製品を導入することになった背景

社会保険労務士法人アドバンス様は、30年以上の歴史を持つ事務所で、職員の在籍年数が長く、昔ながらの風土が根強く残っていました。一方で、変化に対応できない部分も存在し、そのマインドセットを変革する必要が感じられました。2015年に伴芳夫氏が代表に就任し、新たな風を取り入れるべく、職員に求める『5箇条』を掲げました。これにより、職員は変化の必要性を感じ、組織の変革への意識が高まりました。

導入前に企業が抱えていた課題

社会保険労務士法人アドバンス様は、昔ながらのやり方や文鎮型の組織構造が染み付いており、積極的に新しいことにチャレンジする風土がありませんでした。また、福利厚生が充実している一方で、年功序列的なキャリアパスが形成されており、職員のキャリアアップに対する評価が低かった。さらに、所長が全員をマネジメントする体制で、職員各自が掲げる目標や評価制度が存在しなかった。

導入前の課題に対する解決策

社会保険労務士法人アドバンス様は、組織の変革を目指し、部長公募制を導入しました。これにより、部門を変革したいという職員が部長として活躍する機会が生まれました。また、組織全体を横断的につなぐための4つの委員会を設置し、経営参加型の組織への変革を進めました。2020年からは、MotifyHRを活用してOKRを導入し、職員一人ひとりの目標を明確にし、その達成状況を月1回の1on1面談で確認する体制を整えました。

製品の導入により改善した業務

MotifyHRの導入により、社会保険労務士法人アドバンス様は、月1回の「エンゲージメントサーベイ」を実施し、職員の働きがいやキャリアアップに対する評価の現状を把握することができました。このサーベイの結果を基に、教育カリキュラムやキャリアパスの再構築を進め、職員の満足度やエンゲージメントを向上させる取り組みを実現しました。さらに、OKRの導入により、職員の目標が明確になり、部長との1on1面談が効率的に行われるようになりました。