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ワークフローの自動化で生産性を劇的に向上させる方法を専門家が徹底解説【2025年最新版】

「ワークフローシステム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 申請ステータス表示
    • インポート・エクスポート
    • マルチデバイス対応
    • 入力内容自動チェック
    • 外国語対応
    • 履歴管理
    • 一括申請・承認
    • ワンクリック承認
    • 合議機能
    • 入力制御機能
    • 印影表示機能
    • 過去申請引用
    • 代理申請・承認
    • 外部連携
    • 承認放置アラート
    • フォロー機能
    • 申請フロー設定
    • プレビュー機能
    • チャット機能
    • 集計機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
高機能ワークフロー
スタンダードプラン 月額500円/1ユーザー
備考
年額5,880円/1ユーザー
プレミアムプラン 月額800円/1ユーザー
備考
年額9,400円/1ユーザー
1ヵ月
コラボフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
簡単UI・高機能WF
初期費用 要相談
備考
共有サーバープラン、占有サーバープラン、占有サーバープラン[クラスタ2台構成]は初期費用0円です。エンタープライズは要件に応じて異なります。
共有サーバープラン 20,000円~/月額
備考
初期設定が簡単で、20~50名程度の企業に最適なコストパフォーマンスの高いプランです。手軽に利用を開始したい企業向けのソリューションです。最小ユーザー数は20ユーザーです。
占有サーバープラン 80,000円~/月額
備考
専用環境でセキュリティとパフォーマンスを強化しています。大規模データ処理やカスタマイズが必要な企業向けです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
占有サーバープラン[クラスタ2台構成] 110,000円~/月額
備考
冗長化により高可用性を実現し、業務継続性を重視する企業に最適なプランです。最小ユーザー数は20ユーザーです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
エンタープライズ 510,000円~/月額
備考
社外ユーザーを安価に追加できるため、取引先やパートナー企業との連携に適したプランです。コストを抑えつつ、柔軟なユーザー管理が可能になります。最小ユーザー数は500ユーザーです。
1年
consentFlowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
つながるワークフロー
初期費用 50,000円(税抜)
月額利用料 600円/1人(50ユーザまで)
備考
300円/1人(50ユーザ以降)
制限なし
MAJOR FLOW ワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シンプルなのに多機能
初期費用 0円
スタンダード 要お問い合わせ
備考
中規模以上の企業など柔軟な承認フローや組織管理が必要な企業向けのプランです。
エンタープライズ 要お問い合わせ
備考
より高度なセキュリティ機能が必要な大企業向けのプランです。
1年
kickflowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
カオナビ(ワークフロー/OKR)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑な稟議も連携も!
[クラウド版]初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
[クラウド版]Standard 300,000円/月額
[クラウド版]Prepaid 3,420,000円/年額
[パッケージ版]Standard 初期費用 2,400,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は200アカウントです。
[パッケージ版]Standard サポートサービス価格 360,000円/年額
[パッケージ版]Enterprise 初期費用 3,600,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は無制限です。
[パッケージ版]Enterprise サポートサービス価格 540,000円/年額
制限なし
AgileWorksの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
継続率99.86%!
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタンダード 20,000円/月額
備考
ほかサービス利用料が500円×ユーザー数/月 で発生します。
基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
プリペイド 228,000円/年額
備考
年額前払い制です。ほかサービス利用料が475円×ユーザー数×12/年 で発生します。基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
制限なし
X-point Cloudの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電子印鑑で承認を効率化
Shachihata Cloud ワークフロー Lite 月額1,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Standard 月額3,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Advance 月額4,000円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud グループウェア 月額1,500円
備考
(税抜、10ユーザー毎)
グループウェアをワークフロー基本プランと同時に購入した場合は、月額1,000円(税抜、10ユーザー毎)で購入可能。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑なワークフロー業務に柔軟に対応
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
SaaS×AIで効率化
フリー ¥0
備考
月額ライセンス料 ¥0/名+タスク実行料金 ¥0/タスク
自分の業務を自動化したい方のために
スタンダード ¥1,200~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,200~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
より多くのことを自動化したいパワフルなチームのために
プロ ¥1,600~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,600~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
業務フロー全体を変革する企業のために
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
中小企業向けDXツール
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
グループプラン 3,200円/月額
備考
基本プラン(5人まで)です。
アカウント数変更オプション 800円/1アカウント
備考
6人以上のアカウントが必要な場合に基本プランに追加できます。
※5アカウントごとの追加
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コスト運用できる
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
利用料金 1ユーザーあたり500円/月
制限なし
ジョブマネワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×ワークフロー
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12か月~
ジンジャーワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月額220円から
初期費用 30,000円
備考
単独利用の場合に発生します。
基本料金 2,000円/月額
備考
ユーザー数10ユーザーまで、ディスク容量1GBまでです。
超過料金 2,000円/10ユーザー毎
超過料金 1,000円/ディスク容量500MB毎
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入1,700社以上
初期費用 要相談
Standard 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)が利用できるプランです。
Enterprise 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)、勤怠管理ワークフロー(就業管理/シフト管理/タイムレコーダー連携)が利用できるプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Googleサイト上で運用可能
初期費用 要相談
無償版 0円
備考
広告表示あり・その10ユーザーまで・機能制限あり・サポートなしとなります。
有償版 100円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短1週間で導入可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 3,000円~/月額
備考
添付ファイル基本10GB込み、10ID単位の料金です。
多言語翻訳利用料 30,000円~/月額
備考
別途初期費用90,000円が発生します。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マニュアル不要の稟議
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 300円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
導入サポートプラン 100,000円/16時間
備考
契約した時間内で、フォーム作成、ワークフロー作成、各種マスターデータ作成などの初期設定をサポートするプランです。
※1フォーム、1ワークフロー作成は8時間程度が目安です。
運用サポートプラン 100,000円/月額
備考
定期的なマスタメンテナンス業務やフォーム改版などを代行するプランです。
ストレージ追加プラン 月額1,000円/10GB
備考
1ドメイン(契約)に対してストレージ上限の追加ができるプランです。
※標準ストレージ 10GB/1ドメインです。最大ストレージは200GB/1ドメイン(標準10GB+追加190GBまで)です。
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
大企業の業務を自由に
初期費用 要相談
利用期間 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
勤怠から工数管理まで
初期費用 要相談
チムスピ勤怠 400円/1人
備考
月額20,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ工数 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ経費 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピMix 600円/1人
備考
チムスピシリーズから2製品が選べるプランです。
月額30,000円/50ライセンス~
チムスピMix+ 800円/1人
備考
チムスピシリーズから3製品が選べるプランです。
月額40,000円/50ライセンス~です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
2000人以上もOK
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1ID 400円/月額
備考
基本料金とセットです。
基本料金 2,500円/月額
備考
基本料金はID単位ではなく、1契約単位になります。フリーフォーム作成、承認ルート作成、申請機能、申請書作成、承認機能、検索・閲覧機能、滞留防止機能、CSV出力、コメント機能、モバイル利用、クレーム報告、文書管理が可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
会社と稟議が共に成長
初期費用 0円
クラウドサービス基本料金 5,000円/月額/10ID
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
全ての稟議を一元管理
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Excelをそのまま電子化
初期費用クラウド版 0円
初期費用オンプレミス版 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短10分で設定完了
初期費用 要相談
月額プラン(後払い) 300円/月額
備考
1人あたりの料金です。
年額プラン(前払い) 3,000円/年額
備考
1人あたりの料金です。月額利用料の2ヶ月分を割り引いた金額です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspaceと連携
初期費用 0円
rakumo ワークフロー 月額500円/1ID
備考
ご利用には 「Google Workspace(有料版)」 が必要です。
オプション:Active Directory 連携ツール 600,000円
オプション:ユーザー詳細 CSV アップローダー 120,000円
オプション:API オプション 初期導入費:180,000円 APIごとの利用料:15,000円 / 年
オプション:超過利用時の追加購入 50GB分 (年間15,000円)/150回分 (15,000円)
備考
・ローカルファイル添付:添付ファイルが10GBの利用を超過した場合
50GB分 (年間15,000円)
・ZIP ダウンロード:申請書の一括ダウンロードが150回の利用を超過した場合
150回分 (15,000円)
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
累計ユーザー数20,000名突破
AppRemoクラウド ユーザー数50 Standard 741,000円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数50 500,000円
備考
年間保守サポート価格は75,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数400 Standard 2,097,600円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数400 2,280,000円
備考
年間保守サポート価格は342,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数1,000 Standard 4,423,200円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数1,000 5,000,000円
備考
年間保守サポート価格は750,000円です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
DX統合パッケージ
お問い合わせ お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シリーズ連携が強み
有料プラン 300円/月額
備考
ユーザー1名の価格です。
500名以上 別途ご相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google・Microsoftと連携
初期費用 0円
Basic プラン 月額費用(1ユーザーあたり)400円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・製品サポート、導入利活用支援の費用は含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Business プラン 月額費用(1ユーザーあたり)500円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・製品サポート、導入利活用支援の費用が含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Premium プラン 月額費用(1ユーザーあたり)1,200円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・テストテナントの環境をご提供します。
・製品サポート、導入利活用支援に加え、定期的な運用コンサルの費用が含まれています。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事と繋がる経費精算
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 29,000円~/月額
備考
月額費用は利用者数によって変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
グループウェアと連携
クラウドプラン お問い合わせ
パッケージプラン お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をそのまま画面に
クラウド版 500円/月
備考
1ユーザーの価格です。
パッケージ版 50ユーザー60万円~
備考
1ユーザーの価格です。
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マウス操作でかんたん
基本ライセンス 要相談
クラウド 基本料金 10,000円/月額  1ユーザ料金 500円/月額
1年間
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務が360°回る
初期費用 50,000円
備考
1 契約での価格です。NI Collabo 360 またはnyoibox のみの場合は0円になります。
NI Cloud Service 328円~/月額
備考
表示価格は1名あたりの値段です。
その他さまざまな追加オプションがあります。
パッケージ製品 要相談
6か月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オールインワンでDX
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
クラウド版 600円/月額~
備考
クラウド版のプランです。契約ユーザー数は5ユーザーからです。
パッケージ版ライセンス 75,000円~
備考
パッケージ版のプランです。基本ライセンスは、5ユーザーから利用できます。
1ヶ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

