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ワードとエクセルの違いとは?基本から最適な使い分けまで徹底解説

「ワークフローシステム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 承認放置アラート
    • 入力内容自動チェック
    • 申請フロー設定
    • プレビュー機能
    • チャット機能
    • 印影表示機能
    • 申請ステータス表示
    • 集計機能
    • マルチデバイス対応
    • 外国語対応
    • 外部連携
    • 履歴管理
    • 一括申請・承認
    • ワンクリック承認
    • 合議機能
    • インポート・エクスポート
    • 入力制御機能
    • 過去申請引用
    • 代理申請・承認
    • フォロー機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
高機能ワークフロー
スタンダードプラン 月額500円/1ユーザー
備考
年額5,880円/1ユーザー
プレミアムプラン 月額800円/1ユーザー
備考
年額9,400円/1ユーザー
1ヵ月
コラボフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
簡単UI・高機能WF
初期費用 要相談
備考
共有サーバープラン、占有サーバープラン、占有サーバープラン[クラスタ2台構成]は初期費用0円です。エンタープライズは要件に応じて異なります。
共有サーバープラン 20,000円~/月額
備考
初期設定が簡単で、20~50名程度の企業に最適なコストパフォーマンスの高いプランです。手軽に利用を開始したい企業向けのソリューションです。最小ユーザー数は20ユーザーです。
占有サーバープラン 80,000円~/月額
備考
専用環境でセキュリティとパフォーマンスを強化しています。大規模データ処理やカスタマイズが必要な企業向けです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
占有サーバープラン[クラスタ2台構成] 110,000円~/月額
備考
冗長化により高可用性を実現し、業務継続性を重視する企業に最適なプランです。最小ユーザー数は20ユーザーです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
エンタープライズ 510,000円~/月額
備考
社外ユーザーを安価に追加できるため、取引先やパートナー企業との連携に適したプランです。コストを抑えつつ、柔軟なユーザー管理が可能になります。最小ユーザー数は500ユーザーです。
1年
consentFlowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
つながるワークフロー
初期費用 50,000円(税抜)
月額利用料 600円/1人(50ユーザまで)
備考
300円/1人(50ユーザ以降)
制限なし
MAJOR FLOW ワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シンプルなのに多機能
初期費用 0円
スタンダード 要お問い合わせ
備考
中規模以上の企業など柔軟な承認フローや組織管理が必要な企業向けのプランです。
エンタープライズ 要お問い合わせ
備考
より高度なセキュリティ機能が必要な大企業向けのプランです。
1年
kickflowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
カオナビ(ワークフロー/OKR)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑な稟議も連携も!
[クラウド版]初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
[クラウド版]Standard 300,000円/月額
[クラウド版]Prepaid 3,420,000円/年額
[パッケージ版]Standard 初期費用 2,400,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は200アカウントです。
[パッケージ版]Standard サポートサービス価格 360,000円/年額
[パッケージ版]Enterprise 初期費用 3,600,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は無制限です。
[パッケージ版]Enterprise サポートサービス価格 540,000円/年額
制限なし
AgileWorksの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
継続率99.86%!
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタンダード 20,000円/月額
備考
ほかサービス利用料が500円×ユーザー数/月 で発生します。
基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
プリペイド 228,000円/年額
備考
年額前払い制です。ほかサービス利用料が475円×ユーザー数×12/年 で発生します。基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
制限なし
X-point Cloudの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電子印鑑で承認を効率化
Shachihata Cloud ワークフロー Lite 月額1,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Standard 月額3,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Advance 月額4,000円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud グループウェア 月額1,500円
備考
(税抜、10ユーザー毎)
グループウェアをワークフロー基本プランと同時に購入した場合は、月額1,000円(税抜、10ユーザー毎)で購入可能。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑なワークフロー業務に柔軟に対応
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
SaaS×AIで効率化
フリー ¥0
備考
月額ライセンス料 ¥0/名+タスク実行料金 ¥0/タスク
自分の業務を自動化したい方のために
スタンダード ¥1,200~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,200~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
より多くのことを自動化したいパワフルなチームのために
プロ ¥1,600~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,600~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
業務フロー全体を変革する企業のために
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
中小企業向けDXツール
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
グループプラン 3,200円/月額
備考
基本プラン(5人まで)です。
アカウント数変更オプション 800円/1アカウント
備考
6人以上のアカウントが必要な場合に基本プランに追加できます。
※5アカウントごとの追加
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コスト運用できる
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
利用料金 1ユーザーあたり500円/月
制限なし
ジョブマネワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×ワークフロー
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12か月~
ジンジャーワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月額220円から
初期費用 30,000円
備考
単独利用の場合に発生します。
基本料金 2,000円/月額
備考
ユーザー数10ユーザーまで、ディスク容量1GBまでです。
超過料金 2,000円/10ユーザー毎
超過料金 1,000円/ディスク容量500MB毎
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入1,700社以上
初期費用 要相談
Standard 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)が利用できるプランです。
Enterprise 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)、勤怠管理ワークフロー(就業管理/シフト管理/タイムレコーダー連携)が利用できるプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Googleサイト上で運用可能
初期費用 要相談
無償版 0円
備考
広告表示あり・その10ユーザーまで・機能制限あり・サポートなしとなります。
