製品を導入することになった背景

株式会社CARTA COMMUNICATIONS(CCI)は、媒体社と広告代理店の間に立ち、メディアレップ事業を主としていました。しかし、市場環境の変化に伴い、さまざまなソリューションやサービスの開発を積極的に行うようになりました。特にコロナ禍でのオフライン営業の困難さを背景に、BtoB企業向けのオンラインナーチャリングサービスの開発を進めることとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

CCIは、新しいサービス形態を導入するにあたり、アプローチする企業のターゲットが大きく変わりました。広告代理店や媒体社への認知度は高かったものの、広告主への認知度は低く、CCIの事業内容やサービスを理解してもらう必要がありました。また、新サービスの開始時期がコロナ禍と重なり、新規顧客の獲得が非常に難しい状況となっていました。

導入前の課題に対する解決策

新規顧客の獲得のための解決策として、媒体社との共催セミナーを実施し、その後のナーチャリング活動を通じてお客様とのコミュニケーションを強化することを決定しました。また、システムの選定においては、セミナー後の管理やナーチャリングを効果的に行うためのシステムとして、必要な機能のみを契約できる「Synergy!」を選択しました。

製品の導入により改善した業務

「Synergy!」の導入により、セミナー後のアプローチが効果的に行えるようになりました。具体的には、セミナーの参加有無やアンケートの結果をもとに、お客様の状況に合わせたシナリオを用意し、最適なコンテンツや手段でアプローチを行うことができるようになりました。この結果、アポイントを4件獲得することができ、シナリオメールの開封率は51.9%、クリック率は17.7%という高い反応率を記録しました。