「この稟議書、次は誰に回せばいいんだっけ?」「月末の経費精算、手入力だけで半日も潰れてしまった…」。もし、あなたの会社でこのような光景が日常茶飯事なら、それは「ワークフロー自動化」で解決できるサインかもしれません。

この記事では、日々の煩雑な業務からあなたを解放し、会社全体の生産性を劇的に向上させるワークフロー自動化について、その基本から具体的な導入ステップ、請求書処理が1/10になった事例やおすすめツール6選まで、IT製品比較の専門家が分かりやすく解説します。この記事を読めば、自社で自動化を始めるための最初の一歩が明確になるはずです。

1.「紙とハンコ」はもう限界?あなたの会社に潜む非効率の正体

日々の業務に当たり前のように存在する「非効率」は、気づかぬうちに企業の成長を妨げる大きな要因となります。本セクションでは、多くの企業が直面している具体的な課題を一つひとつ掘り下げ、ワークフロー自動化がなぜ今求められているのか、その背景にある問題点を明らかにします。

1-1. 稟議書が迷子になる「承認リレー」の無駄

紙媒体での申請・承認プロセスは、業務遅延の温床となりがちです。申請書が複数の担当者や部署を物理的に移動する間、承認者は不在かもしれませんし、書類がどこで滞っているのか誰も把握できない、という事態は決して珍しくありません。

この「待ち時間」や「探す時間」は、本来であればより生産的な業務に使えるはずの貴重なリソースを奪います。特に意思決定のスピードが事業の成否を分ける現代において、このアナログな承認リレーは競争力を著しく低下させる要因となり得ます。

次の表では、従来の承認プロセスとワークフロー自動化後のプロセスを比較しています。

項目 従来のアナログ業務 ワークフロー自動化後
申請方法 紙の書類を作成し、手渡しや社内便で提出 PCやスマートフォンからフォームに入力し申請
承認者への回付 人の手で次の承認者へ書類を運ぶ システムが設定されたルートに基づき自動で通知
進捗確認 電話やメールで担当者に直接問い合わせる必要あり ダッシュボードでリアルタイムに進捗を可視化
承認完了までの時間 数日〜数週間かかることも珍しくない 最短で数分〜数時間で完了

この比較からも分かる通り、自動化によって進捗の可視性が確保され、プロセス全体が大幅にスピードアップします。

ワークフローの承認ルートとは?効率化や導入方法を画像付きで解説

1-2.「手入力」と「転記」に潜むヒューマンエラーのリスク

請求書の内容を会計システムへ、顧客情報をCRM(顧客関係管理)へ、勤怠データを給与計算ソフトへ。このような手入力やシステム間のデータ転記作業は、注意深く行っていてもミスを完全になくすことは困難です。

一つの桁間違いや入力漏れが、請求金額の誤りや給与計算のミスといった重大なトラブルに発展する可能性があります。実際に、ある調査ではオフィスワーカーの約9割が手作業によるデータ入力で何らかのミスを経験したことがあると回答しており、その修正作業には多大な時間と労力が費やされています。こうしたヒューマンエラーは企業の信頼性を損なうだけでなく、担当者の心理的負担にも繋がる深刻な問題です。

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1-3. 書類を探すだけで一日が終わるペーパーワークの悪夢

「あの契約書はどこに保管しただろうか?」「3年前の稟議書を確認したい」。このように、過去の書類を探すために膨大な時間を費やした経験はありませんか?物理的な書類はファイリングのルールが徹底されていなければ、見つけ出すのは至難の業です。

米国の調査会社IDCによれば、“知識労働者は1日平均約2.5時間、すなわち勤務時間の約30%を情報検索に使っている”という試算もあります(この数値は古い資料に由来するものです)⁠。これを週5日勤務(フルタイム)に換算すると、週に1日前後を“検索だけ”に使っている計算になりかねません。
この時間は直接的な生産を生まないだけでなく、業務スペースや資料保管インフラといった物理的なコストを伴う点も無視できず、経営にとって見過ごせない課題だと言えるでしょう。

ファイルの検索には実際どれくらいの時間がかかるのか?

1-4. テレワークを阻む「ハンコのための出社」問題

働き方の多様化が進み、テレワークが多くの企業で導入されるようになりました。しかし、その普及を妨げる大きな壁となっているのが、日本特有のハンコ文化に代表される物理的な承認プロセスです。

日本の企業における働き方改革に関する各種調査では、テレワーク導入時の課題として『書類への押印・サイン』『紙の書類の確認・共有』を挙げる声が依然として根強く存在します。このような「ハンコ出社」による出社義務化は、従業員の柔軟な働き方を阻害し、生産性を落とすだけでなく、優秀人材の獲得・定着においても不利となる可能性があります。デジタル化が進展する現代において、こうした物理的制約をできる限り排していくことは、重要な組織課題と位置づけられるでしょう。

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2. ワークフロー自動化とは?基本の「キ」を3分で理解する

ワークフロー自動化とは、これまで人の手で行っていた一連の業務プロセス(仕事の流れ)を、あらかじめ設定したルールに基づいてシステムが自動的に進行させる仕組みのことです。これは単に特定の作業を楽にするだけでなく、業務プロセス全体を最適化し、組織の生産性を根本から向上させるための重要な考え方です。

2-1. 人の手を介さず「仕事の流れ」をシステムが動かす仕組み

ワークフロー自動化を理解する鍵は、「仕事の流れ」そのものをデジタル化するという点にあります。例えば、経費精算という一つの業務を考えてみましょう。

従来の方法では、

  1. 申請者が紙の伝票に記入し、領収書を貼り付ける。
  2. 上長に手渡しで提出し、承認のハンコをもらう。
  3. 経理担当者が内容を確認し、会計システムに手で入力する。