有償版 100円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短1週間で導入可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 3,000円~/月額
備考
添付ファイル基本10GB込み、10ID単位の料金です。
多言語翻訳利用料 30,000円~/月額
備考
別途初期費用90,000円が発生します。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マニュアル不要の稟議
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 300円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
導入サポートプラン 100,000円/16時間
備考
契約した時間内で、フォーム作成、ワークフロー作成、各種マスターデータ作成などの初期設定をサポートするプランです。
※1フォーム、1ワークフロー作成は8時間程度が目安です。
運用サポートプラン 100,000円/月額
備考
定期的なマスタメンテナンス業務やフォーム改版などを代行するプランです。
ストレージ追加プラン 月額1,000円/10GB
備考
1ドメイン(契約)に対してストレージ上限の追加ができるプランです。
※標準ストレージ 10GB/1ドメインです。最大ストレージは200GB/1ドメイン(標準10GB+追加190GBまで)です。
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
大企業の業務を自由に
初期費用 要相談
利用期間 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
勤怠から工数管理まで
初期費用 要相談
チムスピ勤怠 400円/1人
備考
月額20,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ工数 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ経費 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピMix 600円/1人
備考
チムスピシリーズから2製品が選べるプランです。
月額30,000円/50ライセンス~
チムスピMix+ 800円/1人
備考
チムスピシリーズから3製品が選べるプランです。
月額40,000円/50ライセンス~です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
2000人以上もOK
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1ID 400円/月額
備考
基本料金とセットです。
基本料金 2,500円/月額
備考
基本料金はID単位ではなく、1契約単位になります。フリーフォーム作成、承認ルート作成、申請機能、申請書作成、承認機能、検索・閲覧機能、滞留防止機能、CSV出力、コメント機能、モバイル利用、クレーム報告、文書管理が可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
会社と稟議が共に成長
初期費用 0円
クラウドサービス基本料金 5,000円/月額/10ID
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
全ての稟議を一元管理
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Excelをそのまま電子化
初期費用クラウド版 0円
初期費用オンプレミス版 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短10分で設定完了
初期費用 要相談
月額プラン(後払い) 300円/月額
備考
1人あたりの料金です。
年額プラン(前払い) 3,000円/年額
備考
1人あたりの料金です。月額利用料の2ヶ月分を割り引いた金額です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspaceと連携
初期費用 0円
rakumo ワークフロー 月額500円/1ID
備考
ご利用には 「Google Workspace(有料版)」 が必要です。
オプション:Active Directory 連携ツール 600,000円
オプション:ユーザー詳細 CSV アップローダー 120,000円
オプション:API オプション 初期導入費:180,000円 APIごとの利用料:15,000円 / 年
オプション:超過利用時の追加購入 50GB分 (年間15,000円)/150回分 (15,000円)
備考
・ローカルファイル添付:添付ファイルが10GBの利用を超過した場合
50GB分 (年間15,000円)
・ZIP ダウンロード:申請書の一括ダウンロードが150回の利用を超過した場合
150回分 (15,000円)
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
累計ユーザー数20,000名突破
AppRemoクラウド ユーザー数50 Standard 741,000円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数50 500,000円
備考
年間保守サポート価格は75,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数400 Standard 2,097,600円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数400 2,280,000円
備考
年間保守サポート価格は342,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数1,000 Standard 4,423,200円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数1,000 5,000,000円
備考
年間保守サポート価格は750,000円です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
DX統合パッケージ
お問い合わせ お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シリーズ連携が強み
有料プラン 300円/月額
備考
ユーザー1名の価格です。
500名以上 別途ご相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google・Microsoftと連携
初期費用 0円
Basic プラン 月額費用(1ユーザーあたり)400円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・製品サポート、導入利活用支援の費用は含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Business プラン 月額費用(1ユーザーあたり)500円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・製品サポート、導入利活用支援の費用が含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Premium プラン 月額費用(1ユーザーあたり)1,200円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・テストテナントの環境をご提供します。
・製品サポート、導入利活用支援に加え、定期的な運用コンサルの費用が含まれています。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事と繋がる経費精算
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 29,000円~/月額
備考
月額費用は利用者数によって変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
グループウェアと連携
クラウドプラン お問い合わせ
パッケージプラン お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をそのまま画面に
クラウド版 500円/月
備考
1ユーザーの価格です。
パッケージ版 50ユーザー60万円~
備考
1ユーザーの価格です。
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マウス操作でかんたん
基本ライセンス 要相談
クラウド 基本料金 10,000円/月額  1ユーザ料金 500円/月額
1年間
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務が360°回る
初期費用 50,000円
備考
1 契約での価格です。NI Collabo 360 またはnyoibox のみの場合は0円になります。
NI Cloud Service 328円~/月額
備考
表示価格は1名あたりの値段です。
その他さまざまな追加オプションがあります。
パッケージ製品 要相談
6か月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オールインワンでDX
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
クラウド版 600円/月額~
備考
クラウド版のプランです。契約ユーザー数は5ユーザーからです。
パッケージ版ライセンス 75,000円~
備考
パッケージ版のプランです。基本ライセンスは、5ユーザーから利用できます。
1ヶ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

