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Ivantiの価格・脆弱性・機能比較|ルーティン業務を自動化し効率化を促進する方法を解説【2025年最新】

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 履歴管理
    • 台帳作成
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • データ削除
    • 操作利用制限
    • リアルタイム収集
    • リンク管理
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • テレワーク支援
    • 不正機器検知
    • ネットワーク検知
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

この記事では、IT資産管理・エンドポイント保護・サービス管理を統合する「Ivanti」について解説します。情シスが抱える5つの課題(資産管理の属人化、パッチ管理工数など)に対し、「Ivanti」がどう自動化で解決するかを紹介します。主要3機能(ITAM, EPM, ITSM)のほか、人気他社4製品との機能比較も行います。全体像を網羅していきましょう。

1. Ivantiとは?企業のIT資産管理を進化させる統合ソリューション

Ivanti
引用:Ivanti – ITとセキュリティ。現場でのイノベーション。

Ivanti」は、IT資産管理、エンドポイント保護、ヘルプデスク対応を一元化できる企業向けの統合管理ソフトウェアです。DX(デジタルトランスフォーメーション)が求められる時代において、IT部門の業務効率化やセキュリティ強化、ガバナンスの確立を支援する基盤ソリューションとして注目されています。

1-1. Ivantiの概要と成り立ち

Ivanti(イヴァンティ)」は、2017年に米国で誕生したIT統合管理ソリューションブランドです。前身となる企業には、IT資産管理の「LANDESK」、モバイル管理の「MobileIron」、VPN技術の「Pulse Secure」、パッチ管理の「Shavlik」などがあり、それぞれの強みを結集した形で統合されました。

Ivanti」の主力製品Ivanti Neurons」は、AIを活用したセルフヒーリング(自己修復)型の運用管理プラットフォームです。エンドポイントの状態を常時モニタリングし、問題を未然に検知・対応できるため、従来のIT運用の負担を大幅に軽減します。

さらに、「Ivanti」は以下の4領域を統合的にカバーします。

  • IT資産管理(ITAM)
  • エンドポイント管理(EPM)
  • ITサービス管理(ITSM)
  • ゼロトラストセキュリティ対応(認証・脆弱性管理)

これにより、本製品は単なる寄せ集めではない、包括的かつ統合設計されたIT管理ソリューションとして高く評価されています。

1-2. 中堅〜大企業向けに最適な理由

Ivanti」は特に、PC数百台〜数万台規模を運用する中堅〜大企業にとって最適な設計がなされています。以下のような特長により、拡張性・国際対応性・実務運用のしやすさが評価されています。

Ivanti 4つの特長

  • 高いスケーラビリティ:数万台規模のエンドポイントを管理できるアーキテクチャを採用しており、グローバルに拠点を持つ企業やグループ会社単位での導入にも対応可能です。
  • 多言語・多拠点対応:管理者画面やレポートは日本語を含む複数言語に対応しており、地域や拠点をまたぐ運用でも支障がありません。
  • クラウド/オンプレ/ハイブリッド型対応:クラウドベースでの提供に加えて、オンプレミスでの導入も可能。柔軟な構成が求められる金融業や製造業などでも導入しやすい設計です。
  • グローバルサポート体制:Ivantiは日本法人も持ち、国内パートナー(「SCSK」「サイバネットシステム」など)との連携により、導入から運用支援まで一貫したサポートが提供されます。

また、Ivantiは多拠点・大規模環境での実運用実績が豊富です。次の表では、「Ivanti」が中堅〜大企業に適している理由を要点で整理しています。

Ivantiの導入適性:中堅・大企業向け比較表

比較項目 Ivantiの特長 他社製品
管理可能台数 数万台規模まで対応可能 数千台規模が一般的
提供形態 クラウド、オンプレ、ハイブリッドに対応 オンプレ型中心
多言語・多拠点対応 多言語UI・マルチテナント管理が可能 一部機能のみ
導入事例の豊富さ 国内外の製造業、建設業、大手通信会社などに導入実績あり 国内中小向け事例が中心
統合プラットフォーム性 ITAM・EPM・ITSMをワンストップで提供 単機能製品を組み合わせる必要が多い