といったように、各工程で「人」が介在し、物理的な書類の受け渡しが発生していました。

一方で、ワークフローを自動化すると、この流れは次のように変わります。

  • 申請
    申請者はスマートフォンやPCからシステムにアクセスし、フォームに金額や内容を入力して領収書のデータを添付します。
  • 承認
    申請が完了すると、システムが自動的に上長の元へ承認依頼の通知を送ります。上長は内容を確認し、ボタン一つで承認します。
  • 処理
    承認されたデータは、自動的に経理担当者へ共有され、会計システムへもAPI(ソフトウェア同士を連携させる仕組み)などを通じてデータが自動で反映されます。

このように、「誰が」「何を」「いつ行うか」という一連の手順とルールをシステムに定義しておくことで、人の判断や手作業を最小限に抑え、業務がよどみなく流れるようになります。

2-2. RPAとの違いは?「プロセス全体」を自動化する視点

自動化を検討する際によく比較される技術に「RPA(Robotic Process Automation)」があります。どちらも業務を効率化する点は共通していますが、その目的と得意領域が異なります。

RPAは、主にPC上で行われる定型的で反復的な「作業(タスク)」を自動化する技術です。例えば、「Excelファイルからデータをコピーして、別のシステムにペーストする」といった操作を、ソフトウェアのロボットが人間の代わりに実行します。これは「デジタルレイバー(仮想知的労働者)」とも呼ばれ、特定の作業を担う一人の作業員のようなイメージです。

一方で、ワークフロー自動化は、複数の担当者やシステムが関わる業務の「流れ(プロセス)」全体を管理・最適化することに主眼を置いています。誰かの作業が終わったら、次に誰が何をすべきかをシステムが判断し、必要な情報と共にタスクを割り振ります。これは、プロセス全体を俯瞰し、指示を出す監督や指揮者のような役割です。

両者の違いを以下の表にまとめました。

比較項目 ワークフロー自動化 RPA
主な目的 業務プロセス全体の最適化と可視化 特定の定型作業の自動化
自動化の対象 複数の人やシステムをまたぐ一連の流れ 主に一人の人間がPC上で行う作業
得意なこと 承認・回覧・通知など、人と人の連携を含むプロセス管理 データ入力・転記・情報収集などの反復作業
役割の例え 業務全体の交通整理を行う「監督」 指示された作業を忠実にこなす「作業員」

重要なのは、この二つは対立するものではなく、相互に補完し合う関係にあるということです。例えば、ワークフローシステムが申請を承認した「後」、RPAを起動して基幹システムへデータを入力させる、といった連携も可能です。自社の課題が「特定の作業」にあるのか、それとも「プロセス全体の滞留」にあるのかを見極めることが、適切なツール選定の第一歩となります。

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3. なぜ導入すべき?企業にもたらされる5つの絶大なメリット

ワークフロー自動化の導入は、単なる「業務の時短」に留まりません。それは生産性の向上からコスト削減、さらには従業員の働きがい向上に至るまで、企業経営の根幹に関わる多岐にわたるメリットをもたらします。ここでは、導入によって得られる5つの主要な効果を、具体的な視点から解説します。

3-1.【生産性向上】単純作業から解放され、創造的な仕事へ

ワークフロー自動化がもたらす最も直接的なメリットは、従業員を付加価値の低い単純作業から解放することです。データ入力、書類の回覧、定期的なレポート作成といった反復作業をシステムに任せることで、従業員は本来注力すべき、より創造的で戦略的な業務に時間とエネルギーを振り向けられるようになります。

例えば、これまで毎月10時間を費やしていた請求書処理業務が自動化されれば、その10時間で新たな販売戦略の立案や、顧客満足度向上のための施策検討が可能になります。これは、従業員一人ひとりの生産性を高めるだけでなく、組織全体のイノベーションを加速させる原動力となります。

3-2.【品質向上】ヒューマンエラーをなくし、業務の正確性がアップ

どれほど注意深く作業しても、人間が介在する限り入力ミスや確認漏れといったヒューマンエラーを完全になくすことは困難です。ワークフロー自動化は、この問題を根本から解決します。

システムはあらかじめ定義されたルールに従って寸分違わず処理を実行するため、計算間違いや転記ミスが発生しません。また、承認ルートがシステムで管理されることで、「承認者が不在で稟議が止まる」「必要な承認が漏れていた」といった事態も防げます。業務の正確性が担保されることは、手戻り作業の削減に繋がるだけでなく、顧客や取引先からの信頼を高める上でも極めて重要です。

3-3.【ガバナンス強化】業務プロセスが可視化され、内部統制が強まる

企業の健全な成長には、適切なガバナンス(企業統治)と内部統制の構築が不可欠です。ワークフロー自動化は、この点においても大きな力を発揮します。

紙ベースの業務では、「誰が、いつ、何を承認したのか」というプロセスが不透明になりがちです。しかし、ワークフローシステムを導入すれば、すべての申請・承認の履歴がデジタルデータとして記録されます。この監査証跡(ログ)は改ざんが困難であり、業務の透明性を飛躍的に向上させます。これにより、不正行為を抑止できるだけでなく、J-SOX(内部統制報告制度)などで求められる監査にも迅速かつ正確に対応できるようになります。

3-4.【コスト削減】ペーパーレス化による直接的・間接的コストの削減

ワークフロー自動化は、ペーパーレス化を推進し、これまで見過ごされがちだった様々なコストを削減します。削減できるコストは、目に見えやすい「直接コスト」と、見えにくい「間接コスト」の二つに大別されます。

直接コストとしては、紙代、インク・トナー代、プリンター機器の減価償却、書類郵送費、キャビネットや倉庫保管コストなどがあげられます。一方で、間接コストとしては、書類の作成、印刷、押印、回覧・移動、ファイリング、エラー訂正、検索・保管管理といった作業にかかる人件費や生産性低下費用が含まれます。 実際、印刷・ドキュメント処理分野では、隠れコスト(=見えにくい時間ロス・サポート対応等)が総コストの大部分を占め得るという指摘も多く、「Fujifilm Business Innovation」の印刷コスト分析(4 Printing Costs SMB Often Do Not Consider)では、直接+間接コストが売上の 1~6 %に相当するとされるケースもあります。

次の表は、自動化によって削減されるコストの内訳をまとめたものです。

項目 削減されるコストの種類 具体例
印刷・消耗品費 直接コスト コピー用紙、インク・トナー、ファイル、バインダー
郵送・通信費 直接コスト 請求書や契約書の郵送にかかる切手代、バイク便費用
保管コスト 直接コスト キャビネット購入費、書類保管倉庫の賃料、廃棄費用
人件費 間接コスト データ入力、書類のファイリング、書類検索にかかる時間

これらのコストを総合的に削減できる点は、ワークフロー自動化の大きな経済的メリットです。

3-5.【従業員満足度向上】煩雑な業務ストレスから解放される

煩雑で創造性の低い作業は、従業員のモチベーションを低下させる一因となります。「なぜこの単純作業に時間を費やさなければならないのか」「承認が下りず、次の仕事に進めない」といった日々の小さなストレスは、エンゲージメントの低下や離職に繋がる可能性があります。

パーソル総合研究所」の調査においても、働くことの満足度には「仕事の裁量」や「達成感」が大きく影響することが示唆されています。ワークフロー自動化によって無駄な作業から解放され、従業員が自身のスキルや知識を活かせる業務に集中できるようになることは、働きがいや達成感に繋がり、結果として従業員満足度(ES)の向上に貢献します。優秀な人材を確保し、長く活躍してもらうためにも、働きやすい環境の整備は不可欠です。

workflow-systems-comparison

ワークフローシステムの比較表を表示する

4. 失敗しないための導入ロードマップ【4ステップで実践】

ワークフロー自動化のメリットを理解しても、「何から手をつければ良いのか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。壮大な計画を立てて失敗するリスクを避けるためには、着実なステップを踏むことが重要です。ここでは、誰でも実践できる4つのステップから成る導入ロードマップを紹介します。成功の鍵は「スモールスタート」です。

【STEP1:可視化】まずは現状の業務を紙に書き出してみる

自動化の第一歩は、現在行っている業務を正確に把握することから始まります。普段、当たり前のように行っている業務も、実際に書き出してみることで多くの無駄やボトルネックが潜んでいることに気づくことができます。

