製品を導入することになった背景

青藍会グループ(医療法人社団 青藍会・社会福祉法人 青藍会・有限会社あんのメディカル)は、1922年(大正11年)設立以来、循環器を中心とした全人的医療のもとに、様々な分野で地域の人々の健やかで幸せな生活を支えるヘルスケアグループとして活動してきました。しかし、コロナ禍を迎え、デジタル化の必要性が高まりました。特に、職員間の情報共有ツールとして、場所に縛られずに情報共有ができる仕組みが求められるようになりました。その結果、2020年末に常勤職員に約600台のiPhoneを貸与し、電子メールアドレスも配布することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

青藍会グループは、医師や様々な専門家が一体となり、多職種協働で患者や利用者をサポートする体制を築いています。しかし、それぞれの専門家が異なるアプローチを持っているため、十分なサービス提供が難しい状況でした。また、コロナ禍により、対面でのコミュニケーションが難しくなり、新たな情報共有ツールの導入が必要となりました。さらに、職員間の通話の際には、専用の電話番号を使用する必要があり、その情報の共有も課題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

青藍会グループは、共通の電話帳ツールとしてPHONE APPLI PEOPLE(旧:連絡とれるくん)を選定しました。このツールは、氏名だけでなく、施設名や部署名での検索が可能であり、業務効率化に寄与すると考えられました。また、Azure Active Directoryとの連携が可能で、ユーザ登録などの手作業が不要となり、管理工数の軽減が期待されました。さらに、PHONE APPLI PEOPLEは、名刺の読み取り機能など、青藍会グループが求める機能を全て備えていたため、導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

PHONE APPLI PEOPLEの導入により、青藍会グループの職員は、施設名や部署名での検索が可能となり、業務効率が向上しました。また、専用の電話番号がPHONE APPLI PEOPLEに登録されているため、職員間の連絡がとりやすくなりました。さらに、Azure ADとの連携により、人事異動や組織変更の際も、PHONE APPLI PEOPLEには常に最新情報が表示されるようになり、管理者の工数が大幅に軽減されました。これにより、青藍会グループは、さらなるサービス品質の向上を目指すことができるようになりました。