Akerunとジム専用AIカメラ「GYM DX」がAPI連携、解錠ログと入館人数を照合して共連れを抽出

Akerunとジム専用AIカメラ「GYM DX」がAPI連携、解錠ログと入館人数を照合して共連れを抽出

目次

株式会社Photosynth(フォトシンス、本社・東京都港区、代表取締役社長・河瀬航大)は2026年10月29日、スマートロックを使うクラウド型の「Akerun入退室管理システム」と、株式会社Opt Fitのジム専用AIカメラ「GYM DX」がAPI連携を始めたと発表しました。Akerunの解錠ログと、GYM DXのAIカメラが識別した実際の入館人数をほぼリアルタイムに照合し、1回の解錠に対して複数名が入館する「共連れ」を自動でスクリーニングします。完全無人、または一部の時間帯を無人で運営するフィットネスジムなどでの利用を想定しています。

解錠ログと入館人数を照合する仕組み

リリースによると、両社はAkerunの解錠ログが示す「誰がいつ解錠(入室/入館)したか」と、GYM DXの人数検知が示す「実際に何人が入室/入館したか」を自動で連携させます。解錠が行われたタイミングで入館人数を照合し、1回の解錠に対して複数名の入館が検知されると、共連れの可能性があるものとして自動でスクリーニングします。カメラの映像を人が目視で確認しなくても、共連れの疑いがある入館を把握できるようになります。

検知された記録は、発生した日時や店舗、解錠を行った会員の情報とあわせて確認でき、運営者は課金の案内や注意喚起、繰り返し発生する場合の対応につなげられるとしています。

GYM DXは、Opt Fit(本社・愛知県名古屋市、代表取締役CEO・渡邉昂希)が提供する、フィットネスジム専用のAIカメラを使ったサービスです。異常検知による安全管理、マシンやエリアの利用率の分析、混雑状況の配信、複数人同時入館の検知などの機能を持ち、全国の24時間運営のフィットネス/ウェルネス施設に導入されているとしています。

無人運営のジムで共連れが課題になる背景

リリースは背景として、24時間運営のジムやセルフ型フィットネス施設が広がり、スタッフが常時または一部の時間帯で常駐しない運営が一般的になったことを挙げています。正規会員の入館に合わせて非会員などが同時に入館する共連れは、施設のセキュリティ上の課題になるうえ、会費を払わずに設備を使われることで運営者に機会損失や収益損失をもたらすと説明しています。

連携機能を使うには、AkerunとGYM DXそれぞれの契約が別途必要です。フォトシンスは今後も、Akerunを起点とした無人化・省人化のソリューションを進め、機能強化や連携サービスを拡充するとしています。

入退室管理システムを比べるときに見ておきたい点

編集部では、扉の解錠の記録とカメラが数えた人数を突き合わせ、認証の記録だけでは分からない共連れを記録として残せるようにした点に注目しています。入退室管理システムの比較ハブでは、Akerunを含む製品の比較に加えて、物理的なゲートで1人ずつ通行を制御して共連れを防ぎやすいゲート・フラッパー型の方式も解説しています。今回の連携は共連れの可能性がある入館を抽出する機能で、通行そのものを止める機能はリリースに書かれていません。無人の時間帯がある施設で比べる際は、カメラなど他の設備とAPIで連携できるか、抽出された記録を誰が確かめ、会員規約に沿ってどう対応するかを確かめておきたいところです。料金はリリースに記載がありません。

出典: 株式会社Photosynthプレスリリース(PR TIMES・2026年10月29日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000011385.html

目次