ヘルプ
SSOの利用可否だけでなく、学校のアカウント管理の流れに沿って運用できるかを導入前に確認します。
Google・MicrosoftアカウントとのSSO連携について、公式の説明ページには別料金の記載がありません。料金の扱いを確認したい場合は、見積もり時に利用予定の連携方法を添えて問い合わせると判断しやすくなります。アカウント連携の案内も確認してください。
Webフィルタ・研修・保存容量
ロイロノート・スクールの利用料には、ロイロWebフィルタが追加料金なしで含まれます。公式はオンライン研修を無料で実施しています。
データはクラウドサーバーに保存され、先生・生徒とも保存容量は無制限です。詳細は保存容量の案内と研修・サポートの案内で確認できます。
公立の学校では自治体の予算判断も確認する
文部科学省の資料は、教師と児童生徒の間で資料共有や作業の進捗確認ができるツールを、ICT環境整備の対象となる学習者支援ツールの例に挙げています。この資料は地方財政措置の対象を示したもので、ロイロノート・スクールなど特定の製品の利用料を個別に補助するとは書かれていません。文部科学省の資料
個別の製品を採択するか、費用をどのように負担するかは、自治体などの調達・予算の判断になります。
私立学校と塾は、予算の扱いをそれぞれの設置者や契約担当者に確認してください。
見積もりを依頼する前に決めておくこと
ロイロノート・スクールの公式料金ページには具体的な金額が掲載されていないため、費用は見積もりで確認する必要があります。ほかの授業支援システムにも同じ前提を伝えられるよう、依頼内容をそろえておきましょう。
見積もりで伝える項目を準備する
見積もり依頼では、生徒人数、教員人数、生徒用・教員用のタブレット台数、OS、利用期間、利用開始時期を伝えます。公式の案内では、人数が確定してから注文する流れです。依頼前に、いつ時点の数字で伝えるかをそろえておきます。
公式に書かれているのは、利用料が生徒数で決まり教員は無料であることと、ユーザー数と契約期間によって割引が適用されることです。単価や割引率、OSや利用開始時期などのほかの項目が金額にどう影響するかは書かれていないため、条件を漏れなく伝えて見積もりで確かめます。
見積もり条件は、生徒数だけでなく端末台数、OS、利用期間、開始時期まで同じ基準でそろえます。
契約の単位と窓口を先に選ぶ
ロイロノート・スクールは、ユーザー数による契約に加え、端末台数分の「1人1台タブレットプラン」を購入する形で台数ベースでも利用できます。どちらの単位で依頼するかを決め、比較する製品にも同じ利用人数または端末台数を伝えます。
契約期間を単年にするか複数年にするかも決めておきます。複数年契約割引の条件は公開されていないため、希望する年数を伝えて見積もりで確かめます。学校単位で契約するのか、自治体単位で導入するのかも、依頼時に明確にします。
株式会社LoiLoと直接取引するか、販売会社を経由するかも、調達の担当部署と合わせて決めておきます。
同じ条件で複数の製品を比べる
見積もりを受け取る際は、提示された条件だけを読むと比較しにくくなります。次の項目を各社に確認し、回答を同じ形式で残します。
- 単価と、適用される割引の内容
- 初期費用の有無
- 年度途中で利用人数や台数が増減した場合の扱い
- 支払いの時期と方法
- 次年度の更新に必要な手続きと時期
- 導入初年度の無料期間の後の扱い
価格を公開していない製品は、条件をそろえた見積もりがなければ比べられません。ほかの製品の候補は授業支援システムを比べる記事で探せます。授業支援システムの比較表を請求すると、各製品の料金や機能を一覧で確かめられます。
製品のおすすめポイント
- Phollyによる完結型のオンライン授業
- CSVでテストの一括作成、結果の一括ダウンロード
- 充実した先生と学生の双方向コミュニケーションを実現
- チェックリスト機能が追加
製品のおすすめポイント
- 英語検定試験の評価の観点を参考に、英作文をその場で採点・添削
- 目的に合わせた課題をクラス全員に配信でき、問題は無制限に自動で作れる
- 生徒ごとの提出状況やスコアの推移、観点別の弱点を管理画面で確認できる
- ライティングに加えて、スピーキング対策と英単語学習にも対応
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