Ivanti」はこのように、単なるIT資産管理にとどまらず、エンドポイントセキュリティやサービス管理まで含めた統合的なIT運用を実現するソリューションです。特に、IT業務の統合と自動化を推進したいと考える企業にとって、有力な選択肢の1つと言えるでしょう。

2. 情シス担当が抱える課題とは?Ivantiが解決する5つの業務負担

情報システム部門では、セキュリティ対策や運用トラブル、コンプライアンス対応など業務負荷が増大しています。特に中堅〜大企業では、拠点拡大に伴う「見落とし」や「属人化」が課題です。ここでは、情シスが直面する5つの課題と、「Ivanti」がどのように自動化・効率化による解決を図れるかを分かりやすくご紹介します。

① 資産の棚卸・台帳管理の属人化

情シス部門がまず直面するのが、IT資産の棚卸作業における手間と属人化の問題です。資産情報をExcelなどで手動管理していると、更新漏れや不明端末の発生など、担当者依存のリスクが高まります。

Ivantiの解決策

Ivanti」は、社内ネットワーク上のエンドポイント(PC、モバイル端末、サーバーなど)を自動スキャンし、機器の種類・スペック・利用者情報・接続状況などを一括で把握するインベントリ管理機能を提供しています。

機能 内容 効果
自動インベントリ管理 ネットワーク上の端末を自動検出 更新漏れ・重複登録を防止
一元化ダッシュボード 資産情報をリアルタイム表示 属人化の解消
利用状況分析 長期未使用・退職者端末の特定 不要資産削減・リスク低減

ポイント
 拠点が多い企業ほど、「常に最新の資産状況を把握できる」「Ivanti」の自動管理の恩恵は大きいです。

② ソフトウェアライセンスの過不足・無駄

導入済みソフトウェアの利用実態を正確に把握していないと、必要以上のライセンス購入や未許可ソフトの放置につながり、コストの浪費やコンプライアンス違反の温床となります。

Ivantiの解決策

端末ごとのアプリ利用状況を自動検出し、ライセンス契約と照合します。未使用ライセンスを特定し、最適化を支援します。

管理対象 提供機能 効果
インストール済みソフト バージョン情報収集・アプリ検出 非推奨ソフトの削除
利用状況 実行頻度・使用時間の追跡 未使用ライセンス特定
契約情報 契約数と突合・アラート通知 過剰購入防止・不足対策

事例
AdobeやMicrosoft Officeなど高額ライセンス製品の未使用率を可視化し、ITコストを最大30%削減した企業もあります。

③ パッチ管理の工数とリスク

Windowsや各種アプリケーションの脆弱性に対応するためには、定期的かつ迅速なパッチ適用が欠かせません。しかし、物理的に社内にいない端末やVPN未接続の端末への対応は、手動管理では限界があります。

Ivantiの解決策

Ivantiは、インターネット経由で社外のエンドポイントにもパッチを自動配布できる「分散型パッチ管理機能」を提供しており、以下の機能で情シスの業務負担を軽減します。

機能 内容 効果
多ベンダー対応 Microsoft、Adobe、Chromeなどに対応 セキュリティ強化
自動配布 オンライン/オフライン端末にも配布可能 手動作業を80%以上削減
ダッシュボード監視 進捗・失敗を可視化 適用漏れ防止

導入事例
AGC株式会社では「Ivanti」導入により、手動パッチ作業を80%以上削減し、全社的なセキュリティ基盤を強化しました。

④ テレワーク端末の管理が行き届かない

テレワークやモバイルワークの拡大により、オフィス外の端末をどう管理するかが情シスの新たな課題になっています。従来の社内ネットワーク依存型の管理手法では、社外端末が“死角”になりやすいのが現状です。

Ivantiの解決策

クラウド経由でエージェントが常時通信し、VPN不要で資産情報・パッチ状況を取得可能です。

機能 内容 効果
クラウド管理 常時接続で端末情報を取得 オフィス外の端末も可視化
非VPN通信 社外端末も管理対象化 テレワーク運用の安全化
リモート制御 ロック・ファイル削除対応 情報漏洩リスク軽減

ポイント
ゼロトラスト(“信頼しない”前提のセキュリティモデル)を採用する企業に最適なアーキテクチャです。

⑤ コンプライアンス対応・監査負荷

内部監査や外部監査に対応するためには、IT資産やソフトウェア利用状況の記録を適切に残し、いつでも提示できる体制が求められます。しかし、手動記録や担当者の記憶に依存した管理では、証跡の抜けや説明の不備が発生するリスクがあります。

