製品を導入することになった背景

学校法人早稲田学園わせがく高等学校(以下、わせがく)は、2020年から文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の実現を目指していました。この構想のもと、ICT端末を活用した学習環境の整備が求められ、生徒たちが様々な端末で単位修得の課題や期末考査を実施する必要が出てきました。この背景から、Cloud Campusの導入が決定されました。

導入前に企業が抱えていた課題

わせがくでは、生徒たちがさまざまな端末で学習を進める中、期末考査などのテストを自宅でも行えるようにする必要がありました。特に、テストを自宅で実施する際の本人確認が課題となっていました。また、生徒数が多いため、個別課金のシステムではコストが高くなる懸念もありました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するため、Cloud Campusの顔認証システムが注目されました。オンラインでのテスト実施時に確実な本人確認が必要とされるガイドラインに従い、顔認証システムを利用することで、不正行為を防止する体制を整えることができました。また、Cloud Campusはユーザー登録数無制限で月額利用料が定額であるため、生徒数が増えても費用の心配が不要でした。

製品の導入により改善した業務

Cloud Campusの導入により、期末考査の実施が自宅でも可能となり、テストの受験率が25%アップしました。顔認証システムの導入により、教員の負担が大幅に軽減され、生徒たちも自宅でのテスト受験が容易となりました。また、Cloud Campusを使用することで、教員の業務負担も軽減され、紙の使用がなくなったことで経費削減の効果も得られました。