WordとExcel、日常的に使う身近なソフトですが、「この書類、本当はどちらで作るのが正解なんだろう?」と迷うことはありませんか。自己流の使い方で、知らず知らずのうちに非効率な作業をしているかもしれません。
本記事では、WordとExcelの根本的な違いから、業務シーン別の最適な使い分け、さらには資料作成の質とスピードを劇的に上げる連携テクニックまで、網羅的に分かりやすく解説します。

デジタル化の窓口では「Excelの見た目そのまま」で使えるワークフローシステムもご紹介しています。併せてご覧ください。

ワークフローシステム比較36選

1. その資料、WordとExcelどっちで作る?意外と知らない最適な使い分け

「この書類、WordとExcelどっちが正解…?」多くのビジネスパーソンが一度は抱えるこの疑問に、本記事では明確な答えを提示します。それぞれのソフトが持つ本来の強みを理解し、作成する資料の目的に応じて適材適所で使い分けること。実は、それだけで資料作成のスピードと質は劇的に向上します。

最初に結論からお伝えすると、「読みやすい文章が主体ならWord、正確な計算やデータ管理が目的ならExcel」というのが基本的な使い分けの考え方です。この記事を最後まで読めば、もうツール選びで貴重な時間を浪費することはありません。

Wordは「見た目を整える」のが得意な文書作成ソフト

Microsoft Word」は、その名の通り「言葉(Word)」を扱うプロフェッショナルです。つまり、文章を作成し、その体裁を美しく整えることに特化した文書作成ソフト(ワープロソフト)と言えます。

報告書や議事録、契約書といった、読みやすさや公式な見た目が重視される書類の作成に非常に優れています。

Wordの主な強み

  • 文字のサイズや色、フォントの自由な変更
  • 行間や余白の精密な調整
  • ヘッダーやフッター、ページ番号の自動挿入
  • 画像の自由な回り込み配置
  • 目次や索引の自動生成

これらの機能により、レイアウトが整ったドキュメントを直感的に作成できる点が最大のメリットです。

Excelは「計算・データ整理」が得意な表計算ソフト

一方で、「Microsoft Excel」は、無数のマス目(セル)が並んだシート上で、数値データを効率的に扱い、計算や分析を行うための表計算ソフトです。

最大の特徴は、四則演算から複雑な条件分岐まで、あらゆる計算を自動化する「関数」機能にあります。この関数を駆使することで、膨大なデータであっても人為的なミスを防ぎながら、正確かつスピーディなデータ処理を実現します。

Excelの主な強み

  • 関数による複雑な計算の自動化
  • 入力されたデータの並べ替え(ソート)や抽出(フィルタ)
  • 数値データに基づいたグラフの簡単な作成
  • 大量のデータを一元管理するデータベース機能

見積書や請求書、売上管理表、顧客リストの作成など、計算の正確性や後のデータ活用が主な目的となる場面でその真価を発揮します。

迷ったら「書類の目的」で判断しよう

ここまでで、両ソフトの得意分野が見えてきたのではないでしょうか。どちらのソフトを使うべきか実際に迷った際は、「その書類を通じて、最終的に何を達成したいのか」という目的に立ち返ることが極めて重要です。

文章を論理的に構成し、読み手に分かりやすく伝えることがゴールであればWord。数値を正確に管理し、データから何らかの傾向を読み解くことがゴールであればExcelを選ぶ。このシンプルな判断軸を持つだけで、資料作成の第一歩を間違えることはなくなります。

次の表では、両者の役割と主な用途を比較しています。

比較項目 Microsoft Word Microsoft Excel
ソフトの役割 文書作成(ワープロ) 表計算
主な用途 報告書、議事録、契約書、送付状、マニュアル作成 見積書、請求書、売上管理、顧客名簿、データ分析
得意なこと ・文章のレイアウト調整
・文字装飾
・長文の校正
・数値計算(関数)
・データの並べ替え、抽出
・グラフ作成
苦手なこと ・複雑な計算
・データの自動集計
・文章の自由なレイアウト
・長文の作成、編集

この表が示すように、それぞれのソフトは明確な得意分野を持っています。両者の特性を正しく理解し、適材適所でツールを使い分けることこそが、組織全体の業務生産性を向上させるための確実な一歩となるのです。

workflow-systems_comparison

2. 【比較表】ひと目でわかる!WordとExcelの機能と得意なこと

WordとExcelの根本的な違いは、それぞれのソフトが誕生した目的と、その基本となる画面構造にあります。ここでは、両者の機能や得意・不得意なことを一覧で比較し、その特徴をより深く掘り下げていきましょう。まずは、以下の比較表で全体像を掴んでください。

項目 Word Excel
ソフトの種類 文書作成ソフト 表計算ソフト
基本画面 白紙のページ セル(マス目)の集まり
得意なこと ・文章のレイアウト、装飾
・長文の作成、校正
・契約書や報告書の作成
・数値計算、関数
・データの並べ替え、抽出
・グラフ作成
苦手なこと ・複雑な計算
・大量のデータ管理
・文章の自由なレイアウト
・長文の作成

この表からわかるように、両者は似ているようで全く異なる特性を持っています。それぞれの違いをさらに具体的に見ていきましょう。

作成画面の違い:白紙の「ページ」と方眼紙の「シート」

両ソフトを起動して最初に目にする画面こそが、その違いを最も象徴しています。

Wordは、A4用紙のような白紙の「ページ」が編集の単位です。これはWYSIWYG(What You See Is What You Get)と呼ばれ、「画面で見たままのものが印刷される」ことを前提に設計されています。そのため、印刷した際の仕上がりを常にイメージしながら、文字の配置や画像の挿入を直感的に行うことができます。

一方でExcelは、無数のセル(マス目)で構成された方眼紙のような「シート」が編集の単位です。ここでは見た目のレイアウトよりも、「どのセルに、どのようなデータ(数値や文字)が入っているか」という情報そのものが最も重要視されます。あくまでデータ管理が主目的であるため、印刷時の見た目は後から調整するという考え方が基本です。

レイアウトの自由度:文章のWord、データ整理のExcel

作成画面の違いは、そのままレイアウトの自由度の違いに直結します。

Wordは、文章や画像をページ内の好きな場所に配置できる高いデザイン性が特徴です。例えば、画像の周りに文章を回り込ませたり、テキストボックスを使ってキャプションを添えたり、段組み機能で雑誌のようなレイアウトを組んだりと、クリエイティブな文書作成が可能です。社内報やパンフレットなど、デザイン性が求められる資料作成にも対応できます。

その反面、Excelのレイアウトはセルという格子の制約を受けます。セルの結合や書式設定である程度の調整は可能ですが、Wordのようにミリ単位でオブジェクトを自由に配置することは非常に困難です。「セル内で改行したら、行全体の高さが変わってしまい、隣のセルのレイアウトまで崩れてしまった」という経験は、多くの方がお持ちではないでしょうか。これはExcelがデータ整理を優先する設計思想であるためです。

計算能力の違い:手動のWord、自動のExcel

ビジネス文書に欠かせない「計算」においても、両者には決定的な違いがあります。

Wordの表にも合計値を表示するような簡易的な計算機能はありますが、基本的には手動での操作となり、複雑な処理には対応できません。参照している数値が変わっても自動で再計算はされず、手作業での修正と検算が必要になるため、ミスが発生するリスクが常に伴います。