Ivantiの解決策

資産のライフサイクル管理や操作ログを自動で記録・保存し、監査資料を即時出力できます。

管理範囲 機能 効果
資産ライフサイクル 調達〜廃棄の履歴を自動記録 証跡の整備・説明責任を担保
ソフト利用履歴 使用状況・変更履歴のレポート化 監査準備の効率化
管理者操作 権限変更やアクセス履歴の保存 内部統制強化

補足
ISO 27001やISMSなどの監査では、Ivantiのログ管理機能が評価対象にもなっています。

次の章では、「Ivanti」が提供する具体的な主要機能について、カテゴリ別に詳しく解説していきます。読者の皆さまが、自社のIT課題に合致する機能を見極めるうえでの参考になれば幸いです。

itshisankanritu-ru

IT資産管理ツールの比較表を拡大表示する

3. Ivantiの主要機能とできること

Ivanti」は、IT運用に関わるさまざまな業務を一元管理できる統合プラットフォームです。ここでは「IT資産管理(ITAM)」「エンドポイント管理・パッチ適用(EPM)」「サービス管理・ナレッジ共有(ITSM)」の3つの主要機能について、できることや活用例を図と共に詳しく解説します。

① IT資産管理(ITAM)|企業内の資産を可視化し、無駄やリスクを削減

Ivanti」のITAM(IT Asset Management)は、企業に存在する全てのハードウェア・ソフトウェア資産を自動的に検出・追跡し、ライフサイクル全体で管理します。
これにより、資産の「使われていない」「重複している」といった無駄を減らし、コンプライアンスリスクも防止します。

主な機能と効果

機能 内容 効果 おすすめポイント
自動インベントリ取得 PC・サーバー・ネットワーク機器を自動スキャン 台帳作成・更新を自動化 手作業管理から脱却
ソフトウェア使用率の可視化 実際の使用状況を分析 未使用ライセンスの特定 ITコスト削減が可能
資産ライフサイクル管理 調達〜廃棄までを履歴管理 更新漏れや不明端末を防止 監査対応を容易に
部門別台帳統合 部署ごとに所有資産を可視化 管理範囲の明確化 組織横断の資産最適化

おすすめポイント

  • 人手をかけずに常に最新の資産情報を維持します。
  • 不要資産・未使用ライセンスを自動で特定可能です。
  • 監査対応やセキュリティ管理の証跡を自動生成します。
  • エクセル台帳の更新作業を完全自動化できます。
  • 拠点をまたいだグローバル管理にも対応します

\IT資産管理ツールの製品をタイプ別に知りたい方はこちら/

IT資産管理ツール比較22選

② エンドポイント管理・パッチ適用(EPM)|拠点・社外端末のセキュリティを自動化

Ivanti」のEPM(Endpoint Management)は、端末の状態を常時監視し、OSやアプリの更新・パッチ適用を自動で実施します。社外端末や複数拠点環境にも対応しており、セキュリティレベルを統一できます。

主な機能と効果

機能 内容 効果 おすすめポイント
クロスプラットフォーム対応 Windows/macOS/Linux対応 端末種類を問わず一元管理 異種OS環境でも運用可
クラウド経由の自動配信 VPN不要で社外端末へ配信 更新漏れゼロ テレワーク環境に最適
ゼロタッチ展開 OS・ソフト配信を自動化 新端末設定の手間を削減 展開スピードが向上
パッチ検証・ロールバック 適用前テストと戻し機能 不具合発生リスクを軽減 安定運用を確保

比較表:主要EPM製品の機能対応範囲

管理機能 Ivanti Neurons Microsoft Intune JAMF Pro
Windows端末対応 ◯(標準対応) ◯(標準対応) △(限定的)
macOS端末対応 ◯(標準対応) △(一部機能対応) ◯(強みあり)
オフライン端末対応 ◯(クラウド経由で可) △(制限あり) △(基本は社内接続前提)
ゼロタッチ展開 ◯(マルチOS対応) △(Windows中心) ◯(Appleデバイス特化)
パッチ自動検証 ◯(AI検証対応) ×(手動設定が中心) △(限定的対応)

