製品を導入することになった背景

株式会社デザインフィルは、70周年を迎える国内の文具メーカーとして、紙製品を中心にデザイン性の高いステーショナリーを提供してきました。しかし、70周年を迎える昨年、外部環境の大きな変化や競合の出現などの中で、企業としての変革の必要性を感じました。特に2020年の外部環境の変化をきっかけに、これまでの成功体験に囚われず、新しい枠組みでの高い目標設定とその達成に向けた取り組みが求められました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社デザインフィルは、戦後から70年間、紙製品を中心に市場を築いてきました。大型雑貨店の登場などで業績は伸びていましたが、近年、競合の出現により市場での厳しい状況を感じていました。特に、外部環境の変化や競合に追いつかれるような状況の中で、企業としての新しい取り組みや変革が必要とされていました。

導入前の課題に対する解決策

この課題に対して、株式会社デザインフィルは組織の働き方を大きく変えるためのOKRの導入を検討しました。経営会議での議論を経て、OKRの導入が決定され、全員で「Measure What Matters」という書籍を読むこととなりました。しかし、自社でのOKRの作成は難しく、多くの疑問や不安が生まれました。そこで、ResilyのOKRコーチに相談し、アドバイスを受けながらOKRの導入を進めることとなりました。Resilyチームの組織論や人事政策に対する深い理解や課題意識が、OKR導入の大きなサポートとなりました。

製品の導入により改善した業務

OKRの導入により、株式会社デザインフィルでは部の垣根を超えたプロジェクトや新しい事業のアイディアが生まれるようになりました。特に、社内での情報共有が進むことで、新しいチャレンジや刺激が生まれ、企業としてのエネルギーが昇華されるようになりました。また、OKRを通じて、会社としての不足しているリソースや社員の負荷、人材採用の基準などの重要な議題についても、深く向き合うことができるようになりました。