まずは、自動化したいと考えている業務の担当者を集め、以下の点を明らかにしていきましょう。

  • 開始と終了
    その業務は何をきっかけに始まり、何をもって完了となるか
  • タスク
    完了までにどのような作業手順(タスク)が存在するか
  • 担当者
    各タスクは誰が担当しているか
  • 情報とツール
    各タスクでどのような情報やツール(Excel、メールなど)を使っているか
  • 時間
    各タスクにどれくらいの時間がかかっているか

このプロセスを通じて作成された業務フロー図は、どこに問題があり、どこを自動化すれば最も効果的かを見極めるための、不可欠な「地図」となります。

【STEP2:対象選定】「繰り返し・定型・複数人」の業務から狙う

すべての業務を一度に自動化しようとするのは現実的ではありません。最初の対象として選ぶべきは、自動化のメリットを実感しやすく、かつ導入のハードルが低い業務です。具体的には、以下の3つの特徴を持つ業務から選定することをお勧めします。

  1. 繰り返し発生する(高頻度)
    毎日、毎週のように発生する業務は、自動化による時間削減効果が大きくなります。
  2. 手順が決まっている(定型的)
    「もしAならばB、CならばD」のように、判断基準が明確で、人の複雑な判断を必要としない業務は自動化に適しています。
  3. 複数の人が関わる(連携)
    担当者間の情報の受け渡しや承認作業が多い業務は、自動化によって待ち時間がなくなり、プロセス全体がスムーズになります。

次の表は、自動化の候補となりうる業務を評価する際の一例です。

評価項目 経費精算申請 契約書レビュー 新規事業企画
繰り返しの頻度 高(毎月) 中(不定期) 低(単発)
ルールの明確さ 高(規定通り) 中(法務判断あり) 低(創造性が必要)
複数人連携 高(申請者→上長→経理) 高(営業→法務→役員) 中(部門横断)
自動化の難易度
期待される効果 非常に高い 中程度 低い

この表が示すように、「経費精算申請」はルールが明確で頻度も高く、自動化の最初のターゲットとして非常に適していることが分かります。

【STEP3:ツール選定】自社の目的に合ったパートナーを選ぶ

自動化する業務が決まったら、次はその実現をサポートしてくれるツールを選定します。市場には多種多様なワークフロー自動化ツールが存在しますが、自社の状況を無視して多機能なものや安価なものに飛びつくのは禁物です。

ツールを選定する際には、少なくとも以下の5つの視点から比較検討することが重要です。

  • 操作性
    IT専門家でなくても、現場の担当者が直感的に操作できるか?
  • 連携性
    現在社内で利用している会計ソフトやチャットツールなど、他のシステムと容易に連携できるか?
  • コスト
    初期費用や月額料金は予算に見合っているか。将来の拡張性も見据えた料金体系か?
  • サポート体制
    導入時や運用開始後に、日本語での手厚いサポートを受けられるか?
  • セキュリティ
    金銭や個人情報などを扱う上で、信頼できるセキュリティ基準を満たしているか?

これらの選定軸に基づき、複数のツールから資料を取り寄せたり、無料トライアルを活用したりして、自社に最もフィットする「パートナー」を見つけましょう。

【STEP4:試験導入】特定部署で小さく始めて効果を実感する

ツールを選定したら、いよいよ導入です。しかし、ここでいきなり全社展開を目指すのはリスクが伴います。まずは特定の部署やチームに限定して試験的に導入する「パイロット導入」から始めるのが成功への定石です。

このアプローチは、経営コンサルティングの世界でも「PoC(Proof of Concept:概念実証)」として知られる手法で、本格導入の前に有効性を検証するものです。

パイロット導入のメリットは以下の通りです。

  • リスクの最小化
    万が一問題が発生しても、影響範囲を限定できる
  • 効果の測定
    自動化による時間削減率やエラー削減数など、具体的な効果を定量的に測定できる
  • 課題の洗い出し
    実際に使ってみることで初めて分かる課題や改善点を、本格展開の前に洗い出せる
  • 成功体験の創出
    小さな成功体験が、他部署へ展開する際の強力な説得材料となる

まずは意欲的な部署の協力を得て一つの業務を自動化し、その成功体験を基に、効果とノウハウを徐々に全社へと広げていく。この着実なステップが、ワークフロー自動化を組織に根付かせる最も確実な道筋です。