おすすめポイント

  • 社外・海外拠点でも統一したセキュリティ管理が可能です。
  • VPN不要でテレワーク端末も保護します
  • 自動配布・検証によりパッチ作業を80%以上削減できます。
  • 異なるOSをまたいでも一つの画面で統合管理可能です。
  • 夜間配信・段階的配信など柔軟なスケジューリングが可能です

③ サービス管理・ナレッジ共有(ITSM)|情シス業務の属人化を防ぎ、対応品質を標準化

Ivanti」のITSM(IT Service Management)は、ヘルプデスク対応や問い合わせ管理を自動化し、対応のばらつきを防ぎます。チケット管理やナレッジ共有を通じて、業務の属人化を解消します。

主な機能と効果

機能 内容 効果 おすすめポイント
チケット管理 問い合わせ・障害を自動で記録 対応漏れを防止 業務の見える化
自動分類・アサイン 優先度別に担当者へ自動振分け 処理スピード向上 初動対応が迅速
ナレッジ共有 過去の対応をデータベース化 再発防止・自己解決率UP 教育コスト削減
SLA可視化 対応履歴をスコア化 品質評価・改善に活用 サービス体制の成熟化

おすすめポイント

  • 問い合わせ対応を自動チケット化で抜け漏れゼロにします。
  • 過去対応を活かして同じ質問に再対応しない仕組みを作ります。
  • 属人化を防ぎ、誰でも対応できる体制を構築します。
  • ITIL準拠の設計で国際標準レベルの運用を実現できます。
  • 情シス業務を“対応”から“改善”へ転換できます。

Ivantiの3大領域がもたらす価値のまとめ

領域 主な目的 期待できる成果
ITAM 資産を可視化・最適化 コスト削減・棚卸の自動化
EPM 端末・パッチ管理の自動化 セキュリティ強化・運用効率化
ITSM 問い合わせ・業務管理の標準化 属人化防止・サービス品質向上

Ivanti」は、「見える・守る・支える」という3つの視点から企業のIT運用を支援します。
導入することで、IT部門は日常業務の煩雑さから解放され、戦略的なIT投資やDX推進にリソースを集中できるようになります。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 履歴管理
    • 台帳作成
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • データ削除
    • 操作利用制限
    • リアルタイム収集
    • リンク管理
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • テレワーク支援
    • 不正機器検知
    • ネットワーク検知
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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4. 他社製品との比較|Ivantiが選ばれる理由と最適な使い分け方

IT資産管理やエンドポイント管理には多様なツールが存在します。ここでは「Ivanti」「AssetView」「MCore」「ISM CloudOne」の4製品を比較し、それぞれの強みと適した活用シーンを整理します。すべて優れたツールですが、どのような目的で導入するかによって最適解は異なります。

比較表:主要4製品の特徴と得意分野

製品名 主な強み 対応領域 向いている企業・用途
Ivanti ITAM・EPM・ITSMを統合。AI自動化・自己修復機能を搭載 資産・端末・サービス管理 拠点・端末が多く、運用全体を自動化したい企業
AssetView 国内対応が充実。操作ログ・デバイス制御が強み 資産管理/セキュリティ統制 情報漏えい防止や内部統制を重視する企業
MCore 導入が簡単で台帳・ライセンス管理に特化 資産管理 コストを抑えて「脱Excel」したい中堅企業
ISM CloudOne クラウド完結型で社外端末管理に強い 資産/端末管理 テレワーク・BYOD環境が中心の企業

どのツールも方向性が異なるだけで、目指すゴールは「IT運用の効率化と可視化」です。重要なのは、自社の課題に最もフィットする軸を見極めることです。

① 統合運用と自動化を求めるなら Ivanti

Ivanti」は、IT資産管理(ITAM)・エンドポイント管理(EPM)・サービス管理(ITSM)を一体化します。これにより、データの重複や管理システムの分断を解消し、運用全体を1つのプラットフォームで完結できます。
AIによるセルフヒーリング機能(自動修復)も搭載し、運用負荷を継続的に軽減します。

おすすめポイント

  • 資産・端末・サービスを横断的に可視化
  • 異常検知~対応までをAIが自動化
  • クラウド/オンプレ/ハイブリッドすべてに対応
  • SCSKやサイバネットなど国内パートナーによる導入支援