対してExcelは、「関数」を用いることであらゆる計算を自動化できるのが最大の強みです。合計を求めるSUM関数や平均を出すAVERAGE関数はもちろん、特定の条件に合うデータだけを集計するSUMIF関数や、別シートから関連データを探し出すVLOOKUP関数など、その種類は数百にも及びます。これにより、データ入力後の集計・分析作業を大幅に自動化し、人為的ミスを排除した上で業務を効率化することが可能です。

3. 【シーン別】あなたはどっち?WordとExcelの使い分けマップ

WordとExcelの機能的な違いは理解できても、いざ目の前の業務となると「この書類は結局どちらで作るのが正解なのだろう?」と迷ってしまうケースは少なくありません。そこで本章では、日常業務で頻繁に作成する書類を具体的な例として挙げ、どちらのソフトを選択すべきか、その理由と共に解説する「使い分けマップ」をご提供します。

Wordで作るべき書類:報告書、議事録、契約書など

文章の構成や体裁、正確な日本語表現が重視される書類はWordの得意分野です。

例えば、長文になりがちな業務報告書や調査レポートを考えてみましょう。Wordには、誤字脱字や表現の揺れをチェックする「校閲機能」や、見出しから目次を自動生成する機能が備わっています。これらを活用することで、読み手にとって論理的で分かりやすい構成のドキュメントを効率的に作成できます。

同様に、会議の議事録や法的効力を持つ契約書なども、レイアウトの正確性が求められるためWordが最適です。行頭を揃えたり、箇条書きのレベルを調整したりといった、文書の体裁を整える作業はExcelでは非常に手間がかかります。

Wordが適している書類の例

  • 各種報告書・レポート
  • 会議の議事録
  • 契約書・覚書
  • 送付状・お礼状
  • 業務マニュアル
  • プレスリリース

Excelで作るべき書類:見積書、請求書、顧客名簿など

一方で、数値の正確な計算や、入力したデータの二次活用(並べ替え、集計など)が主な目的となる書類は、Excelで作成するのが鉄則です。

代表的な例が見積書や請求書です。単価と数量を入力すれば、SUM関数やPRODUCT関数で小計や合計金額が自動で計算されるように設定できます。これにより、手計算による単純なミスを根本から防ぐことができ、企業の信頼性維持に直結します。

また、顧客名簿や商品リストのような一覧表(データベース)の管理もExcelが得意です。入力したデータを元に、特定の条件で並べ替え(ソート)を行ったり、必要な情報だけを抽出(フィルタ)したりといったデータハンドリングが容易に行えます。Wordの表では、このような柔軟なデータ操作は不可能です。

以下の表は、ここまで解説した書類の使い分けをまとめたものです。

書類の種類 推奨ソフト 選定理由
報告書・議事録 Word 文章の構成、校閲、目次作成機能が優れているため
契約書・送付状 Word 文字や段落のレイアウト調整が容易で、体裁が重要なため
見積書・請求書 Excel 正確な自動計算(関数)が必須であり、計算ミスを防げるため
顧客名簿・商品リスト Excel データの並べ替えや抽出など、後のデータ活用が容易なため
グラフ・データ分析 Excel 元データから直接、多様なグラフを簡単に作成できるため

この表を参考に、作成する書類の主目的が「文章で見せる」ことなのか、「データで処理する」ことなのかを判断基準にしてください。

グラフやデータ分析資料はExcelで作成

報告書などでグラフを用いて視覚的に分かりやすく説明したい、という場面は多いでしょう。この場合も、グラフ作成そのものはExcelで行うのが基本です。

Excelは、売上データやアンケート結果などの数値データを元に、ボタン一つで棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフといった多様なグラフを自動生成する機能を備えています。グラフの色やラベル、軸の書式なども細かく調整でき、データに基づいた説得力のある視覚資料を効率的に作成可能です。

作成したグラフは、後からWordの報告書にコピー&ペーストで貼り付けることができます。つまり、「データ集計とグラフ化はExcel、文章による説明と全体のレイアウト調整はWord」というように、それぞれの得意分野を活かして連携させることが、質の高い資料を作成する上での最適なアプローチと言えるでしょう。

4. やってはいけない!資料作成が非効率になるNGな使い方

良かれと思って選択したツールが、実は作業効率を著しく低下させる原因になっているかもしれません。ここでは、多くのビジネスパーソンが陥りがちな、WordとExcelの誤った使い方(NG例)と、それが引き起こす具体的なデメリットについて解説します。心当たりがないか、ご自身の業務を振り返りながら読み進めてみてください。

NG例①:Excelでの長文レポート作成

「グラフや表を入れるから、最初からExcelでレポートを作ってしまおう」これは、非常に多く見られるNGパターンの1つです。一見、効率的に思えるこの方法ですが、実際には数多くの問題点を抱えています。

最大の問題は、意図しないレイアウトの崩れが頻発することです。Excelはセル単位で情報を管理するため、少し文章を追加したり、セルの幅を調整したりしただけで、全体の改行位置がずれ、見た目が大きく崩れてしまいます。印刷しようとした際に、文章の末尾が切れてしまうといったトラブルも後を絶ちません。

また、Wordに比べて高度な文章校正機能が備わっていないため、長文になるほど誤字脱字や表現の揺れを見逃しやすくなります。結果として、体裁を整えるための修正作業に膨大な時間がかかり、本来注力すべきレポートの内容を練る時間が失われてしまうのです。

 NG例②:Wordの表で複雑な売上管理

逆に、「報告書がメインだから、売上集計もWordの表で済ませてしまおう」というのも避けるべき使い方です。Wordの表は、あくまで簡易的な情報を整理するためのもので、データ管理には向いていません。

