製品を導入することになった背景

イタリアンの名門「ポンテベッキオ」で総料理長を務めた後、2013年9月に大阪・北新地で「トムクリオーザ」を独立オープンしました。この店は“浅井劇場”として、国内外から多くの人々が訪れる名店として知られています。イタリアン好きが注目する旬の食材を活かした「おまかせコース」を提供しており、店舗の特徴としては、イタリア製の巨大な生ハムスライサーが設置されていることや、ライブ感溢れるシェフズテーブルがあることが挙げられます。

導入前に企業が抱えていた課題

「トムクリオーザ」は、営業中にも関わらず、予約の電話が連日4~5件以上もあり、多い日には10件を超えることもありました。特に「おまかせコース」を提供しているため、単純な予約だけでなく、お客様の食材の好みやアレルギー情報などの詳細な情報を取る必要があり、1つの電話に3分以上かかることも珍しくありませんでした。このため、店舗のスタッフが電話対応をしている間、店内のお客様を待たせてしまうという問題が発生していました。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題を解決するために、TableCheckを導入しました。TableCheckの導入により、営業中の電話予約を13時~17時のみに限定し、それ以外の時間帯はネット予約や電話自動応答システム「みせばん」での対応としました。この変更により、スタッフは店内のお客様に集中することができるようになりました。また、TableCheckは多言語対応しているため、海外からの予約も増え、リピーターのお客様も増加しました。

製品の導入により改善した業務

TableCheckの導入により、予約対応の時間が大幅に削減されました。特に、営業終了後の予約管理作業が効率化され、以前は10分から15分かかっていた作業が不要となりました。また、顧客情報の管理もデジタル化され、お客様の好みやアレルギー情報などを瞬時に確認することができるようになりました。この結果、店舗のサービス品質が向上し、お客様からの評価も高まりました。