大規模環境や多拠点展開を行う企業ほど、Ivantiの統合設計が真価を発揮します。

② セキュリティ監査を重視するなら AssetView

AssetViewは、内部統制・情報漏えい対策に特化した国内製品です。端末操作や外部メディア利用を詳細に監視でき、監査証跡を自動的に記録します。

おすすめポイント

  • 操作ログやデバイス利用履歴を自動取得
  • 不正接続やシャドーITを検出
  • 国内環境に最適化されたUI・サポート体制
  • 官公庁・教育機関・金融機関での導入実績が豊富

社内統制を強化したい場合は、AssetViewの「操作管理力」が頼もしい選択肢になります。

③ シンプルな資産管理を始めたいなら MCore

MCoreは、初めてIT資産管理を導入する企業にも扱いやすいツール。
基本機能に絞った構成で、導入コストを抑えつつ資産の見える化を実現します。

おすすめポイント

  • 機器情報・ソフトウェア情報の自動収集
  • 自社ルールに合わせた項目カスタマイズ
  • シンプルなUIで担当者の学習コストが低い
  • 中堅企業や自治体などで採用実績あり

「まずはExcelから卒業したい」という企業にとって、最初の一歩として最適です。

④ テレワーク環境を支えるなら ISM CloudOne

ISM CloudOneは、クラウド完結型のIT資産・端末管理ツール
VPN接続なしで社外端末を常時監視できるため、テレワークやBYOD環境に最適です。

おすすめポイント

  • クラウドベースで場所を問わず端末管理
  • 資産情報・パッチ状況を自動収集
  • 直感的なUIでスピーディに導入可能
  • セキュリティ強化と運用効率化を両立

リモートワークが定着した企業にとって、最も導入しやすいクラウド型ツールの一つです。

結論|Ivantiはこんな企業におすすめ

Ivanti」は、IT資産管理・エンドポイント管理・ITサービス管理を統合し、自動化と可視化で“人に依存しない運用”を実現できるプラットフォームです。以下のような課題・目的を持つ企業に特に向いています。

企業タイプ こんな課題・目的がある場合 Ivanti導入の効果
中堅〜大企業 拠点・端末が多く、管理が属人化している インベントリ自動収集と一元管理で“見える化”を実現
テレワーク・ハイブリッド勤務企業 社外PCやBYOD端末の管理が難しい VPN不要で遠隔端末を安全に制御
セキュリティ重視の業界(金融・製造・官公庁など) ゼロトラスト対応・監査対策が必要 高度なアクセス制御と証跡管理でコンプライアンス強化
グローバル展開企業 海外拠点や多OS環境の統一管理が課題 クラウド×オンプレ対応で国・環境をまたいで統合運用
情シス人員が少ない企業 運用負荷が高く、手作業が多い AI自動化で運用工数を大幅削減し、戦略業務に集中
DX推進中の企業 IT運用のデータを経営判断に活用したい 資産データ・利用状況の分析でIT投資を最適化

Ivanti」は、IT管理の現場を“守るツール”ではなく、組織の成長を支える戦略的なIT運用基盤です。
「持続可能なIT運用体制」を構築したい企業にとって、Ivantiは最も現実的かつ強力な選択肢といえるでしょう。

5. Ivantiの導入事例|大手企業が選んだ理由と成果

Ivanti」は、IT資産管理(ITAM)・エンドポイント管理(EPM)・ITサービス管理(ITSM)を統合的に提供し、企業のIT運用を効率化しています。
ここでは、日本を代表する大手企業2社の導入事例を取り上げ、導入の背景と成果を具体的な数値で紹介します。

事例①:「安藤ハザマ」 様|全国5,000台のPCを自動管理化

建設業大手の「安藤ハザマ」様では、全国の現場・支店に点在するPC約5,000台を効率的に管理するために、Ivantiを導入しました。
属人化していたパッチ配信や棚卸業務を自動化し、セキュリティと運用効率の両立を実現しました。

