製品を導入することになった背景

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、自らを「永久ベンチャー」と称し、ゲーム、Eコマース、エンターテインメント領域など、多岐にわたる事業展開を行ってきました。インターネット上のサービスだけでなく、オートモーティブ、ヘルスケア、スポーツなどの領域にも事業を拡大しています。このような背景の中、DeNAはMOTEXが提供する統合型エンドポイントマネジメント「LanScope Cat」の導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、ガラケー時代からモバイルを活用した業務を行ってきました。モバイルの業務活用が増加する中、IT資産管理や内部不正対策、外部脅威対策などの課題を抱えていました。特に、Windows OSの脆弱性管理に関する課題が顕著でした。これまでのIT資産管理は、内製の資産管理アプリを使用しており、データの手動入力が必要で、リアルタイムの情報更新ができない状況でした。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題に対処するため、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、2017年11月頃からエンドポイントマネジメント製品の導入を検討し始めました。選定の際のポイントとして「直感的な管理」「内製の資産管理ツールとの連携性」「セキュリティの課題」「海外対応」「新たな要件への対応(将来性)」などが挙げられました。これらのポイントを基に、LanScope Catが選ばれました。LanScope Catは、直感的に操作できるUIやAPI連携の柔軟性、セキュリティ対策の機能などが評価されました。

製品の導入により改善した業務

LanScope Catの導入により、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、Windows OSの脆弱性管理の課題を解決しました。管理者からのプッシュ対応で自動的に更新する機能により、更新にかかる手間やコストを削減し、脆弱性を防ぐことができるようになりました。また、LanScope Catは海外OSにも対応しており、中国や韓国のPCも日本から集中管理することが可能となりました。導入後は、一部の部門からのスモールスタートを経て、全社展開を段階的に進めています。