Wordの表で数値を管理する際、合計金額などの集計は基本的に手計算(もしくは電卓を利用)で行う必要があります。これは、手計算によるヒューマンエラーが発生する温床となり、請求金額の間違いなど、ビジネスにおける致命的なミスに繋がりかねません。

さらに、データの並べ替えや特定の条件での抽出といった、データ分析に繋がる機能は一切ありません。データ件数が増えれば増えるほど、管理は煩雑を極め、もはや「データ」ではなく単なる「文字の羅列」になってしまいます。将来的なデータ活用が一切見込めない、拡張性のない資料となってしまうのです。

次の表は、これらのNGな使い方と、それによって生じる問題点をまとめたものです。

NGな使い方 主な問題点 推奨される解決策
Excelで長文の報告書を作成する ・印刷時にレイアウトが崩れやすい
・文章の校正や編集がしにくい
・読み手にとって読みにくい
文章はWordで作成し、Excelで作ったグラフや表を貼り付ける
Wordの表で売上データを管理する ・手計算によるミスが発生しやすい
・データの並べ替えや抽出ができない
・データが増えると管理が破綻する
データ管理と計算はExcelで行い、必要な集計結果のみをWordに転記する

この表が示すように、それぞれのソフトの苦手なことを無理やり実行しようとすると、必ずどこかで非効率な作業やミスのリスクが発生します。ツールの特性を理解し、その強みを最大限に活かすことが、生産性向上の鍵となるのです。

5. 一歩先を行く!WordとExcelの効果的な連携テクニック

WordとExcelは、それぞれを単独で使うだけでも非常に強力なツールですが、両者の強みを掛け合わせる「連携」を覚えることで、その真価を最大限に引き出すことができます。資料の説得力と作成効率を飛躍的に向上させる、一歩進んだ連携テクニックを3つご紹介します。

Excelで作成した表やグラフをWordに貼り付ける

これは最も基本的かつ重要な連携テクニックです。報告書や企画書を作成する際、「文章での説明」と「データによる裏付け」はセットで提示することで、その説得力が格段に増します。

まず、Excelの得意分野であるデータ集計や分析機能を駆使して、分かりやすい表やグラフを作成します。次に、その完成した表やグラフをコピーし、Wordで作成している文書内の適切な箇所に貼り付けます。たったこれだけの操作で、数値的な根拠に基づいた、視覚的にも分かりやすい高品質なレポートが驚くほど簡単に作成できるのです。

手順

  • Excelで表やグラフを作成する
  • 対象範囲を選択し、コピーする(Ctrl + C)
  • Word文書を開き、貼り付けたい箇所にカーソルを合わせてペーストする(Ctrl + V)

この手法は、「データ分析はExcel」「文書の体裁を整えるのはWord」という、それぞれのソフトの役割分担を明確にする基本となります。

更新も楽々!「リンク貼り付け」でデータを自動反映

単なるコピー&ペーストには一つ弱点があります。それは、元のExcelファイルの数値を修正した場合、Wordに貼り付けた表やグラフにはその修正が反映されず、再度手動で貼り付け直す必要がある点です。この手間を解消し、データの整合性を保つ機能が「リンク貼り付け」です。

この方法で貼り付けを行うと、Word上の表やグラフは、元のExcelファイルと常に連携した状態になります。そのため、元となるExcelデータを修正するだけで、Word文書内の表やグラフも自動的に最新の状態に更新されるようになります。月次報告書のように定期的に更新が必要な資料や、作成途中で頻繁にデータ修正が発生するような資料を作成する際に、絶大な効果を発揮します。

手順

  • Excelでコピーしたい範囲を選択し、コピーする
  • Word文書上で、貼り付けたい場所を右クリックする
  • 「貼り付けのオプション」から「リンク(元の書式を保持)」などを選択する

急な仕様変更や元データの修正が発生しても、慌てて関連資料を探し回る必要はもうありません。

 応用編:大量の宛名も自動作成する「差し込み印刷」

Excelが持つ「データベース機能」とWordが持つ「文書作成機能」を組み合わせた、最も強力な連携機能の一つが「差し込み印刷」です。これは、同一の文面で、宛名や会社名など一部の情報だけが異なる文書を大量に作成する際に活用できます。

例えば、Excelで管理している顧客リスト(会社名、担当者名、住所など)を元データとして使用し、Wordで作成した案内状のテンプレートにその情報を自動で「差し込む」ことができます。これにより、何百通、何千通もの案内状の宛名を一件ずつ手入力するという、時間と手間のかかる作業を完全に自動化することが可能です。

次の表は、本章で紹介した連携テクニックをまとめたものです。

連携方法 主な用途 メリット 注意点
単純なコピー&ペースト 一度きりの報告書、修正が少ない資料 操作が最も簡単でスピーディ 元のExcelデータを修正しても、Word側は自動更新されない
リンク貼り付け 月次報告書、データが頻繁に更新される資料 元のExcelデータを修正すると、Word側も自動で更新される WordファイルとExcelファイルは常にセットで管理する必要がある
差し込み印刷 案内状、請求書、ラベルシールなどの大量印刷 宛名などの個別情報を、テンプレートに自動で流し込める Excel側でデータリストを事前に整備しておく必要がある

これらの連携テクニックを習得することで、単にツールが使えるというレベルから一歩進み、ツールを「使いこなす」レベルへとステップアップすることができるでしょう。

6. さらなるスキルアップへ!おすすめの学習サービス&ツール

WordとExcelの適切な使い分けと連携テクニックをマスターすれば、個人の業務効率が向上するだけでなく、チーム全体の生産性向上にも大きく貢献します。ここでは、ご自身のスキルレベルや学習スタイルに合わせて、さらなるステップアップを目指せるサービスと、常に最新の機能で業務を効率化するツールをご紹介します。

オンラインで学ぶ:Udemy(ユーデミー)

