製品を導入することになった背景

富士電機株式会社は、エネルギー・環境技術の革新を追求し、持続可能な社会への貢献を目指しています。業務改善の一環として、経営企画本部IT戦略室を中心に、人的作業の自動化に取り組んできました。社会の変化やRPAの普及に伴い、業務改善の動きが加速し、全社展開と成果の積み上げが進められています。

導入前に企業が抱えていた課題

ユーザ部門の担当者が、費用対効果が合わずに自動化が進まない問題を抱えていました。また、業務のスピード化や効率化、人件費のコスト削減などの課題が存在していました。富士電機株式会社は、業務効率化を経営戦略として取り組んできましたが、更なる業務効率化のための手段を模索していました。

導入前の課題に対する解決策

富士電機株式会社は、業務効率化のためにRPA(Robotic Process Automation)に早くから注目していました。特に、単純な入力の手作業などの自動化は、業務改善の効果が期待できると考えられました。また、IT戦略室では、RPAの評価やベンチマークを早い段階から開始していました。

製品の導入により改善した業務

[軽技Web]というツールを活用し、ユーザ業務の自動化を推進しました。2017年を転機に、RPA導入の機運が高まり、実業務による実証実験を行った結果、RPAで創出した時間を新たな価値を生む仕事に活用することができました。また、[軽技Web]とRPAの連携により、ユーザ部門のExcel業務が大きく効率化され、業務の自動化が次々と実現されました。