製品を導入することになった背景

株式会社グロービスは、経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会に創造と変革を行うというビジョンを掲げて活動しています。特に、人材育成事業では、日本最大の経営大学院として多くの拠点を持ち、法人向けの研修事業も提供しています。しかし、事業拡大に伴い、社員数が増加し、IT資産の一元管理に課題が生じました。これまでのExcelベースの管理では、追いつかない状態になり、新しい管理方法の導入が必要となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社グロービスは、事業の拡大に伴い、社員数が増加していました。特に、最近の2、3年では、200名から300名のペースで増加している状況でした。約600名の社員のうち、内部システムにアクセスする必要がある端末の管理は、これまでExcelベースで行われていました。しかし、管理対象が増えるにつれて、手作業でのアップデートが困難となり、端末の情報管理が課題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するため、株式会社グロービスは、IT資産管理だけでなく、エンドポイントの脆弱性管理やソフトウェアの状況を一元管理するツールの導入を検討しました。LanScope Catを含む複数のIT資産管理ツールを候補として選定し、その中でLanScope Catの採用が正式に決まりました。選定の際には、機能面やコスト面の優位性、営業のレスポンスの早さや的確さを重視しました。

製品の導入により改善した業務

LanScope Catの導入により、株式会社グロービスは、エンドポイントのログの活用を強化しました。特に、エンドポイントのログは、事件や事故が発生した際の説明義務に活用することが重要とされています。また、新しいテクノロジーを積極的に活用する観点から、AIによるマルウェア検知を行う「CylancePROTECT」や「プロテクトキャット」の利用も開始しました。これにより、セキュリティの健全性を高めるとともに、情シス業務の効率化や高付加価値化を目指しています。