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AIエージェント「Cowork」がデスクトップ操作に対応予定、RPA代替を狙う

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株式会社ナレッジセンスは2026年7月13日、法人向けAIサービス「ChatSense」のAIエージェント機能「Cowork」に、デスクトップ操作へ対応する新機能を追加すると発表しました。これまでブラウザ内の操作にとどまっていた自動化の範囲を、パソコン上のローカルファイルや業務アプリにまで広げます。RPAを軸に業務自動化を検討している企業にとっては、比較対象となる選択肢が一つ増える動きです。

現時点では「リリース予定」の段階で、提供開始日や具体的な料金水準は公表されていません。まずはベータ版の利用希望を受け付けるとしています。

ブラウザ外の業務アプリまで自動化

追加される「デスクトップ機能」は、ブラウザの外にあるローカルファイルや業務アプリを操作対象に加えるものです。Windowsの標準的なアプリだけでなく、社内で使う独自の業務ソフトも含めて扱えるとしています。ブラウザとデスクトップをまたいだ一連の作業、たとえばWeb上で集めた情報を社内システムへ入力するといった使い方が考えられます(この例は編集部の想定です)。

特徴として挙げられているのが、手順をあらかじめ作り込まなくても動く点です。従来のように操作シナリオを一つずつ登録するのではなく、AIが画面の状況を判断しながら操作を進めます。画面のレイアウトが変わっても動作しやすいよう、耐性を高めたといいます。

なお、ChatSense自体の料金は「月額課金で、1名から、1ヶ月のみのご利用も可能です」と案内されています(デスクトップ機能固有の料金体系かは明示されていません)。ChatSenseの導入社数は東証プライム上場企業を含む500社以上とされ、今回の機能はその延長線上に位置づけられます。

従来型RPAが抱える運用の負担

ナレッジセンスは、今回の新機能を従来型RPAの課題を解消するものとして打ち出しています。同社が「RPAの負債」と呼ぶのは、大きく三つです。画面レイアウトの変更で動かなくなる壊れやすさ、シナリオの設定や保守ができる人材が限られる属人化、そして導入と維持にかかるコストの高さです。

RPAは定型作業の自動化で広く使われてきましたが、対象となるシステムが更新されるたびに手順の修正が必要になりやすい点は、運用の現場で負担として語られてきました。作った担当者しか直せない、直せる人が異動すると動かなくなる、という話も珍しくありません。AIが都度状況を判断して操作する方式は、この保守の重さを軽くする狙いがあります。ただし、その安定性が実業務でどこまで担保されるかは、実際に動かして確かめる必要があります。

業務自動化ツールを横断で見比べたい場合は、RPAツール カテゴリの製品一覧も選定の参考になります。

導入を検討する際に確認したい点

注意しておきたいのは、現段階が提供前だという点です。提供開始の時期も料金の具体額も未公表のため、導入計画にそのまま組み込める段階ではありません。デスクトップ操作を伴うAIエージェントは、社内システムとの相性や動作の安定性で差が出やすく、カタログ上の説明だけでは判断しきれない部分が残ります。

現実的な進め方は、自社が実際に使っている業務アプリでベータ版を試し、想定した作業が通しで動くかを見ることです。RPAとの比較では、初期構築の手軽さだけでなく、運用フェーズで発生する保守の手間まで含めて見積もると、費用対効果を判断しやすくなります。

出典: 株式会社ナレッジセンスプレスリリース(PR TIMES・2026年7月配信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000073671.html

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