項目 内容
企業概要 国内外で建設事業を展開する大手ゼネコン
導入前の課題 ・拠点ごとにPC管理方法が異なり、情報が分散
・パッチ適用漏れ
・バージョン不一致が頻発
・棚卸やソフト配信に多大な時間と人手が必要
導入したIvanti機能 ・IT資産管理(ITAM)
・エンドポイント管理(EPM)
導入後の成果 ・全PCのパッチ適用状況をリアルタイム可視化
・自動配信によるパッチ適用率99.9%以上を達成
・棚卸業務時間を年間100時間以上削減
・新端末の初期設定をゼロタッチで自動化
導入効果(数値) ・パッチ漏れ率 0%
・運用工数 80%以上削減
・業務効率向上率 約1.5倍
決め手となったポイント ・複数拠点を統合できる管理基盤
・ゼロタッチ展開による運用自動化
・ダッシュボードでのリアルタイム監視

ポイント
属人的な運用から脱却し、全国規模でのPC管理を標準化しました。
Ivanti」導入により、“パッチ漏れゼロ×工数削減×自動化”を実現しました。

 事例②:「AGC株式会社」様 |グローバル2.2万台の資産を統一管理

世界30カ国以上に拠点を持つ「AGC株式会社」様では、Ivantiを導入し、2万2,000台超のPCを統合的に管理しました。
グローバル規模での資産台帳の整備と、ライセンスコストの最適化を実現しました。

項目 内容
企業概要 世界30カ国以上に拠点を持つグローバル素材メーカー
導入前の課題 ・各国ごとに異なるIT管理ルール・ツールを使用
・IT資産データの重複
・不整合が頻発
・コストの可視化
・標準化が困難
導入したIvanti機能 ・Ivanti Neurons for ITAM(資産管理)
・Ivanti Neurons for Patch Management(パッチ管理)
導入後の成果 ・各国拠点のインベントリ情報を自動収集
・ライセンス最適化により年間数千万円のコスト削減
・グローバル標準化率90%以上を達成
・クラウド基盤でリモートからも一元管理可能
導入効果(数値) ・ライセンス費用 年間約3,000万円削減
・棚卸作業 月1回 → 自動化でゼロ化
・標準化率 約90%以上
決め手となったポイント ・クラウド×グローバル対応の拡張性
・国ごとの運用ルールをテンプレート化可能
・多言語
・多拠点でもリアルタイム同期が可能

ポイント
Ivanti」による統合管理で、「国をまたいだ一元管理」と「コスト最適化」を両立可能にしました。
グローバル標準化の推進力としてIvantiを採用しました。

 その他業界での導入拡大も進行中

業界 主な目的 Ivantiの活用ポイント
製造業 OT(制御システム)を含む資産の可視化 パッチ・脆弱性管理でセキュリティ強化
金融業 SLA・監査対応・ナレッジ共有 ITSMで対応品質の標準化
自治体 クラウド移行と内部統制 ハイブリッド構成で柔軟運用

 導入事例から見えるIvantiの強み

  • 自動化:パッチ配信・資産更新・棚卸がすべて自動化されている
  • 可視化:グローバル/ローカルを問わず、資産状況を即時に把握できる
  • 柔軟性:業種・拠点・規模に依存せず導入しやすい構成になっている
  • ROI効果:コスト削減と工数削減を同時に実現できる

Ivanti」は「大規模運用×高セキュリティ×自動化」を実現できる信頼性の高いプラットフォームです。業種・拠点を問わず、見える化・省力化・統制強化を求める企業に最適な選択肢といえるでしょう。

itshisankanritu-ru

IT資産管理ツールの比較表を拡大表示する

6. Ivantiの価格感と導入までの流れ

Ivanti」導入を検討する企業にとって、価格体系や導入フロー、国内導入支援パートナーの活用方法は重要な検討ポイントとなります。このセクションでは、価格感の目安と導入までの具体的なステップについて解説します。

①料金体系:端末数・構成モジュールに応じた変動型

Ivanti」のライセンス費用は、導入する製品のモジュール(ITAM、EPM、ITSMなど)および管理対象となる端末数によって変動します。価格は明示的に公開されていないため、正確な金額は見積もりが必要ですが、以下のような価格帯が参考になります。

  • 100〜500台規模の中小企業:年間50万円〜200万円程度
  • 1,000台以上の中堅〜大企業:年間300万円〜1,000万円超
  • 端末1台あたりの月額換算:数百円〜数千円

ライセンスは年間契約が基本で、構成する機能(パッチ管理、資産管理、ITSM機能など)の選択により費用が変動します。また、クラウド型とオンプレミス型では価格構成が異なり、クラウド型は初期費用を抑えやすい反面、継続的な月額課金が発生します。

