製品を導入することになった背景

日本を代表する総合商社である三菱商事株式会社は、2019年度からの3ヵ年の新しい指針として「中期経営戦略2021~事業経営モデルによる成長の実現~」を策定しました。その中で、約20年振りとなる人事制度改革や組織改編などの変革を進める中、固定電話と内線を原則廃止し、スマートフォンを全社員に配布するという大胆な決断を下しました。

導入前に企業が抱えていた課題

三菱商事株式会社は、固定電話のみを利用していた内勤社員も含め、新しいコミュニケーションツールの導入を検討していました。従来使用していた自社開発の電話帳は、スマートフォンからのアクセスが想定されていなかったため、新たな電話帳サービスの導入が必要となりました。

導入前の課題に対する解決策

新しいワークスタイルの要として、PHONE APPLIが提供するクラウド型コミュニケーションポータル「PHONE APPLI PEOPLE」(旧:連絡とれるくん)を採用しました。このサービスは、PCとスマートフォンからアクセス可能で、従来の固定電話で実現できていた機能を継続して提供することができました。

製品の導入により改善した業務

「PHONE APPLI PEOPLE」の導入により、三菱商事株式会社は固定電話からスマートフォンへの移行をスムーズに進めることができました。また、内線の撤廃も行い、新たな働き方を提案することで企業変革の象徴として活用しています。この変革は、経営のITへの関心度が高まる中、DXへの流れを取り入れ、全社的な物議を醸すことで、会社の変革を実現する一歩となりました。