製品を導入することになった背景

独立行政法人地域医療機能推進機構様は、これまでセキュリティ研修を実施していましたが、全職員に情報セキュリティに対する理解を深めるのは難しかったです。そこで、GSXのeラーニングサービスを採用することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)は、全国に多くの病院や介護老人保健施設を持っており、診療データなどの機微情報を取り扱っています。医療従事者間での情報共有が増える中、情報漏えいのリスクも高まっていました。特に、情報漏えいの原因の大部分は内部要因であり、システムのセキュリティ強化と職員の情報取扱いモラル向上が必要でした。

導入前の課題に対する解決策

JCHOでは、医療・介護に関わる職員全員が情報セキュリティに対する理解を持つことが必要と考え、eラーニングを活用した情報セキュリティ教育を強化しました。具体的には、医療・介護従事者向け情報モラルハンドブックを採用し、情報取扱いルールや情報セキュリティ対策規定の改定ポイントを追加して研修を行いました。

製品の導入により改善した業務

eラーニングの導入により、職員は自分のペースで学習することができ、受講状況も記録されるため、学習の効果を具体的に把握することができました。また、クラウド型eラーニングサービスの採用により、病院内の端末だけでなく、個人のスマホやタブレットからも受講が可能となり、受講の機会が増えました。これにより、情報セキュリティの意識が全職員に浸透し、情報取扱いのモラルが向上しました。