「ワークフローシステム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 申請ステータス表示
    • インポート・エクスポート
    • マルチデバイス対応
    • 入力内容自動チェック
    • 外国語対応
    • 履歴管理
    • 一括申請・承認
    • ワンクリック承認
    • 合議機能
    • 入力制御機能
    • 印影表示機能
    • 過去申請引用
    • 代理申請・承認
    • 外部連携
    • 承認放置アラート
    • フォロー機能
    • 申請フロー設定
    • プレビュー機能
    • チャット機能
    • 集計機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
高機能ワークフロー
スタンダードプラン 月額500円/1ユーザー
備考
年額5,880円/1ユーザー
プレミアムプラン 月額800円/1ユーザー
備考
年額9,400円/1ユーザー
1ヵ月
コラボフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
簡単UI・高機能WF
初期費用 要相談
備考
共有サーバープラン、占有サーバープラン、占有サーバープラン[クラスタ2台構成]は初期費用0円です。エンタープライズは要件に応じて異なります。
共有サーバープラン 20,000円~/月額
備考
初期設定が簡単で、20~50名程度の企業に最適なコストパフォーマンスの高いプランです。手軽に利用を開始したい企業向けのソリューションです。最小ユーザー数は20ユーザーです。
占有サーバープラン 80,000円~/月額
備考
専用環境でセキュリティとパフォーマンスを強化しています。大規模データ処理やカスタマイズが必要な企業向けです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
占有サーバープラン[クラスタ2台構成] 110,000円~/月額
備考
冗長化により高可用性を実現し、業務継続性を重視する企業に最適なプランです。最小ユーザー数は20ユーザーです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
エンタープライズ 510,000円~/月額
備考
社外ユーザーを安価に追加できるため、取引先やパートナー企業との連携に適したプランです。コストを抑えつつ、柔軟なユーザー管理が可能になります。最小ユーザー数は500ユーザーです。
1年
consentFlowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
つながるワークフロー
初期費用 50,000円(税抜)
月額利用料 600円/1人(50ユーザまで)
備考
300円/1人(50ユーザ以降)
制限なし
MAJOR FLOW ワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シンプルなのに多機能
初期費用 0円
スタンダード 要お問い合わせ
備考
中規模以上の企業など柔軟な承認フローや組織管理が必要な企業向けのプランです。
エンタープライズ 要お問い合わせ
備考
より高度なセキュリティ機能が必要な大企業向けのプランです。
1年
kickflowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
カオナビ(ワークフロー/OKR)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑な稟議も連携も!
[クラウド版]初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
[クラウド版]Standard 300,000円/月額
[クラウド版]Prepaid 3,420,000円/年額
[パッケージ版]Standard 初期費用 2,400,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は200アカウントです。
[パッケージ版]Standard サポートサービス価格 360,000円/年額
[パッケージ版]Enterprise 初期費用 3,600,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は無制限です。
[パッケージ版]Enterprise サポートサービス価格 540,000円/年額
制限なし
AgileWorksの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
継続率99.86%!
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタンダード 20,000円/月額
備考
ほかサービス利用料が500円×ユーザー数/月 で発生します。
基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
プリペイド 228,000円/年額
備考
年額前払い制です。ほかサービス利用料が475円×ユーザー数×12/年 で発生します。基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
制限なし
X-point Cloudの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電子印鑑で承認を効率化
Shachihata Cloud ワークフロー Lite 月額1,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Standard 月額3,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Advance 月額4,000円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud グループウェア 月額1,500円
備考
(税抜、10ユーザー毎)
グループウェアをワークフロー基本プランと同時に購入した場合は、月額1,000円(税抜、10ユーザー毎)で購入可能。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑なワークフロー業務に柔軟に対応
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
SaaS×AIで効率化
フリー ¥0
備考
月額ライセンス料 ¥0/名+タスク実行料金 ¥0/タスク
自分の業務を自動化したい方のために
スタンダード ¥1,200~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,200~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
より多くのことを自動化したいパワフルなチームのために
プロ ¥1,600~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,600~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
業務フロー全体を変革する企業のために
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
中小企業向けDXツール
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
グループプラン 3,200円/月額
備考
基本プラン(5人まで)です。
アカウント数変更オプション 800円/1アカウント
備考
6人以上のアカウントが必要な場合に基本プランに追加できます。
※5アカウントごとの追加
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コスト運用できる
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
利用料金 1ユーザーあたり500円/月
制限なし
ジョブマネワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×ワークフロー
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12か月~
ジンジャーワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月額220円から
初期費用 30,000円
備考
単独利用の場合に発生します。
基本料金 2,000円/月額
備考
ユーザー数10ユーザーまで、ディスク容量1GBまでです。
超過料金 2,000円/10ユーザー毎
超過料金 1,000円/ディスク容量500MB毎
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入1,700社以上
初期費用 要相談
Standard 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)が利用できるプランです。
Enterprise 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)、勤怠管理ワークフロー(就業管理/シフト管理/タイムレコーダー連携)が利用できるプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Googleサイト上で運用可能
初期費用 要相談
無償版 0円
備考
広告表示あり・その10ユーザーまで・機能制限あり・サポートなしとなります。
有償版 100円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短1週間で導入可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 3,000円~/月額
備考
添付ファイル基本10GB込み、10ID単位の料金です。
多言語翻訳利用料 30,000円~/月額
備考
別途初期費用90,000円が発生します。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マニュアル不要の稟議
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 300円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
導入サポートプラン 100,000円/16時間
備考
契約した時間内で、フォーム作成、ワークフロー作成、各種マスターデータ作成などの初期設定をサポートするプランです。
※1フォーム、1ワークフロー作成は8時間程度が目安です。
運用サポートプラン 100,000円/月額
備考
定期的なマスタメンテナンス業務やフォーム改版などを代行するプランです。
ストレージ追加プラン 月額1,000円/10GB
備考
1ドメイン(契約)に対してストレージ上限の追加ができるプランです。
※標準ストレージ 10GB/1ドメインです。最大ストレージは200GB/1ドメイン(標準10GB+追加190GBまで)です。
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
大企業の業務を自由に
初期費用 要相談
利用期間 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
勤怠から工数管理まで
初期費用 要相談
チムスピ勤怠 400円/1人
備考
月額20,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ工数 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ経費 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピMix 600円/1人
備考
チムスピシリーズから2製品が選べるプランです。
月額30,000円/50ライセンス~
チムスピMix+ 800円/1人
備考
チムスピシリーズから3製品が選べるプランです。
月額40,000円/50ライセンス~です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
2000人以上もOK
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1ID 400円/月額
備考
基本料金とセットです。
基本料金 2,500円/月額
備考
基本料金はID単位ではなく、1契約単位になります。フリーフォーム作成、承認ルート作成、申請機能、申請書作成、承認機能、検索・閲覧機能、滞留防止機能、CSV出力、コメント機能、モバイル利用、クレーム報告、文書管理が可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
会社と稟議が共に成長
初期費用 0円
クラウドサービス基本料金 5,000円/月額/10ID
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
全ての稟議を一元管理
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Excelをそのまま電子化
初期費用クラウド版 0円
初期費用オンプレミス版 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短10分で設定完了
初期費用 要相談
月額プラン(後払い) 300円/月額
備考
1人あたりの料金です。
年額プラン(前払い) 3,000円/年額
備考
1人あたりの料金です。月額利用料の2ヶ月分を割り引いた金額です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspaceと連携
初期費用 0円
rakumo ワークフロー 月額500円/1ID
備考
ご利用には 「Google Workspace(有料版)」 が必要です。
オプション:Active Directory 連携ツール 600,000円
オプション:ユーザー詳細 CSV アップローダー 120,000円
オプション:API オプション 初期導入費:180,000円 APIごとの利用料:15,000円 / 年
オプション:超過利用時の追加購入 50GB分 (年間15,000円)/150回分 (15,000円)
備考
・ローカルファイル添付:添付ファイルが10GBの利用を超過した場合
50GB分 (年間15,000円)
・ZIP ダウンロード:申請書の一括ダウンロードが150回の利用を超過した場合
150回分 (15,000円)
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
累計ユーザー数20,000名突破
AppRemoクラウド ユーザー数50 Standard 741,000円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数50 500,000円
備考
年間保守サポート価格は75,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数400 Standard 2,097,600円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数400 2,280,000円
備考
年間保守サポート価格は342,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数1,000 Standard 4,423,200円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数1,000 5,000,000円
備考
年間保守サポート価格は750,000円です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
DX統合パッケージ
お問い合わせ お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シリーズ連携が強み
有料プラン 300円/月額
備考
ユーザー1名の価格です。
500名以上 別途ご相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google・Microsoftと連携
初期費用 0円
Basic プラン 月額費用(1ユーザーあたり)400円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・製品サポート、導入利活用支援の費用は含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Business プラン 月額費用(1ユーザーあたり)500円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・製品サポート、導入利活用支援の費用が含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Premium プラン 月額費用(1ユーザーあたり)1,200円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・テストテナントの環境をご提供します。
・製品サポート、導入利活用支援に加え、定期的な運用コンサルの費用が含まれています。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事と繋がる経費精算
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 29,000円~/月額
備考
月額費用は利用者数によって変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
グループウェアと連携
クラウドプラン お問い合わせ
パッケージプラン お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をそのまま画面に
クラウド版 500円/月
備考
1ユーザーの価格です。
パッケージ版 50ユーザー60万円~
備考
1ユーザーの価格です。
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マウス操作でかんたん
基本ライセンス 要相談
クラウド 基本料金 10,000円/月額  1ユーザ料金 500円/月額
1年間
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務が360°回る
初期費用 50,000円
備考
1 契約での価格です。NI Collabo 360 またはnyoibox のみの場合は0円になります。
NI Cloud Service 328円~/月額
備考
表示価格は1名あたりの値段です。
その他さまざまな追加オプションがあります。
パッケージ製品 要相談
6か月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オールインワンでDX
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
クラウド版 600円/月額~
備考
クラウド版のプランです。契約ユーザー数は5ユーザーからです。
パッケージ版ライセンス 75,000円~
備考
パッケージ版のプランです。基本ライセンスは、5ユーザーから利用できます。
1ヶ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

5.【2025年最新比較】目的別おすすめワークフロー自動化ツール6選

自社に最適なワークフロー自動化ツールを見つけることは、プロジェクト成功の鍵を握ります。しかし、市場には多種多様なツールが存在し、どれを選べば良いか迷ってしまうことも少なくありません。「最高のツール」は存在せず、企業の規模、目的、技術力によって「最適なツール」は異なります。

このセクションでは、具体的なツール名と企業名を挙げ、それぞれの特徴や得意領域を目的別に分類して解説します。ぜひ、自社の状況と照らし合わせながら、最適なパートナー選びの参考にしてください。

まずは、今回ご紹介する6つのツール全体像を以下の表で比較してみましょう。

ツール名 主な特徴 ターゲットユーザー 価格帯の目安 無料プラン
Zapier 圧倒的な連携アプリ数(6,000以上) 非IT部門、個人事業主、スタートアップ 小〜中規模向け あり
Yoom 国産ならではのUIと手厚い日本語サポート 日本国内のSaaSを多用する中小企業 小〜中規模向け あり
Power Automate Microsoft 365製品とのシームレスな連携 Microsoft製品を業務の中心に据える企業 Microsoft 365ライセンスに内包 あり
Workato エンタープライズ向けの高度な統合・ガバナンス機能 中堅〜大企業、IT部門 大規模向け(要問い合わせ) なし
Bizagi 業務プロセスのモデリングから自動化までを一気通貫で実現 全社的な業務改革を目指す大企業 大規模向け(要問い合わせ) あり
n8n オープンソースで自己ホスト可能、高いカスタマイズ性 技術者、開発者、スタートアップ 無料(自己ホストの場合)〜 あり