Udemy」は、世界中の専門家が講師を務める数万以上のコースから、学びたいスキルをピンポイントで購入できる世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。最大の魅力は、時間や場所を選ばずに自分のペースで学習を進められる点にあります。

例えば、元外資系コンサルタントが教える実践的なExcel講座や、伝わる資料作成に特化したWord講座など、実務に直結する質の高いコンテンツが豊富に揃っています。「関数の基本だけ復習したい」「マクロの初歩を学びたい」といった、個々のニーズに合わせた柔軟なスキルアップが可能です。

資格取得も目指せる:パソコン教室アビバ

より体系的に、そして目標を持ってスキルを習得したい方には、全国に教室を展開する「パソコン教室アビバ」がおすすめです。初心者向けの基礎コースから、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などの資格取得を専門とする対策講座まで、目的とレベルに応じたカリキュラムが用意されています。

最大のメリットは、経験豊富なインストラクターに直接質問し、疑問点をその場で解消できる点です。オンライン学習では挫折しがちな方でも、通学というスタイルで学習を習慣化し、着実にスキルを身につけることができます。無料カウンセリングで、自分に最適な学習プランを相談してみるのも良いでしょう。

最新の環境で効率化:Microsoft 365

学習サービスではありませんが、そもそもWordやExcelを利用する「環境」を最新に保つことも、スキルアップと生産性向上において極めて重要です。「Microsoft 365」は、常に最新バージョンのWordやExcelを利用できるサブスクリプションサービスです。

古いバージョンのOfficeソフトを使い続けていると、本記事で紹介したような便利な連携機能や、近年追加されたAI機能などが利用できず、非効率な作業を強いられることになります。Microsoft 365を導入すれば、機能アップデートが自動で適用されるだけでなく、クラウドストレージのOneDriveを介したファイルの共有や複数人での同時編集も可能になり、チーム全体のコラボレーションを加速させます。

以下の表では、ご紹介した3つのサービス・ツールの特徴を比較しています。

サービス/ツール名 学習・利用形態 特徴 こんな方におすすめ
Udemy オンライン動画学習 ・好きな講座を買い切りで購入
・自分のペースで学習可能
・実務特化型の講座が豊富
特定のスキルをピンポイントで学びたい方、自分の空き時間で学習したい方
パソコン教室アビバ 通学(オンライン併用も可) ・体系的なカリキュラム
・対面で講師に質問できる
・資格取得サポートが手厚い
PC操作に苦手意識がある方、基礎からしっかり学びたい方、資格取得を目指す方
Microsoft 365 ソフトウェア(サブスクリプション) ・常に最新版のOfficeを利用可能
・クラウド連携で共同編集が容易
・セキュリティ機能が強固
チームで資料作成を行う方、場所を問わず効率的に作業したいすべてのビジネスパーソン

ご自身の目的や課題に合わせてこれらのサービスやツールを活用し、日々の業務における資料作成の質とスピードを、もう一段階上のレベルへと引き上げてみてはいかがでしょうか。

