工務店向け「AnyONE」、協力業者の見積書をAIで読み取る「AI-OCRオプション」 明細を見積・原価・発注書に

工務店向け「AnyONE」、協力業者の見積書をAIで読み取る「AI-OCRオプション」 明細を見積・原価・発注書に

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エニワン株式会社(本社・大阪市西区、代表取締役・中澤秀紀)は2026年11月5日、工務店・住宅会社向けの業務支援クラウド「AnyONE」で、協力業者から届いた見積書をAIで読み取ってAnyONEに取り込む「AI-OCRオプション」の提供を始めました。PDFのほか写真や手書きの見積書にも対応し、AIが読み取った明細を画面上で確認してから取り込めるようにした、AnyONEの見積機能のオプションです。同社は背景として、工務店やリフォーム会社では自社の見積を作るときに協力業者の見積書をもとに品名や数量、単価などを入力する作業があり、複数の業者から見積書が届く場合や明細の多い見積書では転記に手間がかかると説明しています。

見積書を読み取って取り込むまでの3ステップ

使い方は、AnyONEの見積画面に届いた見積書をドラッグ&ドロップし、AIが読み取った協力業者名や見積明細の摘要・数量・単位・単価・金額などを画面で確かめて、各項目をどのデータとして取り込むか選んでから、見積に取り込むという3ステップです。エニワンは、取り込んだ後も「明細は自由に修正できます」としています。対応するファイルはPDF、JPG(JPEG)、PNG、WebPで、ファイルサイズは20MBまで、PDFは20ページまでです。リリースは「AIによる読み取りは、見積書の書式や文字の状態によって、正しく読み取れない場合があります」と注記し、取り込む前に画面で内容を確かめるよう求めています。

取り込んだ明細を原価と発注書に使う

取り込んだ明細は見積の原価として使え、業者や原価を設定すれば原価管理につなげられます。原価として反映する場合は、利益率を設定して自社の見積の作成にも使えます。取り込んだ明細をもとに発注書を作ることもできます。同社は、見積書の転記に加えて、その後の原価管理や発注にかかる作業も効率化すると説明しています。

表計算ソフトに近い操作感の業務支援クラウド

AnyONEは、工務店・住宅会社などの現場の業務を支える業務支援クラウドで、顧客管理・案件進捗・契約・原価・粗利管理までを一つにまとめています。2010年のリリース以来、表計算ソフトに近い操作感を大切にして開発されてきました。同社は今後も、利用企業の声をもとに、見積や原価まわりの入力の手間を減らす機能を広げていくとしています。

施工管理アプリを比べるときに見ておきたい点

編集部では、協力業者の見積書から読み取った明細を、自社の見積の原価や発注書の作成まで同じシステムの中で続けて使えるようにしている点に注目しています。施工管理アプリの比較ハブには、見積もり・請求・原価の管理の機能を持つ製品が載っています。オプションの料金や読み取りの精度はリリースに書かれていないため、自社に届く見積書の書式や手書きの割合で、取り込む前の確認にどのくらい手間が残るかを確かめておきたいところです。

出典: エニワン株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年11月5日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000041194.html