製品を導入することになった背景

コロナ禍の影響を受け、三井住友建設株式会社は集合教育の実施が難しくなりました。そのため、Zoomを使用してリモート教育を行っていたものの、大半が講義形式であり、リアルタイムで行う必要は特になかった。この状況を受けて、事前に講義を動画にして、それぞれのタイミングで視聴できる「自立型の学習コンテンツ」の作成の必要性を感じました。特に、日本国内に3,000人の社員がおり、海外14か国にも同数の外国籍の社員がいるため、海外スタッフへの教育の効率化が課題となっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

三井住友建設株式会社は、国内外でのリモート教育の必要性が高まっていました。特に、海外スタッフへの教育には多くの時間と手間がかかっていた。集合研修で学んだ内容を各支社に持ち帰り、周知する方法を取っていたため、一人ひとりの社員に教育内容を周知するまでに時間と手間がかかっていました。また、海外現地法人は別会社であり、言語の違いや人の入れ替わりが激しいという特長もありました。

導入前の課題に対する解決策

三井住友建設株式会社は、eラーニングシステム「Cloud Campus」の導入を検討しました。Cloud Campusを選んだ決め手は、ユーザ数に応じた課金体系ではなく、コストを抑えられる点や、サーバー構築が不要であるため、導入後すぐに利用開始できる点でした。また、デモを見た際に、使いやすいUIが印象的であり、従業員もスムーズに使えると感じたため、この製品を選択しました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、三井住友建設株式会社は、国内外の社員一人ひとりに経営層の方針やメッセージを直接伝えることができるようになりました。これにより、会社の一体感や方向性の統一が強化されました。また、国内の人事システムとCloud Campusを連携させることで、入社したばかりの社員もすぐに講座を受講できる体制が整いました。さらに、視聴必須のコンテンツに関しては、受講率100%を達成するなど、教育の効率化と質の向上が実現されました。