ADK、請求書処理AI導入で月約4,000件の目視確認が不要に
最終更新日:2026/07/15
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経理DXを手がけるファーストアカウンティングが2026年7月15日、総合広告会社の株式会社ADKホールディングスによる請求書処理AIの導入事例を公開しました。ADKでは月間約5,000件の請求書処理のうち、約4,000件で目視確認が不要になったとされています。大量の請求書を人手で確認している経理部門にとって、自動化がどこまで届くのかを測る手がかりになりそうです。
導入で年間約1万時間の工数を削減
ADKは国内トップクラスの総合広告会社で、グループのバックオフィス業務を担っています。リリースによると、広告業界特有の複雑な請求書処理が多大な工数を生み、決算業務の遅延という課題を抱えていました。同社はファーストアカウンティングの請求書処理AI「Robota」「Remota」を導入し、請求書を9パターンに分類したうえで読み取り精度8割以上を実現したとしています。「業務革新プロジェクト」として継続的にフィードバックを重ねた結果、月間約4,000件で目視確認が不要になり、年間で約1万時間の工数削減とヒューマンエラーの抑制につながったと説明しています。ファーストアカウンティング代表取締役社長の森啓太郎氏は「今回の成功は、AIの性能だけでなく、経理部門の皆様が主体となって業務を見直し、継続的な改善を重ねられたことによるものです」とコメントしています。
請求書処理の自動化はどこが難しいか
請求書はフォーマットが取引先ごとに異なり、紙とPDFが混在することも珍しくありません。AI-OCRで文字を読み取れても、その精度や、後段の会計処理までどうつなぐかが自動化の分かれ目になります。インボイス制度や電子帳簿保存法への対応状況も、経理部門が製品を選ぶ際の判断材料です。各製品の読み取り方式や対応範囲はAI-OCR カテゴリで、請求書の作成から管理までを担うツールは請求書作成ソフト カテゴリで見比べられます。
編集部が読み解く導入の勘どころ
今回の事例で目を引くのは、精度8割・9パターンという具体的な数字です。裏を返せば月間約5,000件のうち約1,000件は目視確認が残る計算で、全件が自動化されたわけではありません。森氏のコメントも、成果はAI単体でなく経理部門の業務見直しによるものだと述べています。導入を検討する企業は、自社の請求書がどれだけの型に分かれ、どの工程を人が担うのかを見極めたうえで効果を試算したいところです。
出典: ファーストアカウンティング株式会社プレスリリース(PR TIMES・2026年7月15日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000061842.html
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