パスロジ株式会社(東証TOKYO PRO Market上場、本社・東京都千代田区、代表取締役社長・光野元彦)は2026年10月29日、Windows 11のサインインをスマホアプリとの連携で多要素認証にするセキュリティソフトウェア「4Login for Windows(Windows 11対応版)永続ライセンス(3年間サービス提供保証)」を、10月28日からAmazonで販売していると発表しました。中小企業や個人事業主が、専用サーバーを構築せずにPC1台から多要素認証を導入できるようにした製品です。
スマホアプリと連携してサインインを多要素認証に
Windowsにサインインするときは、スマホの4Loginアプリに表示される数字を入力します。アプリと本人だけが知るパターンを組み合わせる仕組みです。
パスワードは、アプリの5×5のマス目の中で一定時間ごとに変わる数字(ダイナミックパスワード)を、本人だけが知るパターンに沿って入力します。同社は、画面を見ながら入力しても他人には読み取られず、覗き見などによるパスワード漏洩のリスクを低減できると説明しています。また、本人がアプリでロックを解除したあとの60秒間だけログインを受け付け、それ以外の時間はすべてのログインを拒否する「ログインプロテクト」も備えています。1ライセンス(1アカウント)でPC3台まで使えます。
専用サーバー不要でPC1台から導入できる買い切り型
リリースによると、中小企業に対しても、各省庁や業界団体のセキュリティガイドラインでは、業務PCへのサインインや社内システムへのアクセスに多要素認証(MFA)の導入が求められています。一方で、多要素認証の導入には専用サーバーの構築や専門的なIT知識、継続的な月額コストが必要で、中小企業や個人事業主にはハードルが高いという課題がありました。
導入は、アプリでアカウントを作り、PCにソフトをインストールして、Windows上で認証方法を切り替えるだけで、サーバー構築は不要です。指紋センサーや顔認証用カメラのない既存のPCでも使えるように開発したとしています。導入のハードルを下げるため、冊子形態(メディアなし、プログラムは同社サイトからダウンロード)での販売と、追加課金のない永続ライセンス(買い切り)を採用しました。
価格は税込17,600円で、販売チャネルはAmazon.co.jpです。発売記念として、2026年11月30日まで25%オフの税込13,200円で販売します。予定数量を超えた場合は、期間中でもキャンペーンを終える場合があるとしています。
動作環境と3年間のサービス提供保証
動作環境はWindows 11(64bit)です。Copilot+ PCなどARMプロセッサ搭載のPCには対応していません。インストールにはWindowsの管理者権限が必要で、使用には4Loginアプリ(iOS 16以上、Android 8以上)と、スマホとPCの両方のインターネット接続が必要です。
購入日から3年間は「サービス提供保証期間」とされ、この期間中にサービスの提供を終了した場合は、残存期間に応じた返金を行うとしています。
同社は2000年の創業以来、情報セキュリティの技術の研究開発を続けてきたとしています。主力製品の多要素認証ソリューション「PassLogic」の累計発行ライセンス数は117万以上(2026年10月時点)です。
セキュリティソフトを比べるときに見ておきたい点
編集部では、サーバーの構築や月額の費用を前提にせず、手元のPCとスマホだけでWindowsのサインインに多要素認証を足せる点に注目しています。セキュリティソフトを比べる際は、認証の方式に加えて、自社のPCが動作環境に合うか(ARM搭載PCは非対応)、社員がスマホのアプリを使えるか、サービス提供の保証期間の後の扱いをどう考えるかも確かめておきたいところです。
出典: パスロジ株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年10月29日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000001103.html