「ワークフローシステム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 承認放置アラート
    • 入力内容自動チェック
    • 申請フロー設定
    • プレビュー機能
    • チャット機能
    • 印影表示機能
    • 申請ステータス表示
    • 集計機能
    • マルチデバイス対応
    • 外国語対応
    • 外部連携
    • 履歴管理
    • 一括申請・承認
    • ワンクリック承認
    • 合議機能
    • インポート・エクスポート
    • 入力制御機能
    • 過去申請引用
    • 代理申請・承認
    • フォロー機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
高機能ワークフロー
スタンダードプラン 月額500円/1ユーザー
備考
年額5,880円/1ユーザー
プレミアムプラン 月額800円/1ユーザー
備考
年額9,400円/1ユーザー
1ヵ月
コラボフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
簡単UI・高機能WF
初期費用 要相談
備考
共有サーバープラン、占有サーバープラン、占有サーバープラン[クラスタ2台構成]は初期費用0円です。エンタープライズは要件に応じて異なります。
共有サーバープラン 20,000円~/月額
備考
初期設定が簡単で、20~50名程度の企業に最適なコストパフォーマンスの高いプランです。手軽に利用を開始したい企業向けのソリューションです。最小ユーザー数は20ユーザーです。
占有サーバープラン 80,000円~/月額
備考
専用環境でセキュリティとパフォーマンスを強化しています。大規模データ処理やカスタマイズが必要な企業向けです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
占有サーバープラン[クラスタ2台構成] 110,000円~/月額
備考
冗長化により高可用性を実現し、業務継続性を重視する企業に最適なプランです。最小ユーザー数は20ユーザーです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
エンタープライズ 510,000円~/月額
備考
社外ユーザーを安価に追加できるため、取引先やパートナー企業との連携に適したプランです。コストを抑えつつ、柔軟なユーザー管理が可能になります。最小ユーザー数は500ユーザーです。
1年
consentFlowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
つながるワークフロー
初期費用 50,000円(税抜)
月額利用料 600円/1人(50ユーザまで)
備考
300円/1人(50ユーザ以降)
制限なし
MAJOR FLOW ワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シンプルなのに多機能
初期費用 0円
スタンダード 要お問い合わせ
備考
中規模以上の企業など柔軟な承認フローや組織管理が必要な企業向けのプランです。
エンタープライズ 要お問い合わせ
備考
より高度なセキュリティ機能が必要な大企業向けのプランです。
1年
kickflowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
カオナビ(ワークフロー/OKR)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑な稟議も連携も!
[クラウド版]初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
[クラウド版]Standard 300,000円/月額
[クラウド版]Prepaid 3,420,000円/年額
[パッケージ版]Standard 初期費用 2,400,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は200アカウントです。
[パッケージ版]Standard サポートサービス価格 360,000円/年額
[パッケージ版]Enterprise 初期費用 3,600,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は無制限です。
[パッケージ版]Enterprise サポートサービス価格 540,000円/年額
制限なし
AgileWorksの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
継続率99.86%!
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタンダード 20,000円/月額
備考
ほかサービス利用料が500円×ユーザー数/月 で発生します。
基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
プリペイド 228,000円/年額
備考
年額前払い制です。ほかサービス利用料が475円×ユーザー数×12/年 で発生します。基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
制限なし
X-point Cloudの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電子印鑑で承認を効率化
Shachihata Cloud ワークフロー Lite 月額1,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Standard 月額3,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Advance 月額4,000円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud グループウェア 月額1,500円
備考
(税抜、10ユーザー毎)
グループウェアをワークフロー基本プランと同時に購入した場合は、月額1,000円(税抜、10ユーザー毎)で購入可能。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑なワークフロー業務に柔軟に対応
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
SaaS×AIで効率化
フリー ¥0
備考
月額ライセンス料 ¥0/名+タスク実行料金 ¥0/タスク
自分の業務を自動化したい方のために
スタンダード ¥1,200~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,200~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
より多くのことを自動化したいパワフルなチームのために
プロ ¥1,600~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,600~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
業務フロー全体を変革する企業のために
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
中小企業向けDXツール
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
グループプラン 3,200円/月額
備考
基本プラン(5人まで)です。
アカウント数変更オプション 800円/1アカウント
備考
6人以上のアカウントが必要な場合に基本プランに追加できます。
※5アカウントごとの追加
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コスト運用できる
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
利用料金 1ユーザーあたり500円/月
制限なし
ジョブマネワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×ワークフロー
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12か月~
ジンジャーワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月額220円から
初期費用 30,000円
備考
単独利用の場合に発生します。
基本料金 2,000円/月額
備考
ユーザー数10ユーザーまで、ディスク容量1GBまでです。
超過料金 2,000円/10ユーザー毎
超過料金 1,000円/ディスク容量500MB毎
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入1,700社以上
初期費用 要相談
Standard 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)が利用できるプランです。
Enterprise 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)、勤怠管理ワークフロー(就業管理/シフト管理/タイムレコーダー連携)が利用できるプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Googleサイト上で運用可能
初期費用 要相談
無償版 0円
備考
広告表示あり・その10ユーザーまで・機能制限あり・サポートなしとなります。
有償版 100円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短1週間で導入可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 3,000円~/月額
備考
添付ファイル基本10GB込み、10ID単位の料金です。
多言語翻訳利用料 30,000円~/月額
備考
別途初期費用90,000円が発生します。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マニュアル不要の稟議
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 300円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
導入サポートプラン 100,000円/16時間
備考
契約した時間内で、フォーム作成、ワークフロー作成、各種マスターデータ作成などの初期設定をサポートするプランです。
※1フォーム、1ワークフロー作成は8時間程度が目安です。
運用サポートプラン 100,000円/月額
備考
定期的なマスタメンテナンス業務やフォーム改版などを代行するプランです。
ストレージ追加プラン 月額1,000円/10GB
備考
1ドメイン(契約)に対してストレージ上限の追加ができるプランです。
※標準ストレージ 10GB/1ドメインです。最大ストレージは200GB/1ドメイン(標準10GB+追加190GBまで)です。
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
大企業の業務を自由に
初期費用 要相談
利用期間 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
勤怠から工数管理まで
初期費用 要相談
チムスピ勤怠 400円/1人
備考
月額20,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ工数 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ経費 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピMix 600円/1人
備考
チムスピシリーズから2製品が選べるプランです。
月額30,000円/50ライセンス~
チムスピMix+ 800円/1人
備考
チムスピシリーズから3製品が選べるプランです。
月額40,000円/50ライセンス~です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
2000人以上もOK
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1ID 400円/月額
備考
基本料金とセットです。
基本料金 2,500円/月額
備考
基本料金はID単位ではなく、1契約単位になります。フリーフォーム作成、承認ルート作成、申請機能、申請書作成、承認機能、検索・閲覧機能、滞留防止機能、CSV出力、コメント機能、モバイル利用、クレーム報告、文書管理が可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
会社と稟議が共に成長
初期費用 0円
クラウドサービス基本料金 5,000円/月額/10ID
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
全ての稟議を一元管理
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Excelをそのまま電子化
初期費用クラウド版 0円
初期費用オンプレミス版 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短10分で設定完了
初期費用 要相談
月額プラン(後払い) 300円/月額
備考
1人あたりの料金です。
年額プラン(前払い) 3,000円/年額
備考
1人あたりの料金です。月額利用料の2ヶ月分を割り引いた金額です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspaceと連携
初期費用 0円
rakumo ワークフロー 月額500円/1ID
備考
ご利用には 「Google Workspace(有料版)」 が必要です。
オプション:Active Directory 連携ツール 600,000円
オプション:ユーザー詳細 CSV アップローダー 120,000円
オプション:API オプション 初期導入費:180,000円 APIごとの利用料:15,000円 / 年
オプション:超過利用時の追加購入 50GB分 (年間15,000円)/150回分 (15,000円)
備考
・ローカルファイル添付:添付ファイルが10GBの利用を超過した場合
50GB分 (年間15,000円)
・ZIP ダウンロード:申請書の一括ダウンロードが150回の利用を超過した場合
150回分 (15,000円)
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
累計ユーザー数20,000名突破
AppRemoクラウド ユーザー数50 Standard 741,000円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数50 500,000円
備考
年間保守サポート価格は75,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数400 Standard 2,097,600円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数400 2,280,000円
備考
年間保守サポート価格は342,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数1,000 Standard 4,423,200円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数1,000 5,000,000円
備考
年間保守サポート価格は750,000円です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
DX統合パッケージ
お問い合わせ お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シリーズ連携が強み
有料プラン 300円/月額
備考
ユーザー1名の価格です。
500名以上 別途ご相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google・Microsoftと連携
初期費用 0円
Basic プラン 月額費用(1ユーザーあたり)400円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・製品サポート、導入利活用支援の費用は含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Business プラン 月額費用(1ユーザーあたり)500円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・製品サポート、導入利活用支援の費用が含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Premium プラン 月額費用(1ユーザーあたり)1,200円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・テストテナントの環境をご提供します。
・製品サポート、導入利活用支援に加え、定期的な運用コンサルの費用が含まれています。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事と繋がる経費精算
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 29,000円~/月額
備考
月額費用は利用者数によって変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
グループウェアと連携
クラウドプラン お問い合わせ
パッケージプラン お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をそのまま画面に
クラウド版 500円/月
備考
1ユーザーの価格です。
パッケージ版 50ユーザー60万円~
備考
1ユーザーの価格です。
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マウス操作でかんたん
基本ライセンス 要相談
クラウド 基本料金 10,000円/月額  1ユーザ料金 500円/月額
1年間
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務が360°回る
初期費用 50,000円
備考
1 契約での価格です。NI Collabo 360 またはnyoibox のみの場合は0円になります。
NI Cloud Service 328円~/月額
備考
表示価格は1名あたりの値段です。
その他さまざまな追加オプションがあります。
パッケージ製品 要相談
6か月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オールインワンでDX
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
クラウド版 600円/月額~
備考
クラウド版のプランです。契約ユーザー数は5ユーザーからです。
パッケージ版ライセンス 75,000円~
備考
パッケージ版のプランです。基本ライセンスは、5ユーザーから利用できます。
1ヶ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

