製品を導入することになった背景

東洋建設株式会社は、日本国内やフィリピン、ミャンマー、ケニアなどの多岐にわたるフィールドで、海上土木、陸上土木、建築工事などを手掛けてきました。建設業界は、国土交通省の「建設業働き方改革加速化プログラム」や業界団体の「週休二日実現行動計画」など、働き方改革への取組みが進められています。東洋建設もこれらの動きに対応し、独自の行動計画『週休二日にむけた「働き方改革」への取組み』を策定し、働き方改革を進める中で、労務管理の見える化が課題となっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

東洋建設は、働き方改革を進める中で、労務管理の見える化が重要であると認識していました。特に、上司や部下がそれぞれの立場で労働時間を意識して業務に取り組むための仕組みの構築が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

「LaKeel BI」の導入を決定しました。このBIツールは、データ連携機能を活用して、既存の人事システムや勤怠システムとのデータ連携が可能であり、リアルタイムで現場への勤務データ公開を実現することができます。特に、多様なサンプルの提供や、既存の人事システムからのデータ取込みが可能である点、詳細なデータを確認できるダッシュボード機能がある点などが、導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

「LaKeel BI」の導入により、東洋建設は事業所単位での勤務状況を見える化することができるようになりました。具体的には、2018年9月に東洋建設オリジナルダッシュボードでの勤務データ公開を実現し、さらに同年11月には勤務時間が多い職員とその上司へのアラートメール送付機能を追加しました。これにより、現場も一丸となって長時間労働の是正に取り組むことができ、数値目標の達成に向けた取組みが加速しました。