製品を導入することになった背景

千葉県の北東部に位置する旭市は、干潟八万石と言われる田園地帯と九十九里浜の間に広がる、農業産出額県内一位を誇る自治体です。1964年に建設された旧市庁舎は、老朽化や耐震不足の問題を抱えていました。このような背景から、新しい市庁舎の建設が決定され、その際にクマヒラのセキュリティシステムが導入されることとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

旭市役所の旧庁舎は50年以上の歴史を持ち、市民の方々の暮らしを支えてきました。しかし、老朽化や耐震不足の問題があり、市役所の安全性や業務効率化が求められていました。また、新庁舎は市民の新たな憩いの場や交流の場としても活用されることが予定されており、そのための適切なセキュリティ対策が必要でした。

導入前の課題に対する解決策

旭市役所は、庁舎の新築建て替えに伴い、クマヒラのセキュリティシステムを導入することを決定しました。クマヒラのセキュリティシステムは、長期間の運用を見据えたシステム設計を持ち、提案から販売、施工、保守メンテナンスまで一貫して請け負うことができる点が評価されました。特に、セキュリティシステムGG-2は、庁舎の職員用出入口やパブリックエリアと執務エリアの境界をゾーニングし、入退室を厳格に管理する機能を持っています。

製品の導入により改善した業務

クマヒラのセキュリティシステムの導入により、旭市役所は入退室管理を一元的に行うことができるようになりました。監視カメラの記録も一元的に管理が可能となり、業務の効率化が実現されました。出退勤時の勤怠管理も、カードリーダーに職員証をかざすことで行えるようになりました。また、監視カメラシステムと入退室管理システムの連携により、異常発生時の状況把握が迅速に行えるようになりました。