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Kakeai導入で三井情報が1on1の対話深化へ

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株式会社KAKEAIは2026年8月13日、三井情報株式会社が1on1支援SaaS「Kakeai」を導入した事例を発表しました。約1,100人の技術者組織で、業務確認に偏りがちな1on1を、キャリアや思いを語る対話へ広げようとする取り組みです。SaaS導入を検討する企業には、機能の導入そのものより、対話を担う管理職の振り返りをどう支えるかという視点が参考になります。

若手定着に向けた1on1の対話設計

三井物産グループでシステム開発などを手がける三井情報は、若手社員の定着と活躍を組織テーマの一つに掲げています。技術部門には約1,100人の技術者が在籍し、室長は労務管理や各種申請・承認などの組織運営に加え、自らもプロジェクトを担うプレイングマネジャーです。若手定着に特効薬はなく、室長とメンバーが地道に対話を続ける必要があるとの認識から、2026年5月にKakeaiの利用を始めました。狙いは、1on1を進捗報告だけで終えず、キャリアや本人の思いに触れる時間へ育てることにあります。

手挙げ式で始まった1on1の運用

利用は全員必須ではなく、使いたい人が手を挙げる形で開始しました。当初は数人集まればという想定でしたが、実際には24、25人と想定を超える数の手が挙がり、その多くは室長だったといいます。日々の1on1がそのままデータとなり、現場の手をわずらわせずに対話の実態を把握できる点も、導入の決め手になりました。Kakeaiでは、メンバーが事前にトークテーマを選び、話したい内容をマネジャーへ伝えられます。1on1のあとには部下がその時間の満足度を評価し、回を重ねるごとにデータが蓄積・可視化されます。マネジャーは結果から自身の関わり方を振り返り、「自分は業務の話ばかりしていたな」「もう少し聞いたほうがいいかもしれない」といった気づきを得ることが期待されています。

人材データを現場の対話へつなぐ

人材領域のSaaSは、従業員情報を集約・可視化するだけでなく、育成や配置に関わる現場の情報とどう結び付けるかが問われます。Kakeaiで得られる満足度の推移は、個人を評価するためではなく、対話する側が関わり方を見直す材料として位置付けられています。各社の人材活用ツールを見比べたい場合は、タレントマネジメントシステム(カテゴリ一覧)も参考になります。

編集部が見た1on1運用の要点

手挙げ式で始めた点は、対話への関心を持つ管理職から運用を定着させる設計として注目されます。一方で、ツールの効果は利用人数だけでは測れません。事前テーマと満足度のデータを、日常の面談でどう受け止め、聞き方や対話内容の改善につなげるかが運用の焦点になります。

出典: 株式会社KAKEAIプレスリリース(PR TIMES・2026年8月13日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000041953.html

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