それでは、各カテゴリーのツールを詳しく見ていきましょう。

5-1.【非IT部門向け】誰でも簡単!ノーコードツール

プログラミングの知識がなくても、マウス操作で直感的に業務フローを構築できるのがノーコードツールの魅力です。まずは現場主導で手軽に自動化を始めたい企業に最適です。

Zapier

Zapier」は、世界で最も広く利用されているワークフロー自動化ツールの一つです。最大の強みは、6,000種類を超える圧倒的な数のWebアプリケーションと連携できる点にあります。「トリガー(きっかけ)」と「アクション(実行)」を設定するだけのシンプルな操作で、「Gmailで特定のメールを受信したら、その内容をSlackに通知し、添付ファイルをGoogleドライブに保存する」といった連携を簡単に実現できます。まずは無料で試してみたい、海外のSaaSを多く利用している、といった場合に第一候補となるでしょう。

Yoom

Yoom」は、日本国内で開発された国産ツールです。最大の魅力は、日本のビジネス環境に最適化された使いやすいユーザーインターフェースと、手厚い日本語サポートにあります。freeeやSmartHR、Sansanといった国内主要SaaSとの連携に強く、操作に迷った際も日本語で迅速にサポートを受けられる安心感があります。ITツールに不慣れな従業員が多い、国内サービスを中心に業務を組み立てている、といった企業におすすめです。

5-2.【Microsoftユーザー向け】Office製品との連携なら

多くの企業が業務の基盤として利用しているMicrosoft 365。もし貴社がそのユーザーであれば、このツールが最も有力な選択肢となります。

Microsoft Power Automate

Microsoft Power Automate」は、Microsoftが提供する自動化ツールです。Excel、Outlook、Teams、SharePointといった日常的に使うOffice製品とのシームレスな連携は他の追随を許しません。例えば、「Teamsで特定のキーワードが投稿されたら、承認フローを開始し、承認されたらSharePointリストに記録する」といったワークフローを簡単に構築できます。多くのMicrosoft 365法人向けプランに含まれているため、追加コストを抑えて自動化を始められる点も大きなメリットです。

5-3.【エンタープライズ向け】大規模・複雑な業務にも対応

全社規模での導入や、基幹システムとの連携など、より高度で複雑な自動化を目指す企業には、エンタープライズ向けのプラットフォームが必要です。

Workato

Workato」は、米国の調査会社であるGartner社の「2024年版Magic Quadrant for Integration Platform as a Service」においてリーダーと評価されるなど、iPaaS(Integration Platform as a Service)分野を牽引する存在です。SalesforceやSAPといった基幹システムとの連携や、厳格なセキュリティ・ガバナンス要件に対応できるのが特徴です。IT部門が主導し、全社の業務プロセスを統括的に自動化・最適化したい大企業に適しています。

Bizagi

Bizagi」は、BPM(Business Process Management)の思想に基づいたプラットフォームです。単にアプリを連携させるだけでなく、業務プロセスそのものを可視化・分析・改善し、その上で自動化を実行するという、より戦略的なアプローチを取ります。業務の標準化や根本的な改革から着手したい、というトップダウンでのDX推進を目指す企業にとって強力なツールとなります。

5-4.【技術者・開発者向け】柔軟なカスタマイズなら

既存のツールでは要件を満たせない、あるいは自社サーバーで運用してデータを外部に出したくない、といったニーズを持つ企業にはオープンソースの選択肢があります。

n8n

n8n」は、オープンソースで提供されているワークフロー自動化ツールです。最大のメリットは自社のサーバーに自由に設置(自己ホスト)できる点にあり、これによりクラウドサービスの利用料を抑えつつ、セキュリティポリシーに準拠した運用が可能になります。ノードベースの画面で視覚的にフローを構築できますが、JavaScriptで独自の処理を追加するなど、技術者による高度なカスタマイズも可能です。社内に開発リソースがあり、コストを抑えながら柔軟な自動化環境を構築したい場合に最適な選択肢と言えるでしょう。ただし、サーバーの構築やメンテナンスは自社で行う必要があります。

6. 事例で見る!ワークフロー自動化がもたらした劇的変化

理論やメリットを理解した上で、次に知りたいのは「実際に導入すると、業務はどのように変わるのか」ということではないでしょうか。このセクションでは、具体的な部門の業務シーンを想定し、ワークフロー自動化がもたらした劇的な変化をBefore/After形式の事例でご紹介します。自社に導入した際の成功イメージを具体的に描くためにお役立てください。

6-1.【経理部門の事例】請求書処理の時間が1/10に!

多くの企業の経理部門では、毎月大量に届く請求書の処理が大きな負担となっています。特に月初の数日間は、この作業に忙殺されるというケースも少なくありません。

【導入前:Before】 ある中堅商社では、毎月約500通の請求書を紙とPDFで受け取り、以下の手作業で処理していました。

  1. 受け取った請求書の内容(取引先名、金額、日付)を表計算ソフトに一件ずつ手入力する
  2. 入力内容と請求書原本を突き合わせ、ダブルチェックを行う
  3. 印刷した上で担当部署の責任者に回覧し、承認印をもらう
  4. 承認後、会計システムに再度データを手入力する
  5. 原本をファイリングし、キャビネットに保管する この一連の作業には、1件あたり平均15分、月間で約125時間もの時間がかかり、入力ミスや承認の遅れが頻発していました。

【導入後:After】 同社は、AI-OCR(光学的文字認識)機能付きのワークフローシステムを導入。これにより、プロセスは劇的に改善されました。

  1. 請求書は専用のスキャナかメールでシステムに直接取り込む
  2. AI-OCRが請求書の情報を自動で読み取り、データ化する
  3. システムが取引先や金額に応じて、あらかじめ設定された承認ルートへ自動で回付する
  4. 責任者はPCやスマートフォンから内容を確認し、1クリックで承認する
  5. 承認されたデータは、夜間バッチで会計システムに自動連携される

この結果、手入力や紙の回覧がなくなり、1件あたりの処理時間は平均1.5分へと大幅に短縮。月初の残業時間はほぼゼロになり、経理担当者は月次決算の分析といった、より付加価値の高い業務に集中できるようになりました。

次の表は、この事例における導入前後の変化をまとめたものです。

項目 導入前(手作業) 導入後(自動化)
処理時間/件 約15分 約1.5分
データ入力 担当者による2度の手入力 AI-OCRによる自動読み取り
承認プロセス 紙の回覧(数日かかることも) システムによる即時通知・承認
ミス発生率 月に数件の入力・転記ミス ほぼ0%に改善

6-2.【人事部門の事例】入社手続きの抜け漏れがゼロに

新入社員の受け入れは、人事部門にとって喜ばしくも多忙を極める業務です。PCの手配、アカウントの発行、各種書類の準備など、複数の部署にまたがるタスクが多く、抜け漏れが発生しやすいという課題がありました。

【導入前:Before】 あるIT企業の人事部では、新入社員一人に対して平均20項目以上のタスクをExcelのチェックリストで管理。情報システム部へのPC手配依頼や、総務部への入館証発行依頼は、すべてメールで行っていました。しかし、担当者間の連携がうまくいかず、「入社日までにPCが準備されていない」「アカウントが発行されていない」といったトラブルが後を絶ちませんでした。

【導入後:After】 同社では、ワークフロー自動化ツールを導入し、「入社手続きワークフロー」を構築しました。

  1. 人事担当者が新入社員の情報をシステムに一度登録する
  2. その情報をトリガーに、関係部署(情報システム、総務、配属先上長)へ必要なタスクが自動で割り振られる
  3. 各タスクの進捗状況はダッシュボードで一覧でき、遅延があれば自動でリマインダーが送信される
  4. すべてのタスクが完了すると、人事担当者に完了通知が届く

この仕組みにより、部門間の連携がスムーズになり、手続きの抜け漏れはゼロになりました。新入社員は入社初日からスムーズに業務を開始でき、受け入れ体験が向上。人事担当者は、煩雑な事務作業から解放され、新入社員のフォローや研修といった本来の業務に専念できるようになりました。この事例は、「株式会社SmartHR」などの人事労務システムが提供するワークフロー機能の活用事例としても多く報告されています。