7. 【まとめ】明日から作る書類の目的でソフトを選ぼう

本記事を通して、WordとExcelがそれぞれ全く異なる目的のために設計されたツールであることをご理解いただけたかと思います。どちらが優れている、劣っているということでは決してなく、両者はそれぞれに明確で得意な役割を持っています。

Wordは「文章を分かりやすく見せる」プロフェッショナルであり、Excelは「データを正確に処理する」プロフェッショナルです。この本質的な違いを常に意識し、あなたがこれから作成する書類の「最終目的」は何かを自問自答することが、最適なツール選び、ひいては業務全体の効率化に向けた最も重要な第一歩となります。

最後に、ツール選択の判断基準をもう一度確認しましょう。

書類作成の主な目的 選ぶべきソフト 判断のポイント
読み手に分かりやすく情報を伝えたい Word 文章の構成、レイアウト、読みやすさが最優先される場合
数値を正確に計算・管理・分析したい Excel 計算の自動化、データの並べ替えやグラフ化が主な作業となる場合

なんとなく使い慣れたソフトを惰性で選んでしまう習慣から、ぜひ今日で卒業しましょう。まずは、明日作成する一つ一つの書類で、「本当にこのソフトが最適か?」と一度立ち止まって考えることから始めてみてください。その小さな意識改革が、あなたのビジネススキルを確実に向上させ、日々の業務に大きなゆとりをもたらすはずです。

以下の記事ではExcel VBAなどのマクロを使わずに稟議を効率化できる「ワークフローシステム」を比較しています。併せてご覧ください。

ワークフローシステム比較36選

よくある質問

Word、ExcelとPowerPointの違いは何ですか?

Wordは文書作成、Excelは表計算・データ管理に特化しているのに対し、PowerPointはプレゼンテーション(発表)のためのスライドを作成するソフトです。主な目的と使い分けは以下の通りです。

  • Word:報告書や契約書など、文章が主体で体裁を整えたい書類
  • Excel:請求書や顧客名簿など、計算やデータ分析が必要な書類
  • PowerPoint:会議やセミナーなどで、聞き手に視覚的に分かりやすく情報を伝えるためのスライド

履歴書や職務経歴書はどちらで作るべきですか?

企業からの指定がない限り、Wordでの作成を強く推奨します。理由は、Wordの方が写真の配置や文字のレイアウト、行間調整などの自由度が高く、印刷時やPDF化する際にレイアウトが崩れにくいためです。一方、企業によっては応募者情報をデータ管理しやすいように、Excel形式のテンプレートを配布している場合もあります。その場合は必ず企業の指示に従ってExcelで作成してください。

パソコン初心者です。WordとExcelはどちらから勉強すべきですか?

理想は両方の基本操作を並行して学ぶことですが、ご自身の職種や目的によって優先順位は変わります。

  • 経理・総務・営業事務など:請求書作成やデータ集計が多いため、Excelの優先度が高いでしょう。
  • 企画・広報・営業など:報告書や企画書、プレスリリースなどを作成する機会が多いため、Wordを使いこなせると強みになります。
まずは両方の文字入力や基本的な書式設定を覚え、その後、ご自身の業務でよく使う方の応用機能(Excelなら関数、Wordなら校閲機能など)を重点的に学習するのが効率的です。

Excelの表をWordにきれいに貼り付けるコツはありますか?

いくつか方法がありますが、目的に応じて使い分けるのがコツです。

  • 元のデータを修正しても自動で反映させたい場合:記事で紹介した「リンク貼り付け」が最適です。常に最新のデータを報告書に反映できます。
  • レイアウトを絶対に崩したくない場合:貼り付けオプションで「」として貼り付ける方法があります。これは表を画像として扱うため、拡大・縮小しても崩れませんが、Word上で数値を編集することはできなくなります。
  • Wordの文章デザインに合わせたい場合:貼り付けオプションの「貼り付け先のスタイルを使用」を選ぶと、表の罫線やフォントがWordのスタイルに自動で統一され、文書全体に一体感が出ます。

簡単な計算しかしない表なら、Wordで作っても問題ありませんか?

はい、後からデータの並べ替えや再集計、グラフ化などを行う可能性が全くないのであれば、Wordの表で作成しても問題ありません。例えば、単純な連絡網や当番表など、計算が不要で見た目を整えることが主目的の場合です。しかし、少しでも「このデータ、後で集計するかも…」と考えるのであれば、将来的な手間を考えて最初からExcelで作成しておくことをおすすめします。

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