製品を導入することになった背景

自動車産業は「CASE革命」と呼ばれる大変革期を迎えており、クルマの意味や自動車メーカーの定義、提供するサービスなどが大きく変わっています。トヨタ自動車株式会社は、この変革の中で「モビリティカンパニー」へのモデルチェンジを宣言し、新たな価値を生み出すための取り組みを進めてきました。

導入前に企業が抱えていた課題

トヨタ自動車株式会社は、点在する教育リソースを有効活用できていないという問題意識を持っていました。また、教育の環境づくりにおいて、全社レベルで教育リソースを集約したり一元管理できるシステムが存在しなかったため、全てを把握することが困難でした。

導入前の課題に対する解決策

トヨタ自動車株式会社は、新しい会社の方向性に合った教育の環境づくりが必要と考え、LMSの導入を決定しました。目指す環境は、さまざまな教育コンテンツが集約され、社員が自ら能動的に学べる場としてのLMSでした。

製品の導入により改善した業務

LMS「CAREERSHIP®」の導入により、学習者が教材の位置関係や一連のコースの流れを理解しやすくなりました。また、研修の案内や管理、アンケートなどの業務がLMS上で効率的に行えるようになり、利便性が向上しました。導入初年度では、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが推奨される中、LMSの利用機会が増加し、アクセス数やログイン率も高まりました。