6-3.【営業部門の事例】見積書作成〜承認のリードタイムが半分に

スピードが重視される営業活動において、見積書の提出の遅れは致命的な機会損失に繋がりかねません。特に、複雑な承認プロセスがリードタイムを長期化させる要因となっていました。

【導入前:Before】 機械部品メーカーの営業部では、顧客に見積書を提出する際、割引率に応じて上長の承認が必要でした。営業担当者は表計算ソフトで見積書を作成後、印刷して上長の席まで持って行き、承認印をもらうというフローでした。上長が不在の場合は承認が翌日以降に持ち越され、見積書の提出までに平均2営業日を要していました。

【導入後:After】 SFA(営業支援システム)と連携したワークフローシステムを導入。

  1. 営業担当者はSFA上の顧客情報から、ボタン一つで見積書を自動作成する
  2. 作成された見積書の割引率や金額をシステムが自動で判定する
  3. 承認が必要な場合は、上長のスマートフォンに即座に承認依頼が通知される
  4. 上長は出先からでも内容を確認し、承認操作を行える
  5. 承認が完了した見積書は、自動でPDF化され、顧客へのメール送付準備が整う

この改革により、承認プロセスが完全にデジタル化され、見積書提出までのリードタイムは平均1営業日へと半減しました。迅速な対応が可能になったことで顧客満足度が向上し、競合他社に対する優位性を確立することに成功しました。

7.【まとめ】まずは身近な定型業務を書き出そう

ワークフロー自動化は、もはや大企業だけのものではありません。本記事で紹介したように、今の時代、あらゆる企業がスモールスタートでそのメリットを享受できます。完璧な計画を立てる前に、まずはあなたのチームが「面倒だ」「時間がかかる」と感じている定型業務を一つ、紙に書き出してみてください。その小さな一歩が、会社全体の生産性を飛躍させる大きな変革の始まりになるはずです。

workflow-systems-comparison

ワークフローシステムの比較表を表示する

「ワークフローシステム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 申請ステータス表示
    • インポート・エクスポート
    • マルチデバイス対応
    • 入力内容自動チェック
    • 外国語対応
    • 履歴管理
    • 一括申請・承認
    • ワンクリック承認
    • 合議機能
    • 入力制御機能
    • 印影表示機能
    • 過去申請引用
    • 代理申請・承認
    • 外部連携
    • 承認放置アラート
    • フォロー機能
    • 申請フロー設定
    • プレビュー機能
    • チャット機能
    • 集計機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
高機能ワークフロー
スタンダードプラン 月額500円/1ユーザー
備考
年額5,880円/1ユーザー
プレミアムプラン 月額800円/1ユーザー
備考
年額9,400円/1ユーザー
1ヵ月
コラボフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
簡単UI・高機能WF
初期費用 要相談
備考
共有サーバープラン、占有サーバープラン、占有サーバープラン[クラスタ2台構成]は初期費用0円です。エンタープライズは要件に応じて異なります。
共有サーバープラン 20,000円~/月額
備考
初期設定が簡単で、20~50名程度の企業に最適なコストパフォーマンスの高いプランです。手軽に利用を開始したい企業向けのソリューションです。最小ユーザー数は20ユーザーです。
占有サーバープラン 80,000円~/月額
備考
専用環境でセキュリティとパフォーマンスを強化しています。大規模データ処理やカスタマイズが必要な企業向けです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
占有サーバープラン[クラスタ2台構成] 110,000円~/月額
備考
冗長化により高可用性を実現し、業務継続性を重視する企業に最適なプランです。最小ユーザー数は20ユーザーです。最小ユーザー数は50ユーザーです。
エンタープライズ 510,000円~/月額
備考
社外ユーザーを安価に追加できるため、取引先やパートナー企業との連携に適したプランです。コストを抑えつつ、柔軟なユーザー管理が可能になります。最小ユーザー数は500ユーザーです。
1年
consentFlowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
つながるワークフロー
初期費用 50,000円(税抜)
月額利用料 600円/1人(50ユーザまで)
備考
300円/1人(50ユーザ以降)
制限なし
MAJOR FLOW ワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シンプルなのに多機能
初期費用 0円
スタンダード 要お問い合わせ
備考
中規模以上の企業など柔軟な承認フローや組織管理が必要な企業向けのプランです。
エンタープライズ 要お問い合わせ
備考
より高度なセキュリティ機能が必要な大企業向けのプランです。
1年
kickflowの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
カオナビ(ワークフロー/OKR)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑な稟議も連携も!
[クラウド版]初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
[クラウド版]Standard 300,000円/月額
[クラウド版]Prepaid 3,420,000円/年額
[パッケージ版]Standard 初期費用 2,400,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は200アカウントです。
[パッケージ版]Standard サポートサービス価格 360,000円/年額
[パッケージ版]Enterprise 初期費用 3,600,000円
備考
追加可能な同時ユーザーライセンス数は無制限です。
[パッケージ版]Enterprise サポートサービス価格 540,000円/年額
制限なし
AgileWorksの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
継続率99.86%!
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタンダード 20,000円/月額
備考
ほかサービス利用料が500円×ユーザー数/月 で発生します。
基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
プリペイド 228,000円/年額
備考
年額前払い制です。ほかサービス利用料が475円×ユーザー数×12/年 で発生します。基本容量は1TBで、最大容量は10TBです。
制限なし
X-point Cloudの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電子印鑑で承認を効率化
Shachihata Cloud ワークフロー Lite 月額1,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Standard 月額3,200円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud ワークフロー Advance 月額4,000円
備考
税抜、10ユーザー毎
Shachihata Cloud グループウェア 月額1,500円
備考
(税抜、10ユーザー毎)
グループウェアをワークフロー基本プランと同時に購入した場合は、月額1,000円(税抜、10ユーザー毎)で購入可能。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
複雑なワークフロー業務に柔軟に対応
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
SaaS×AIで効率化
フリー ¥0
備考
月額ライセンス料 ¥0/名+タスク実行料金 ¥0/タスク
自分の業務を自動化したい方のために
スタンダード ¥1,200~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,200~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
より多くのことを自動化したいパワフルなチームのために
プロ ¥1,600~/名+¥0.64~5/タスク
備考
月額ライセンス料 ¥1,600~/名+タスク実行料金 ¥0.64~5/タスク
業務フロー全体を変革する企業のために
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
中小企業向けDXツール
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
グループプラン 3,200円/月額
備考
基本プラン(5人まで)です。
アカウント数変更オプション 800円/1アカウント
備考
6人以上のアカウントが必要な場合に基本プランに追加できます。
※5アカウントごとの追加
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コスト運用できる
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
利用料金 1ユーザーあたり500円/月
制限なし
ジョブマネワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×ワークフロー
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12か月~
ジンジャーワークフローの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月額220円から
初期費用 30,000円
備考
単独利用の場合に発生します。
基本料金 2,000円/月額
備考
ユーザー数10ユーザーまで、ディスク容量1GBまでです。
超過料金 2,000円/10ユーザー毎
超過料金 1,000円/ディスク容量500MB毎
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入1,700社以上
初期費用 要相談
Standard 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)が利用できるプランです。
Enterprise 要相談
備考
旅費・経費精算ワークフロー(交通費・旅費精算申請/交通費・旅費仮払申請/立替経費精算/経費仮払申請/会議・交際費仮払申請/支払依頼/海外出張/部門決裁)と、フリースタイルワークフロー(Web申請書/Excel申請書/ナビゲート機能/フリースタイルデザイナー)、勤怠管理ワークフロー(就業管理/シフト管理/タイムレコーダー連携)が利用できるプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Googleサイト上で運用可能
初期費用 要相談
無償版 0円
備考
広告表示あり・その10ユーザーまで・機能制限あり・サポートなしとなります。
有償版 100円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短1週間で導入可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 3,000円~/月額
備考
添付ファイル基本10GB込み、10ID単位の料金です。
多言語翻訳利用料 30,000円~/月額
備考
別途初期費用90,000円が発生します。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マニュアル不要の稟議
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 300円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
導入サポートプラン 100,000円/16時間
備考
契約した時間内で、フォーム作成、ワークフロー作成、各種マスターデータ作成などの初期設定をサポートするプランです。
※1フォーム、1ワークフロー作成は8時間程度が目安です。
運用サポートプラン 100,000円/月額
備考
定期的なマスタメンテナンス業務やフォーム改版などを代行するプランです。
ストレージ追加プラン 月額1,000円/10GB
備考
1ドメイン(契約)に対してストレージ上限の追加ができるプランです。
※標準ストレージ 10GB/1ドメインです。最大ストレージは200GB/1ドメイン(標準10GB+追加190GBまで)です。
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
大企業の業務を自由に
初期費用 要相談
利用期間 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
勤怠から工数管理まで
初期費用 要相談
チムスピ勤怠 400円/1人
備考
月額20,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ工数 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピ経費 300円/1人
備考
月額15,000円/50ライセンス~のプランです。
チムスピMix 600円/1人
備考
チムスピシリーズから2製品が選べるプランです。
月額30,000円/50ライセンス~
チムスピMix+ 800円/1人
備考
チムスピシリーズから3製品が選べるプランです。
月額40,000円/50ライセンス~です。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
2000人以上もOK
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1ID 400円/月額
備考
基本料金とセットです。
基本料金 2,500円/月額
備考
基本料金はID単位ではなく、1契約単位になります。フリーフォーム作成、承認ルート作成、申請機能、申請書作成、承認機能、検索・閲覧機能、滞留防止機能、CSV出力、コメント機能、モバイル利用、クレーム報告、文書管理が可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
会社と稟議が共に成長
初期費用 0円
クラウドサービス基本料金 5,000円/月額/10ID
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
全ての稟議を一元管理
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Excelをそのまま電子化
初期費用クラウド版 0円
初期費用オンプレミス版 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最短10分で設定完了
初期費用 要相談
月額プラン(後払い) 300円/月額
備考
1人あたりの料金です。
年額プラン(前払い) 3,000円/年額
備考
1人あたりの料金です。月額利用料の2ヶ月分を割り引いた金額です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspaceと連携
初期費用 0円
rakumo ワークフロー 月額500円/1ID
備考
ご利用には 「Google Workspace(有料版)」 が必要です。
オプション:Active Directory 連携ツール 600,000円
オプション:ユーザー詳細 CSV アップローダー 120,000円
オプション:API オプション 初期導入費:180,000円 APIごとの利用料:15,000円 / 年
オプション:超過利用時の追加購入 50GB分 (年間15,000円)/150回分 (15,000円)
備考
・ローカルファイル添付:添付ファイルが10GBの利用を超過した場合
50GB分 (年間15,000円)
・ZIP ダウンロード:申請書の一括ダウンロードが150回の利用を超過した場合
150回分 (15,000円)
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
累計ユーザー数20,000名突破
AppRemoクラウド ユーザー数50 Standard 741,000円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数50 500,000円
備考
年間保守サポート価格は75,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数400 Standard 2,097,600円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数400 2,280,000円
備考
年間保守サポート価格は342,000円です。
AppRemoクラウド ユーザー数1,000 Standard 4,423,200円/年間
AppRemoパッケージ版 ユーザー数1,000 5,000,000円
備考
年間保守サポート価格は750,000円です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
DX統合パッケージ
お問い合わせ お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
シリーズ連携が強み
有料プラン 300円/月額
備考
ユーザー1名の価格です。
500名以上 別途ご相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google・Microsoftと連携
初期費用 0円
Basic プラン 月額費用(1ユーザーあたり)400円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・製品サポート、導入利活用支援の費用は含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Business プラン 月額費用(1ユーザーあたり)500円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・製品サポート、導入利活用支援の費用が含まれています。
・従業員25名未満の企業・団体さまはご相談ください。
Premium プラン 月額費用(1ユーザーあたり)1,200円
備考
・Microsoft 365 または、Google Workspaceと連携します。
・ワークフローの基本機能とチャットツールへの通知や基幹システム等とのデータ連携が可能です。
・テストテナントの環境をご提供します。
・製品サポート、導入利活用支援に加え、定期的な運用コンサルの費用が含まれています。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事と繋がる経費精算
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 29,000円~/月額
備考
月額費用は利用者数によって変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
グループウェアと連携
クラウドプラン お問い合わせ
パッケージプラン お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をそのまま画面に
クラウド版 500円/月
備考
1ユーザーの価格です。
パッケージ版 50ユーザー60万円~
備考
1ユーザーの価格です。
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
マウス操作でかんたん
基本ライセンス 要相談
クラウド 基本料金 10,000円/月額  1ユーザ料金 500円/月額
1年間
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務が360°回る
初期費用 50,000円
備考
1 契約での価格です。NI Collabo 360 またはnyoibox のみの場合は0円になります。
NI Cloud Service 328円~/月額
備考
表示価格は1名あたりの値段です。
その他さまざまな追加オプションがあります。
パッケージ製品 要相談
6か月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オールインワンでDX
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
クラウド版 600円/月額~
備考
クラウド版のプランです。契約ユーザー数は5ユーザーからです。
パッケージ版ライセンス 75,000円~
備考
パッケージ版のプランです。基本ライセンスは、5ユーザーから利用できます。
1ヶ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

