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multibookにAI自動仕訳機能、請求書PDFから仕訳を自動作成

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クラウド型の会計・ERPを手がける株式会社マルチブックは2026年7月9日、グローバルクラウドERP「multibook」に「AI自動仕訳機能(仕入先請求書)」を追加したと発表しました。仕入先からの請求書PDFをアップロードするだけで、AIが記載内容を読み取り、取引先の特定から会計仕訳の作成までを自動で進める機能です。 経理のバックオフィス業務にどこまで自動化を取り入れるかは、SaaS導入を検討する企業にとって悩ましい論点です。今回の機能追加は、その判断材料を一つ増やすものになります。

請求書PDFから仕訳を自動作成する仕組み

従来、仕入先からの請求書は、経理担当者が一件ずつ内容を確認し、勘定科目や税区分を判断しながら会計システムへ手入力してきました。今回の機能では、請求書PDFをクラウドにアップロードすると、AI OCRが請求書番号や請求日、支払期日、通貨、明細、金額、税額を読み取ります。Tax IDや電話番号、仕入先名称から取引先を特定し、取引先マスタに登録された仕訳パターンをもとに勘定科目・税区分・部門まで自動で設定する点が特徴です。 最終的に会計仕訳が仮伝票として自動作成され、元の請求書PDFもその仮伝票に添付されます。証憑と仕訳が一つにまとまるため、あとから金額の根拠をたどりやすくなります。渡部学代表取締役社長はコメントで、「経理担当者は入力作業から確認・判断業務へシフトでき、生産性と入力品質を同時に向上させることが可能になります」と述べています。

請求書の手入力が経理にかける負担

月末や月初に届く請求書を一枚ずつ転記していく作業は、多くの経理現場で日常的に発生します。手作業の工程が増えるほど、金額の打ち間違いや入力漏れといったミスも起こりやすくなります。 請求書のような定型帳票の処理をどう効率化するかは、会計ソフト選びでも重視されるようになってきました。クラウド型の会計ソフト カテゴリでは、電子帳簿保存法への対応やデータ連携のしやすさも比較の軸になります。請求書や帳票を自動で読み取るAI-OCR カテゴリの技術は、こうした入力負担を軽くする手段として各社が精度を競う分野です。

導入検討時に確認しておきたい点

自動仕訳の精度は、取引先マスタにどれだけ正確な仕訳パターンを登録できているかに左右されます。初期設定や例外処理の運用をどう組むかは、導入前に確認しておきたいところです。 multibookは40カ国・750社以上で導入実績があり、12言語・多通貨・複数帳簿に対応するERPです。海外拠点を含む会計を一つの基盤でまとめたい企業にとっては、こうしたAI機能の追加が選定の後押しになりそうです。一方で、国内中心で会計ソフト単体を探している企業は、自社の請求書フォーマットや業務規模に無理なく合うかを見極めることが先になります。なお本稿で触れた実績値はいずれもリリース記載のもので、実際の効果は運用状況によって変わります。

出典: 株式会社マルチブックプレスリリース(PR TIMES・2026年7月9日配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000015843.html

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