次の表では、「Ivanti」の価格感を規模別・機能別に概算で整理しています(あくまで目安であり、詳細は代理店見積もりが必要です)。

管理規模 主な構成機能 年間ライセンス費用(目安) 月額換算(1台あたり)
100台 ITAMのみ ¥500,000〜¥800,000 ¥400〜¥700
500台 ITAM + EPM ¥1,000,000〜¥2,000,000 ¥200〜¥350
1,000台以上 ITAM + EPM + ITSM ¥3,000,000〜¥10,000,000 ¥250〜¥850

このように、「Ivantiは「必要な機能だけを選んで導入できるモジュール構成」であることが特長であり、スモールスタートから段階的な拡張も可能です。

②導入フロー:問い合わせ〜ヒアリング〜評価導入〜本番展開まで

Ivanti」の導入は、次の5ステップに分かれて進行します。自社に最適な構成を選び、段階的に展開することで、スムーズな運用移行が実現できます。

  1. 問い合わせ・初回相談
    Ivanti公式サイトまたは代理店に問い合わせを行い、製品概要の説明やヒアリングが実施されます。
  2. 要件整理・提案
    IT資産管理の対象範囲や現行運用体制の課題を洗い出し、最適な構成と概算費用の提案が行われます。
  3. 評価導入(PoC)
    一部拠点や端末でパイロット導入を行い、ツールの有効性や操作性を確認します。期間は1〜2カ月が一般的です。
  4. 本番展開・構築
    本番環境へ段階的に展開します。クラウド型の場合は構築期間が1〜2週間程度、オンプレ型は1〜2カ月が目安です。
  5. 運用・サポート開始
    管理者向けトレーニングやドキュメント整備が行われ、定常運用に移行します。保守契約により技術サポートも提供されます。

このように、導入全体には最短2〜3カ月、複数拠点展開を含めると3〜6カ月程度が一般的な所要期間とされています。

③SCSK/サイバネットなど国内導入支援パートナーの活用

Ivanti」は外資系ソリューションでありながら、日本国内でも充実した導入・運用支援体制を整えています。
特に以下の3社は、業種や企業規模に応じた豊富な実績を持つ主要パートナーです。

パートナー企業 特徴・得意分野 主な支援内容
SCSK株式会社 大手SIerとして、IvantiのITAM・EPM・ITSM領域を総合的にカバー ・要件定義から設計・構築・運用まで一貫支援・大企業・官公庁での導入実績多数
サイバネットシステム株式会社 セキュリティに強み。ゼロトラスト運用やパッチ管理に特化 ・Ivantiとセキュリティ基盤の統合提案・運用改善コンサルティング
ユニアデックス株式会社 全国展開やハイブリッドクラウド対応など大規模案件に対応 ・拠点横断での導入・移行支援・オンプレ+クラウド統合運用支援

代理店経由で導入するメリット

Ivanti」は直接契約も可能ですが、日本の代理店経由で導入することで得られる利点が多くあります。

  • 日本語対応サポート
    マニュアルやトレーニング資料が日本語で提供され、社内教育の負担を軽減。
  • PoC(概念実証)支援
    本格導入前に検証環境を構築し、自社要件に合うかを確認可能。
  • 専門エンジニアによるサポート
    トラブル発生時の一次対応から運用最適化まで、継続的に支援。
  • 導入補助制度のアドバイス
    自治体や公共機関向けの助成金活用をサポートするケースもあり。

このように、「Ivantiは「単なるツール提供」にとどまらず、「現場の運用実装まで見据えたパートナー支援」が充実している点が選定理由の一つとなっています。導入効果を最大化するには、パートナー企業との連携を前提に導入計画を立てることが重要です。

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30秒で比較表をチェック

7. 【まとめ】まずは自社課題に合う機能を無料で試そう

本記事では、統合型IT管理プラットフォーム「Ivantiについて、その特徴・導入効果・価格感・導入事例・他社比較までを詳しく解説してきました。IT資産やセキュリティ運用の複雑化が進む今、「見える化」と「自動化」は情シスにとって不可欠なテーマです。

