製品を導入することになった背景

株式会社サンエスラインは、EC・卸・実店舗といったオムニチャネルでの事業運営を行っており、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの複数のECモールに出店しています。新型コロナウイルスの影響でStayHome需要が高まり、ボルダリングのクライミングピースやダンベルなどのトレーニンググッズ、在宅勤務用のオフィスチェアの売れ行きが好調となっています。このような背景の中、取り扱っているSKU数が3,000点程と多く、新商品が続々と発売される中で、在庫管理や入出荷業務が大きな負担となっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社サンエスラインは、Excelでの在庫管理を行っていましたが、データ量が多くなるとExcelがフリーズする問題が頻発していました。また、入荷数や出荷数のズレが頻繁に発生し、その原因を特定するのが困難でした。特に、Excel上では在庫があると表示されているにも関わらず、実際には在庫が足りず、お客様に欠品のお詫びをしなければならないという事態も発生していました。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題を解決するために、株式会社サンエスラインは在庫管理システム「ロジクラ」の導入を決意しました。ロジクラはSaaS型のWMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)であり、メンバー間での在庫情報の共有や、iPhoneアプリを使用した入出荷業務が可能であるため、特別な備品の購入が不要でした。これらの機能が導入の決定ポイントとなりました。

製品の導入により改善した業務

ロジクラの導入により、株式会社サンエスラインの入荷業務は大幅にスムーズになりました。具体的には、入荷数をミスなく登録することで実在庫数を正確に把握できるようになり、商品の欠品を防ぐことができるようになりました。また、在庫の保管場所もロジクラで管理しており、どのエリアの棚にどの商品が保管されているかを正確に把握できるようになりました。さらに、300SKU/1,000点の大規模入荷でも、業務量が大幅に削減され、効率的な作業が可能となりました。