ワークフロー自動化とRPAの最も大きな違いは何ですか?

自動化する対象の範囲が最も大きな違いです。RPAがPC上の特定で反復的な「作業」を人間の代わりに実行するデジタルな作業員であるのに対し、ワークフロー自動化は複数の人やシステムが関わる業務全体の「流れ」を管理・最適化するデジタルな監督・指揮者の役割を担います。

IT部門でなくても、本当にワークフロー自動化ツールを導入できますか?

はい、可能です。記事で紹介した「Zapier」や「Yoom」のような「ノーコード」ツールは、プログラミング知識がなくても、マウス操作で直感的に業務の自動化ルールを構築できるように設計されています。まずは現場の小さな課題から始めることで、IT部門以外でも十分に活用できます。

最初に自動化するのに適したワークフロー、業務は何ですか?

「経費精算」「勤怠管理・休暇申請」「稟議書の承認」**などが代表的です。これらは「繰り返し頻度が高い」「ルールが明確」「複数の人が関わる」という特徴を持っており、自動化による時間削減やミス防止の効果を実感しやすいため、最初のプロジェクトとして最適です。

ワークフロー自動化ツール導入にはどのくらいの費用がかかりますか?

費用はツールの種類や規模によって大きく異なります。 クラウド型(SaaS): 月額数千円〜数万円から始められるものが多く、中小企業に人気です。 エンタープライズ向け: 全社規模での導入となり、数百万円以上の初期費用や年間ライセンス費用がかかる場合があります。 オープンソース: 「n8n」のようにソフトウェア自体は無料ですが、運用するためのサーバー費用や技術者の人件費が必要です。

ワークフロー自動化ツール導入で失敗する主な原因は何ですか?

主な原因は3つあります。 現状の業務プロセスを整理しないまま導入する(非効率なプロセスをそのまま自動化してしまう) 従業員の理解や協力が得られない(現場が使ってくれない) 自社の目的や規模に合わないツールを選んでしまう(機能が不足、または過剰で使いこなせない)

ワークフロー自動化ツール導入までにかかる期間はどのくらいですか?

対象とする業務の規模によります。単純な通知の自動化であれば数分で設定できます。経費精算など一部門のプロセスであれば、準備からテスト、本格運用まで数週間〜2ヶ月程度が目安です。全社的な基幹システムと連携するような大規模プロジェクトの場合は、半年〜1年以上かかることもあります。

すべての業務のワークフローを一度に自動化すべきですか?

いいえ、それは推奨されません。失敗リスクを最小限に抑えるためにも、まずは特定の一部門で、効果の出やすい単一の業務から始める「スモールスタート」が成功の定石です。そこで成功体験とノウハウを蓄積し、徐々に対象範囲を広げていくのが最も確実な方法です。

弊社独自の古い社内システムとも連携できますか?

ツールと社内システムによります。API(システム同士を連携させる仕組み)が社内システムにあれば、「Workato」のような連携に強いツールで接続可能です。APIがない古いシステムの場合は、ワークフロー自動化ツールからRPAを呼び出し、RPAにそのシステムへのデータ入力を代行させるといった組み合わせで実現できる場合があります。

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