Ivantiが選ばれる理由

改めて、「Ivanti」が多くの企業に選ばれている理由を整理してみましょう。

  • 包括的な統合管理
    IT資産(ITAM)・エンドポイント(EPM)・サービス運用(ITSM)を1つの基盤で統合。
  • 強力な自動化機能
    パッチ配信・資産更新・チケット管理までを自動化し、運用負荷を大幅に軽減。
  • グローバル水準のセキュリティ
    ゼロトラストに対応し、国内外問わず安全なエンドポイント管理を実現。
  • 安心の国内サポート体制
    「SCSK」「サイバネットシステム」など国内パートナーによる日本語サポートと導入支援。
  • 柔軟な導入形態
    クラウド/オンプレ/ハイブリッド型から選択可能で、業界・規模を問わず対応。

次のステップへ:まずは評価導入から

IT運用の課題を放置すると、セキュリティリスクや管理コストは年々増大します。しかし、「Ivanti」を導入すれば、日々の管理業務を効率化し、“攻めのIT運用”へとシフトすることが可能です。まずは、次のステップで導入判断を進めましょう。

  1. 自社の課題を整理する
    資産管理・セキュリティ・ヘルプデスクなど、現状のボトルネックを明確に。
  2. 国内パートナーへ相談する
    Ivanti認定パートナー(例:SCSK、サイバネットシステム)が導入をサポート。
  3. 無料トライアル/PoCを実施する
    実際の運用環境で操作感・効果を確認。
  4. 本番導入を段階的に展開する
    必要なモジュールから順に導入し、効果を最大化。

行動を起こすなら今

本製品は「万能型ツール」ではありますが、すべての機能を一度に活用する必要はありません。自社の規模・課題・リソースに合った導入計画を立てることが、最大の成果につながります。
まずは、「Ivanti」の公式サイトや国内パートナー企業を通じて、無料トライアルや資料請求を行いましょう。自社に合うかどうかを“使って”見極めることが、失敗しないIT資産管理の第一歩です。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 履歴管理
    • 台帳作成
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • データ削除
    • 操作利用制限
    • リアルタイム収集
    • リンク管理
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • テレワーク支援
    • 不正機器検知
    • ネットワーク検知
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

Ivantiとは、一言でいうとどのようなツールですか?

Ivantiは、企業のIT資産管理(ITAM)、エンドポイント管理(EPM)、ITサービス管理(ITSM)を一つのプラットフォームに統合したソリューションです。PCやサーバー、ソフトウェアライセンスの管理、セキュリティパッチの自動適用、ヘルプデスク業務の効率化などを一元的に行えます。

Ivantiの何から導入すべきですか?全部一度に必要ですか?

段階導入が基本です。まずは可視化(ITAM)→パッチ標準化(EPM)→問い合わせ標準化(ITSM)の順でPoCを回すと効果検証が明確です。

Ivantiの主な機能は何ですか?

大きく分けて3つの主要機能があります。 1. IT資産管理 (ITAM): PCやライセンスの自動棚卸と可視化。 2. エンドポイント管理 (EPM): OS・アプリのパッチ自動適用、セキュリティ対策。 3. ITサービス管理 (ITSM): ヘルプデスクのチケット管理やナレッジ共有による業務標準化。

Ivantiはテレワーク端末の管理は可能ですか?

はい、可能です。Ivantiはクラウド経由で管理できるため、VPNに接続していない社外のテレワーク端末(PCやモバイル)に対しても、資産情報の取得やセキュリティパッチの自動配布が行えます。

Ivantiの導入期間の目安はどのくらいですか?

PoCで1〜2カ月、本番はクラウドで2〜4週間、オンプレで1〜2カ月が目安。多拠点展開は段階ロールアウトで3〜6カ月が一般的です。

Ivantiのセキュリティ面の強みは何ですか?

多ベンダーパッチ自動化、ゼロトラスト前提のポリシー運用、変更・操作ログの一元証跡で、未対応脆弱性の残存リスクを低減します。

Ivantiは国内サポートはありますか?

あります。日本法人とSCSK・サイバネット等のパートナーが要件定義〜運用まで日本語で伴走支援します。

Ivantiで投資対効果はどう測ればよいですか?

「棚卸工数・パッチ作業時間・未使用ライセンス費・インシデント再発率」を前後比較するKPI設計で、工数80%削減などの効果を可視化できます。

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